日程 | 2019年12月28日(土曜) |
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開催 | 中山競馬場11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G1 |
条件 | 2歳 |
斤量 | 馬齢(牡55kg) |
出走数 | 13頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
ホープフルステークス2019
2歳G1ホープフルステークス2019です。2014年にG3ラジオNIKKEI杯2歳ステークスがホープフルステークス(オープン特別)と入れ替わるかたちで、G2ホープフルステークスとして行われるようになりました。その後、2017年にG1レースに昇格して現行のホープフルステークスとなっています。
出世レースという印象がないレースでしたが、近年の優勝馬には、レイデオロとサートゥルナーリアの2頭がいます。ホープフルステークスの優勝馬は、翌年以降のG1戦線でも期待が大きいといえるかもしれません。
配当
過去10年のホープフルステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが3回あります。以前は、波乱含みのレースでしたが、近年はやや順当な決着が続いています。G1に格上げされたことで、有力馬の出走が増えたことも影響しているのかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 640円 | 1,130円 | 3,650円 |
2017 | 1,440円 | 10,920円 | 52,380円 |
2016 | 2,380円 | 3,600円 | 15,250円 |
2015 | 1,220円 | 840円 | 7,790円 |
2014 | 9,330円 | 76,660円 | 345,220円 |
2013 | 2,520円 | 2,990円 | 34,310円 |
2012 | 28,380円 | 42,570円 | 372,750円 |
2011 | 5,630円 | 122,380円 | 648,880円 |
2010 | 2,360円 | 5,100円 | 29,860円 |
2009 | 990円 | 3,940円 | 12,160円 |
では過去10年のホープフルステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2013年以前は、オープン特別時代のデータです。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018良 | 1 | 5 | サートゥルナーリア | 1 | 萩ステークス(OP) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 8 | アドマイヤジャスタ | 2 | 紫菊賞(500万) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 1 | ニシノデイジー | 3 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) | 8 | |
2017良 | 1 | 7 | タイムフライヤー | 1 | 京都2歳ステークス(G3) 2着(0.0) | 1 |
2 | 15 | ジャンダルム | 4 | デイリー杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.2) | 5 | |
3 | 13 | ステイフーリッシュ | 8 | 新馬戦(中京芝2000m) 1着(-0.4) | 3 | |
2016良 | 1 | 2 | レイデオロ | 1 | 葉牡丹賞(500万) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 11 | マイネルスフェーン | 8 | 未勝利戦(東京芝2000m) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 6 | グローブシアター | 2 | 新馬戦(京都芝1800m) 1着(-0.1) | 1 | |
2015良 | 1 | 6 | ハートレー | 3 | 新馬(東京芝2000m) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 9 | ロードクエスト | 1 | 新潟2歳ステークス(G3) 1着(-0.7) | 1 | |
3 | 8 | バティスティーニ | 2 | 黄菊賞(500万) 1着(-0.6) | 1 | |
2014良 | 1 | 10 | シャイニングレイ | 2 | 新馬(京都芝2000m) 1着(-0.6) | 2 |
2 | 6 | コメート | 8 | きんもくせい特別(500万) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 7 | ブラックバゴ | 9 | 未勝利(東京芝1800m) 1着(-0.1) | 2 | |
2013良 | 1 | 2 | エアアンセム | 8 | 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.1) | 8 |
