ジャパンカップ2024過去データと予想 | 深く考えない競馬

ジャパンカップ2024過去データと予想

日程 2024年11月24日(日曜)
開催 東京競馬場12R
距離 芝2400m
格付け G1
条件 3歳以上
斤量 定量
出走数 14頭
クッション値 9.4(11月24日)

ジャパンカップ2024

長距離G1、ジャパンカップ2024です。毎年、実力馬がメンバーが集まり、レベルの高いレースが繰り広げられています。以前は外国馬が活躍するレースでしたが、現在はG1好走歴のある日本馬が上位を占める傾向のレースです。

東京競馬場の芝2400mコース

東京競馬場の芝2400mコース

配当

過去10年のジャパンカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えはありません。近年は大きな波乱が無く、3連単数千円の決着が続いています。

年度 馬連 3連複 3連単
2023 180円 600円 1,130円
2022 940円 2,360円 9,850円
2021 530円 510円 1,780円
2020 330円 300円 1,340円
2019 2,900円 2,900円 19,850円
2018 590円 960円 2,690円
2017 1,770円 1,300円 13,340円
2016 2,570円 8,050円 36,260円
2015 10,160円 6,350円 53,920円
2014 4,120円 19,750円 91,790円

では過去10年のジャパンカップスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

ジャパンカップ2024過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
2023 1 2 牡4 イクイノックス 1 天皇賞秋(G1) 1着(-0.4) 1
2 1 牝3 リバティアイランド 2 秋華賞(G1) 1着(-0.1) 1
3 17 牝4 スターズオンアース 5 ヴィクトリアマイル(G1) 3着(0.1) 1
2022 1 6 牡5 ヴェラアズール 3 京都大賞典(G2) 1着(-0.4) 2
2 15 牡4 シャフリヤール 1 天皇賞秋(G1) 5着(0.6) 2
3 3 牡5 ヴェルトライゼンデ 4 オールカマー(G2) 7着(1.0) 3
2021 1 2 牡4 コントレイル 1 天皇賞秋(G1) 2着(0.1) 1
2 7 牡4 オーソリティ 3 アルゼンチン共和国杯(G2) 1着(-0.4) 1
3 4 牡3 シャフリヤール 2 神戸新聞杯(G2) 4着(0.7) 1
2020 1 2 牝5 アーモンドアイ 1 天皇賞秋(G1) 1着(-0.1) 1
2 6 牡3 コントレイル 2 菊花賞(G1) 1着(-0.0) 1
3 5 牝3 デアリングタクト 3 秋華賞(G1) 1着(-0.2) 1
2019 1 5 牡5 スワーヴリチャード 3 天皇賞秋(G1) 7着(0.9) 5
2 1 牝3 カレンブーケドール 5 秋華賞(G1) 2着(0.3) 2
3 2 牡4 ワグネリアン 2 天皇賞秋(G1) 5着(0.6) 4
2018 1 1 牝3 アーモンドアイ 1 秋華賞(G1) 1着(-0.2) 1
2 8 牡4 キセキ 4 天皇賞(秋)(G1) 3着(0.2) 6
3 11 牡4 スワーヴリチャード 2 天皇賞(秋)(G1) 10着(1.5) 1
2017 1 1 牡5 シュヴァルグラン 5 京都大賞典(G2) 3着(0.1) 1
2 2 牡3 レイデオロ 2 神戸新聞杯(G2) 1着(-0.3) 1
3 4 牡5 キタサンブラック 1 天皇賞秋(G1) 1着(-0.0) 1
2016 1 1 牡4 キタサンブラック 1 京都大賞典(G2) 1着(-0.0) 1
2 12 牡5 サウンズオブアース 5 京都大賞典(G2) 4着(0.2) 3
3 17 牡4 シュヴァルグラン 6 アルゼンチン共和国杯(G2) 1着(-0.1) 2
2015 1 15 牝4 ショウナンパンドラ 4 天皇賞秋(G1) 4着(0.2) 5
2 6 牡5 ラストインパクト 7 天皇賞秋(G1) 12着(0.8) 9
3 1 牡5 ラブリーデイ 1 天皇賞秋(G1) 1着(-0.1) 1
2014 1 4 牡4 エピファネイア 4 天皇賞秋(G1) 6着(0.2) 4
2 1 牡5 ジャスタウェイ 3 凱旋門賞(G1) 8着
3 15 牡5 スピルバーグ 6 天皇賞秋(G1) 1着(-0.1) 5
前走天皇賞秋

過去10年のジャパンカップ3着内30頭中14頭を占めます。そのうち天皇賞秋4着以下だった馬は計7頭いますが、ラストインパクト(2015年)を除く6頭に、前年度のG1レース連対経験がありました。

前走天皇賞秋4着以下からジャパンカップ3着以内に好走した馬
年度 着順 馬番 性齢 馬名 前年に連対したG1レース
2022 2 15 牡4 シャフリヤール 日本ダービー優勝
2019 1 5 牡5 スワーヴリチャード 大阪杯優勝
3 2 牡4 ワグネリアン 日本ダービー優勝
2018 3 11 牡4 スワーヴリチャード 日本ダービー2着
2015 1 15 牝4 ショウナンパンドラ 秋華賞優勝
2014 1 4 牡4 エピファネイア 菊花賞優勝、皐月賞2着、日本ダービー2着
前走G1レース

