日程 | 2018年12月28日(金曜) |
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開催 | 中山競馬場 11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G1 |
条件 | サラ系2歳 |
斤量 | 馬齢(牡55kg) |
出走数 | 13頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
ホープフルステークス2018
2歳G1ホープフルステークス2018です。2014年にG3ラジオNIKKEI杯2歳ステークスがホープフルステークス(オープン特別戦)と入れ替わるかたちで、G2ホープフルステークスとして行われるようになりました。その後、2017年にG1レースに昇格しました。有馬記念の余韻を消すような日程で…、まだ慣れません。
一昨年の優勝馬が後のダービー馬レイデオロというレースですが、昨年は優勝馬を含め上位陣がその後の3歳クラシック戦線で殆ど活躍していません。今年はどうなるでしょうか。来年に向けて注目したいですね。
配当
過去10年のホープフルステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。馬連も好配当が続いているので、荒れやすいレースといえるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 1,440円 | 10,920円 | 52,380円 |
2016 | 2,380円 | 3,600円 | 15,250円 |
2015 | 1,220円 | 840円 | 7,790円 |
2014 | 9,330円 | 76,660円 | 345,220円 |
2013 | 2,520円 | 2,990円 | 34,310円 |
2012 | 28,380円 | 42,570円 | 372,750円 |
2011 | 5,630円 | 122,380円 | 648,880円 |
2010 | 2,360円 | 5,100円 | 29,860円 |
2009 | 990円 | 3,940円 | 12,160円 |
2008 | 860円 | 1,640円 | 5,910円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2013年以前は、オープン特別時代のデータです。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 7 | タイムフライヤー | 1 | 京都2歳ステークス(G3) 2着(0.0) | 1 |
2 | 15 | ジャンダルム | 4 | デイリー杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.2) | 5 | |
3 | 13 | ステイフーリッシュ | 8 | 新馬戦(中京芝2000m) 1着(-0.4) | 3 | |
2016良 | 1 | 2 | レイデオロ | 1 | 葉牡丹賞(500万) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 11 | マイネルスフェーン | 8 | 未勝利戦(東京芝2000m) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 6 | グローブシアター | 2 | 新馬戦(京都芝1800m) 1着(-0.1) | 1 | |
2015良 | 1 | 6 | ハートレー | 3 | 新馬(東京芝2000m) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 9 | ロードクエスト | 1 | 新潟2歳ステークス(G3) 1着(-0.7) | 1 | |
3 | 8 | バティスティーニ | 2 | 黄菊賞(500万) 1着(-0.6) | 1 | |
2014良 | 1 | 10 | シャイニングレイ | 2 | 新馬(京都芝2000m) 1着(-0.6) | 2 |
2 | 6 | コメート | 8 | きんもくせい特別(500万) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 7 | ブラックバゴ | 9 | 未勝利(東京芝1800m) 1着(-0.1) | 2 | |
2013良 | 1 | 2 | エアアンセム | 8 | 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.1) | 8 |
2 | 7 | ベルキャニオン | 1 | 未勝利(東京芝2000m) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 17 | クラリティシチー | 2 | 東スポ杯2歳ステークス(G3) 3着(0.2) | 5 | |
2012良 | 1 | 1 | サトノネプチューン | 7 | 新馬(東京芝1800m) 1着(-0.0) | 3 |
2 | 11 | マイネルストラーノ | 10 | 葉牡丹賞(500万) 7着(0.5) | 6 | |
3 | 5 | カミノタサハラ | 2 | 新馬(東京芝2000m) 1着(-0.3) | 2 | |
