ジャパンカップ2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

ジャパンカップ2023過去データと予想

日程 2023年11月26日(日曜)
開催 東京競馬場12R
距離 芝2400m
格付け G1
条件 3歳以上
斤量 定量3歳55kg,4歳以上57kg,牝馬-2kg
出走数 18頭
クッション値 9.7(11月25日)

ジャパンカップ2023

長距離G1、ジャパンカップ2023です。毎年ハイレベルなメンバーが集まり、ハイレベルなレースが繰り広げられます。以前は外国馬が活躍するレースでしたが、近年は外国馬の出走自体が少なくなりました。近年は、G1好走歴のある日本馬が上位を占める傾向にあります。

東京競馬場の芝2400mコース

東京競馬場の芝2400mコース

配当

過去10年のジャパンカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回あります。近年は、大きな波乱が無く、上位人気馬が結果を残しています。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 940円 2,360円 9,850円
2021 530円 510円 1,780円
2020 330円 300円 1,340円
2019 2,900円 2,900円 19,850円
2018 590円 960円 2,690円
2017 1,770円 1,300円 13,340円
2016 2,570円 8,050円 36,260円
2015 10,160円 6,350円 53,920円
2014 4,120円 19,750円 91,790円
2013 2,500円 63,800円 224,580円

では過去10年のジャパンカップスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

ジャパンカップ2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
2022 1 6 牡5 ヴェラアズール 3 京都大賞典(G2) 1着(-0.4) 2
2 15 牡4 シャフリヤール 1 天皇賞秋(G1) 5着(0.6) 2
3 3 牡5 ヴェルトライゼンデ 4 オールカマー(G2) 7着(1.0) 3
2021 1 2 牡4 コントレイル 1 天皇賞秋(G1) 2着(0.1) 1
2 7 牡4 オーソリティ 3 アルゼンチン共和国杯(G2) 1着(-0.4) 1
3 4 牡3 シャフリヤール 2 神戸新聞杯(G2) 4着(0.7) 1
2020 1 2 牝5 アーモンドアイ 1 天皇賞秋(G1) 1着(-0.1) 1
2 6 牡3 コントレイル 2 菊花賞(G1) 1着(-0.0) 1
3 5 牝3 デアリングタクト 3 秋華賞(G1) 1着(-0.2) 1
2019 1 5 牡5 スワーヴリチャード 3 天皇賞秋(G1) 7着(0.9) 5
2 1 牝3 カレンブーケドール 5 秋華賞(G1) 2着(0.3) 2
3 2 牡4 ワグネリアン 2 天皇賞秋(G1) 5着(0.6) 4
2018 1 1 牝3 アーモンドアイ 1 秋華賞(G1) 1着(-0.2) 1
2 8 牡4 キセキ 4 天皇賞(秋)(G1) 3着(0.2) 6
3 11 牡4 スワーヴリチャード 2 天皇賞(秋)(G1) 10着(1.5) 1
2017 1 1 牡5 シュヴァルグラン 5 京都大賞典(G2) 3着(0.1) 1
2 2 牡3 レイデオロ 2 神戸新聞杯(G2) 1着(-0.3) 1
3 4 牡5 キタサンブラック 1 天皇賞秋(G1) 1着(-0.0) 1
2016 1 1 牡4 キタサンブラック 1 京都大賞典(G2) 1着(-0.0) 1
2 12 牡5 サウンズオブアース 5 京都大賞典(G2) 4着(0.2) 3
3 17 牡4 シュヴァルグラン 6 アルゼンチン共和国杯(G2) 1着(-0.1) 2
2015 1 15 牝4 ショウナンパンドラ 4 天皇賞秋(G1) 4着(0.2) 5
2 6 牡5 ラストインパクト 7 天皇賞秋(G1) 12着(0.8) 9
3 1 牡5 ラブリーデイ 1 天皇賞秋(G1) 1着(-0.1) 1
2014 1 4 牡4 エピファネイア 4 天皇賞秋(G1) 6着(0.2) 4
2 1 牡5 ジャスタウェイ 3 凱旋門賞(G1) 8着
3 15 牡5 スピルバーグ 6 天皇賞秋(G1) 1着(-0.1) 5
2013 1 7 牝4 ジェンティルドンナ 1 天皇賞秋(G1) 2着(0.7) 1
2 9 牝3 デニムアンドルビー 7 エリザベス女王杯(G1) 5着(0.5) 3
3 5 牡7 トーセンジョーダン 11 天皇賞秋(G1) 11着(2.3) 10
前走天皇賞秋

過去10年のジャパンカップ3着内30頭中15頭を占めます。そのうち天皇賞秋4着以下だった馬は計8頭いますが、ラストインパクト(2015年)を除く7頭に、前年度のG1レース連対経験がありました。