過去10年のジャパンカップ3着内30頭中21頭を占めます。前走G1レース以外の馬は計9頭いますが、オーソリティ(2021年)とヴェラアズール(2022年)を除く7頭に、G1レース3着以内の経験がありました。

前走G1レース以外からジャパンカップ3着以内に好走した馬
年度 着順 馬番 性齢 馬名 G1レース好走歴
2022 3 3 牡5 ヴェルトライゼンデ 2020日本ダービー3着、2019ホープフルステークス2着
2021 3 4 牡3 シャフリヤール 2021日本ダービー優勝
2017 1 1 牡5 シュヴァルグラン 2017天皇賞春2着、2016ジャパンカップ3着、2016天皇賞春3着
2 2 牡3 レイデオロ 2017日本ダービー優勝
2016 1 1 牡4 キタサンブラック 2016宝塚記念3着、2016天皇賞春優勝2015有馬記念3着、2015菊花賞優勝、2015皐月賞3着
2 12 牡5 サウンズオブアース 2015有馬記念2着、2014菊花賞2着
3 17 牡4 シュヴァルグラン 2016天皇賞春3着
3~5歳馬

過去10年のジャパンカップ3着内30頭中30頭を占めます。6歳以上は、不振傾向にありそうです。3着以内の3歳馬は計7頭いますが、7頭すべてに同コースで行われる日本ダービーやオークスの好走歴がありました。

ジャパンカップ3着以内に好走した3歳馬
年度 着順 馬番 性齢 馬名 実績
2023 2 1 牝3 リバティアイランド オークス優勝
2021 3 4 牡3 シャフリヤール 日本ダービー優勝
2020 2 6 牡3 コントレイル 日本ダービー優勝
3 5 牝3 デアリングタクト オークス優勝
2019 2 1 牝3 カレンブーケドール オークス2着
2018 1 1 牝3 アーモンドアイ オークス優勝
2017 2 2 牡3 レイデオロ 日本ダービー優勝
前走大敗(二桁着順  or 勝ち馬から1秒以上差)

過去10年のジャパンカップ3着内30頭中4頭を占めます。4頭中3頭が前走G1レース出走馬でした。そのほかスワーヴリチャードを除く3頭が内枠(1~3枠)でした。

前走大敗からジャパンカップ3着以内に好走した馬
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走
2022 3 3 牡5 ヴェルトライゼンデ 4 オールカマー(G2) 7着
2018 3 11 牡4 スワーヴリチャード 2 天皇賞秋(G1) 10着
2015 2 6 牡5 ラストインパクト 7 天皇賞秋(G1) 12着
2014 2 1 牡5 ジャスタウェイ 3 凱旋門賞(G1) 8着

予想

ジャパンカップ2024は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、天皇賞秋優勝馬ドウデュースやオークス優勝馬チェルヴィニアが候補になるでしょうか。ただ海外馬や前走馬券圏外からの巻き返しを狙う馬も揃っているので、馬券的には難しいレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。近年は1~5番人気までの決着が続いているレースです。順当なら上位人気馬が狙い目になりそうですが、今年はどうなるでしょうか。

◎3ドウデュース

過去好走例が多い前走天皇賞秋好走馬。前走は、前残り傾向の馬場に加え、ゆったりとした流れでしたが、不利な要素など関係のない強さでした。前走の勝ちっぷりなら、ここもチャンスがありそうです。あとは極端な前残りにならなければ…。

◯9チェルヴィニア

過去好走例が多いオークス好走馬。一気に強い相手になりますが、オークス優勝実績と斤量(3歳牝54kg)に期待して、対抗評価にしました。

▲4ジャスティンパレス

過去好走例が多い前走天皇賞秋好走馬。前が粘る中、後方から内を突いて良い脚を使っていたと思います。前走見せた強さとCデムーロ騎手に期待して押さえました。

△6ダノンベルーガ

人気4頭を買うのもつまらないので、8オーギュストロダンと迷って大穴のダノンベルーガを選びました。2400m戦が長いのは否めませんが、内枠の好走が多いレースですし、適当に押さえました。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、5着、9着でした。本命◎ドウデュースは、1着でした。

ジャパンカップ2024結果
着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
1 3 牡5 ドウデュース 1 天皇賞秋(G1) 1着(-0.2) 2
2 7 牡3 シンエンペラー 8 凱旋門賞(G1) 12着 3
2 10 牡4 ドゥレッツァ 7 インターナショナルステークス(G1) 5着 5

本命ドウデュースの完勝。想定以上のドスローで流れる中、早めに動いて差し切る強い勝ちっぷりでした。着差こそ僅かですが、2着以下とは力の差を感じるレースでした。

2着(同着)には、向正面でハナに立ったドゥレッツァと逃げ~好位で進めたシンエンペラーでした。流石に、この流れなら前で粘ることが出来た感じでしょうか。
一方、4〜5着の対抗チェルヴィニアや押さえジャスティンパレスには、全く展開が向かなかったという印象を受けました。
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