2 | 7 | ベルキャニオン | 1 | 未勝利(東京芝2000m) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 17 | クラリティシチー | 2 | 東スポ杯2歳ステークス(G3) 3着(0.2) | 5 | |
2012良 | 1 | 1 | サトノネプチューン | 7 | 新馬(東京芝1800m) 1着(-0.0) | 3 |
2 | 11 | マイネルストラーノ | 10 | 葉牡丹賞(500万) 7着(0.5) | 6 | |
3 | 5 | カミノタサハラ | 2 | 新馬(東京芝2000m) 1着(-0.3) | 2 | |
2011良 | 1 | 11 | アドマイヤブルー | 5 | 新馬(京都芝2000m) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 10 | ミヤビアミュレット | 6 | 未勝利(東京芝1800m) 1着(-0.6) | 5 | |
3 | 15 | コスモアンドロメダ(牝) | 12 | 京王杯2歳ステークス(G2) 5着(0.6) | 10 | |
2010良 | 1 | 7 | ベルシャザール | 4 | 萩ステークス(OP) 3着(0.4) | 1 |
2 | 5 | ナカヤマナイト | 2 | ベゴニア賞(500万) 1着(-0.3) | 2 | |
3 | 1 | フェイトフルウォー | 3 | 東スポ杯2歳ステークス(G3) 3着(0.6) | 7 | |
2009良 | 1 | 11 | アリゼオ | 1 | 新馬(東京芝2000m) 1着(-0.0) | 3 |
2 | 7 | ミカエルビスティー | 3 | 未勝利(東京芝1800m) 1着(-0.4) | 3 | |
3 | 13 | セイウンジャガーズ | 8 | ベゴニア賞(500万) 3着(0.2) | 1 |
過去10年のホープフルステークス3着以内30頭中14頭を占めます。2010年と2018年を除く過去8回で1頭以上が馬券圏内に来ています。
過去10年のホープフルステークス3着以内30頭中28頭を占めます。重賞化した2014年以降では、3着以内15頭中14頭が前走1着馬でした。
過去10年のホープフルステークス3着以内30頭中24頭を占めます。前走1800m~2000m以外のレースに出走していた6頭のうち、重賞化した2014年以降の2頭は、ともに前走重賞レースを優勝していました。
- 2017年2着ジャンダルム(前走デイリー杯2歳ステークス1着)
- 2015年1着ロードクエスト(前走新潟2歳ステークス1着)
予想
今年のホープフルステークス2019は、好メンバーが揃いました。前走東京スポーツ杯2歳ステークスを楽勝したコントレイルを中心に、2戦2勝の馬が4頭。休養明けとなる札幌2歳ステークス優勝馬ブラックホールなど、層が厚いメンバー構成だと思います。
以下、簡単な考察と予想です。点数を絞るため、休養明けのブラックホールとオーソリティを機械的にスルーしました。3連単は、好配当狙いでコントレイルを除いた組み合わせにしています。
2戦連続圧倒的1番人気を集めて楽勝。2戦とも力のいる馬場で快勝した脚は、この時期の中山でも良さそうです。例年、わりと好走例の多い真ん中あたりの枠(4~6枠)。底を見せてない魅力にも期待です。
兄にワールドプレミアとワールドエース。血統面の魅力はありそう…。前走萩ステークスは、上位3頭の叩き合いを制しての優勝。ただ小粒なメンバーの少頭数でしたし、評価が難しいところだと思います。ここは血統に期待しての対抗です。
前走東京スポーツ杯2歳ステークスをコースレコードで圧勝。1頭だけ格上というレースでした。ただ今回は、馬場傾向が全く異なる中山。やや評価を下げました。
過去、わりと穴をあける傾向にある新馬戦と未勝利戦組。15頭立ての前走新馬戦(東京芝2000m)は中団から抜け出しで完勝。良い脚を使っていました。今回、有力馬が前走少頭数のレースを完勝している馬ばかりですし、多頭数を中団から差し切った魅力はありそうです。紐荒れに期待して…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着、11着でした。本命◎ワーケアは、3着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 2 | コントレイル | 1 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.8) | 1 |
2 | 5 | ヴェルトライゼンデ | 3 | 萩ステークス(LR) 1着(-0.1) | 1 |
3 | 7 | ワーケア | 2 | アイビーステークス(LR) 1着(-0.5) | 1 |
晩に録画を見ました。少額なことに加え、外れの3連単を買ってるため、どうでも良い的中になってしまいました。
1番人気コントレイルが好位からの抜け出しで楽勝。スタートも良く、不利もなく、ただただ強さを見せたレースでした。前半、やや折り合いを欠く場面がありながらも、1頭だけ格上という内容。3歳クラシックも楽しみが大きいと思います。
3着には本命ワーケア。道中後方からの競馬で、もう一列前なら2着争いがあったかもしれません。ただそれでもコントレイルが強すぎたので、勝てなかったのは仕方ないところでしょうか。紐に押さえていたガロアクリークは、直線に入る前から手応え怪しく、後退…。このクラスでは、全く足りない印象を受けました。