前走天皇賞秋4着以下からジャパンカップ3着以内に好走した馬
年度 着順 馬番 性齢 馬名 前年に連対したG1レース
2022 2 15 牡4 シャフリヤール 日本ダービー優勝
2019 1 5 牡5 スワーヴリチャード 大阪杯優勝
3 2 牡4 ワグネリアン 日本ダービー優勝
2018 3 11 牡4 スワーヴリチャード 日本ダービー2着
2015 1 15 牝4 ショウナンパンドラ 秋華賞優勝
2014 1 4 牡4 エピファネイア 菊花賞優勝、皐月賞2着、日本ダービー2着
2013 3 5 牡7 トーセンジョーダン 天皇賞春2着
前走G1レース

過去10年のジャパンカップ3着内30頭中21頭を占めます。前走G1レース以外の馬は計9頭いますが、オーソリティ(2021年)とヴェラアズール(2022年)を除く7頭に、G1レース3着以内の経験がありました。

前走G1レース以外からジャパンカップ3着以内に好走した馬
年度 着順 馬番 性齢 馬名 G1レース好走歴
2022 3 3 牡5 ヴェルトライゼンデ 2020日本ダービー3着、2019ホープフルステークス2着
2021 3 4 牡3 シャフリヤール 2021日本ダービー優勝
2017 1 1 牡5 シュヴァルグラン 2017天皇賞春2着、2016ジャパンカップ3着、2016天皇賞春3着
2 2 牡3 レイデオロ 2017日本ダービー優勝
2016 1 1 牡4 キタサンブラック 2016宝塚記念3着、2016天皇賞春優勝2015有馬記念3着、2015菊花賞優勝、2015皐月賞3着
2 12 牡5 サウンズオブアース 2015有馬記念2着、2014菊花賞2着
3 17 牡4 シュヴァルグラン 2016天皇賞春3着
3~5歳馬

過去10年のジャパンカップ3着内30頭中29頭を占めます。6歳以上は、不振傾向にありそうです。3着以内の3歳馬は計7頭いますが、7頭すべてに同コースで行われる日本ダービーやオークスの好走歴がありました。

ジャパンカップ3着以内に好走した3歳馬
年度 着順 馬番 性齢 馬名 実績
2021 3 4 牡3 シャフリヤール 日本ダービー優勝
2020 2 6 牡3 コントレイル 日本ダービー優勝
3 5 牝3 デアリングタクト オークス優勝
2019 2 1 牝3 カレンブーケドール オークス2着
2018 1 1 牝3 アーモンドアイ オークス優勝
2017 2 2 牡3 レイデオロ 日本ダービー優勝
2013 2 9 牝3 デニムアンドルビー オークス3着
前走大敗(二桁着順、勝ち馬から1秒以上差)

過去10年のジャパンカップ3着内30頭中5頭を占めます。5頭中4頭が前走G1レース出走馬でした。そのほかスワーヴリチャードを除く4頭が内枠(1~3枠)でした。

前走大敗からジャパンカップ3着以内に好走した馬
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走
2022 3 3 牡5 ヴェルトライゼンデ 4 オールカマー(G2) 7着
2018 3 11 牡4 スワーヴリチャード 2 天皇賞秋(G1) 10着
2015 2 6 牡5 ラストインパクト 7 天皇賞秋(G1) 12着
2014 2 1 牡5 ジャスタウェイ 3 凱旋門賞(G1) 8着
2013 3 5 牡7 トーセンジョーダン 11 天皇賞秋(G1) 11着

予想

ジャパンカップ2023は、例年並みのメンバーが集まりました。順当ならイクイノックス一強で、イクイノックスを破るとすれば、リバティアイランドかドウデュースか…というレースになるでしょうか。ただ2~3着候補になりそうな馬は多いので、馬券的には難しいレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。

◎2イクイノックス

過去好走例が多い前走天皇賞好走馬。前に行く馬もいますし、流れは向きそうです。深く考えず本命評価にしました。

○1リバティアイランド

イクイノックス以外の馬から選ぶとなると、ここは勝ち負け候補になるでしょうか。強い古馬が相手のレースに対応出来れば…。

▲5ドウデュース

過去好走例が多い前走天皇賞出走馬。前年度のG1レース連対経験がありますし、データ傾向からは巻き返しがあってもおかしくない馬だと思います。休養明けの前走を一度使って、状態が向上していれば…。

3連単3頭ボックス◎○▲合計6点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、4着でした。本命◎イクイノックスは、1着でした。

ジャパンカップ2023結果
着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
1 2 牡4 イクイノックス 1 天皇賞秋(G1) 1着(-0.4) 1
2 1 牝3 リバティアイランド 2 秋華賞(G1) 1着(-0.1) 1
3 17 牝4 スターズオンアース 5 ヴィクトリアマイル(G1) 3着(0.1) 1

本命イクイノックスの完勝。もう敵がいないような勝ちっぷりでした。

2着には順当に対抗リバティアイランド。斤量差があったとはいえ、来年以降も主役の一頭になりそうな強さだったと思います。

3着以下に押さえドウデュースと外枠スターズオンアース。一瞬、的中を期待したのですが、ドウデュースが伸びそうで伸びませんでした。ただここで小差4着は復調を感じました。5着以下も人気のタイトルホルダーやダノンベルーガが好走していますし、力のある馬が力を出し切ったレースだったと思います。

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