2011良 | 1 | 11 | アドマイヤブルー | 5 | 新馬(京都芝2000m) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 10 | ミヤビアミュレット | 6 | 未勝利(東京芝1800m) 1着(-0.6) | 5 | |
3 | 15 | コスモアンドロメダ(牝) | 12 | 京王杯2歳ステークス(G2) 5着(0.6) | 10 | |
2010良 | 1 | 7 | ベルシャザール | 4 | 萩ステークス(OP) 3着(0.4) | 1 |
2 | 5 | ナカヤマナイト | 2 | ベゴニア賞(500万) 1着(-0.3) | 2 | |
3 | 1 | フェイトフルウォー | 3 | 東スポ杯2歳ステークス(G3) 3着(0.6) | 7 | |
2009良 | 1 | 11 | アリゼオ | 1 | 新馬(東京芝2000m) 1着(-0.0) | 3 |
2 | 7 | ミカエルビスティー | 3 | 未勝利(東京芝1800m) 1着(-0.4) | 3 | |
3 | 13 | セイウンジャガーズ | 8 | ベゴニア賞(500万) 3着(0.2) | 1 | |
2008良 | 1 | 2 | トーセンジョーダン | 1 | 葉牡丹賞(500万) 1着(-0.2) | 2 |
2 | 10 | アラシヲヨブオトコ | 3 | 黄菊賞(500万) 2着(0.0) | 2 | |
3 | 8 | セイクリッドバレー | 5 | 葉牡丹賞(500万) 2着(0.2) | 6 |
過去10年のホープフルステークス3着以内30頭中14頭を占めます。2008年と2010年を除く過去8回で1頭以上が馬券圏内に来ています。
過去10年のホープフルステークス3着以内30頭中28頭を占めます。G2戦となった2014年以降では、3着以内12頭中11頭が前走1着馬でした。
過去10年のホープフルステークス3着以内30頭中24頭を占めます。前走1800m~2000m以外のレースに出走していたのは、以下6頭です。重賞化した2014年以降の2頭は、ともに前走重賞レースを優勝していました。
- 2017年2着ジャンダルム(前走デイリー杯2歳ステークス1着)
- 2015年1着ロードクエスト(前走新潟2歳ステークス1着)
- 2013年1着エアアンセム(前走新馬戦1着、東京芝1600m)
- 2011年3着コスモアンドロメダ(前走京王杯2歳ステークス5着)
- 2010年2着ナカヤマナイト(前走ベゴニア賞1着)
- 2009年3着セイウンジャガーズ(前走ベゴニア賞3着)
予想
やや混戦模様という印象のホープフルステークス2018。何頭かポテンシャルの高そうな馬がいますが、3着以内なら殆ど全頭にチャンスがあると思います。
以下、簡単な考察と予想です。上位人気馬を中心に狙いましたが…、紐候補が多すぎて難しいですね。
2戦2勝かつ父ロードカナロア&母シーザリオの良血馬。前走萩ステークスは、直線ノーステッキで余裕を感じさせる伸びを見せ、そのまま楽勝しました。勝ちっぷりの良さを考えれば、重賞でも通用しそうです。
前走京都2歳ステークスの本命馬。新馬戦の勝ちっぷりが良く、終始楽な手応えで2着アドマイヤジャスタに3馬身差を付ける楽勝でした。前走2着も底を見せたわけではないので、再度期待したいですね。
実績に期待して一応押さえました。未勝利戦の勝ちっぷりが良く、2走前札幌2歳ステークスで対抗評価にしていました。地味な印象も3連勝(重賞2勝)ですから、ポテンシャルは高いのかもしれません。ただ前走東京スポーツ杯2歳ステークスが1~3番人気馬が飛ぶ波乱決着だっただけに、レースレベルには疑問が残りそうですが…。
好走例の多い前走未勝利戦(東京芝2000m)優勝馬。前走は、2着シャドウディーヴァに交わされそうなところで、もう一度伸びての優勝。並ばれてからが強い印象でした。その後シャドウディーヴァは、未勝利戦を0.6秒差で楽勝しています。近年のホープフルステークスでは、差し追い込みが決まりやすい傾向にありますし、人気しないようであれば紐に押さえても面白そうですね。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、5着、11着でした。本命◎サートゥルナーリアは、1着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 5 | サートゥルナーリア | 1 | 萩ステークス(OP) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 8 | アドマイヤジャスタ | 2 | 紫菊賞(500万) 1着(-0.2) | 1 |
3 | 1 | ニシノデイジー | 3 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) | 8 |
夜中に録画を見ました。人気を嫌ったアドマイヤジャスタが2着に入り、的中せず…。
レースは、珍しいほど硬い1~3番人気の決着。例年、追い込みが決まるレースですが、今年は前残りでした。1000m62.5秒のスローペースだったこともあり、後方組にはノーチャンスだったように見えます。2着アドマイヤジャスタも前々での競馬で、臨機応変なところは、ルメール騎手っぽいですね。
それにしてもサートゥルナーリアは、大物感たっぷりの内容でした。ホープフルステークス自体が大出世レースではないだけに評価が難しいところですが、人気実力ともに皐月賞の中心になりそうです。デムーロ騎手は、サートゥルナーリアとアドマイヤマーズのどちらを選ぶのか気になりますね。