日程 | 2020年7月8日(水曜) |
---|---|
開催 | 大井競馬場11R(発走 20:05) |
距離 | ダート2000m |
格付け | Jpn1 |
条件 | 3歳 |
斤量 | 定量(牡56kg,牝54kg) |
出走数 | 13頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
ジャパンダートダービー2020
地方交流G1ジャパンダートダービー2020です。3歳ダート王者を決める一戦。昨年の優勝馬クリソベリルは、国内無敗でチャンピオンズカップ~帝王賞を制しています。一昨年の優勝馬ルヴァンスレーヴは、後にマイルCS南部杯~チャンピオンズカップを連勝。例年ジャパンダートダービー好走馬は、後のダートG1戦線で活躍する傾向にありますし、今後に向けて注目のレースといえそうです。
配当
過去10年のジャパンダートダービーの配当を見ると、2011年以降、大きな波乱がありません。順当な決着が多い傾向にあります。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|
2019 | 470円 | 1,370円 | 2,760円 |
2018 | 1,000円 | 1,560円 | 6,060円 |
2017 | 3,080円 | 3,050円 | 28,450円 |
2016 | 2,420円 | 1,830円 | 22,780円 |
2015 | 210円 | 1,730円 | 4,980円 |
2014 | 350円 | 820円 | 4,920円 |
2013 | 290円 | 1,680円 | 4,840円 |
2012 | 1,260円 | 17,140円 | 53,800円 |
2011 | 500円 | 510円 | 2,220円 |
2010 | 6,630円 | 12,260円 | 104,680円 |
では過去10年のジャパンダートダービーで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
2019稍重 | 1 | 12 | クリソベリル | 1 | 兵庫チャンピオンシップ(G2) 1着(-0.9) | 1 |
2 | 5 | デルマルーヴル | 4 | UAE Derby(G2) 4着 | ||
3 | 4 | ミューチャリー | 5 | 東京ダービー(大井2000m) 2着(0.4) | 1 | |
2018良 | 1 | 1 | ルヴァンスレーヴ | 1 | ユニコーンステークス(G3) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 14 | オメガパフューム | 4 | 加古川特別(1000万) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 3 | グレートタイム | 3 | ユニコーンステークス(G3) 2着(0.6) | 3 | |
2017良 | 1 | 4 | ヒガシウィルウィン | 5 | 東京ダービー(大井2000m) 1着(-1.3) | 2 |
2 | 8 | サンライズソア | 4 | ユニコーンステークス(G3) 3着(1.0) | 3 | |
3 | 3 | タガノディグオ | 2 | 兵庫チャンピオンシップ(G2) 1着(-0.1) | 3 | |
2016良 | 1 | 7 | キョウエイギア | 4 | 鳳雛ステークス(OP) 1着(-0.0) | 4 |
2 | 13 | ケイティブレイブ | 3 | 兵庫チャンピオンシップ(G2) 1着(-1.2) | 2 | |
3 | 6 | ゴールドドリーム | 1 | ユニコーンステークス(G3) 1着(-0.0) | 2 | |
2015不良 | 1 | 9 | ノンコノユメ | 2 | ユニコーンステークス(G3) 1着(-0.4) | 2 |
2 | 6 | クロスクリーガー | 1 | 兵庫チャンピオンシップ(G2) 1着(-1.5) | 1 | |
3 | 12 | ラッキープリンス | 6 | 東京ダービー(大井2000m) 1着(-0.2) | 9 | |
2014稍重 | 1 | 10 | カゼノコ | 2 | 鳳雛ステークス(OP) 1着(-0.2) | 2 |
2 | 9 | ハッピースプリント | 1 | 東京ダービー(大井2000m) 1着(-0.8) | 1 | |
3 | 8 | フィールザスマート | 6 | 青梅特別(1000万) 1着(-0.0) | 6 | |
2013良 | 1 | 5 | クリソライト | 1 | 昇竜ステークス(OP) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 10 | エーシンゴールド | 2 | 鷹取特別(1000万) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 16 | ケイアイレオーネ | 5 | ユニコーンステークス(G3) 3着(0.5) | 11 | |
2012良 | 1 | 11 | ハタノヴァンクール | 1 | 端午ステークス(OP) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 7 | トリップ | 4 | 日本ダービー(G1) 7着(0.5) | 16 | |
3 | 8 | アートサハラ | 7 | 東京ダービー(大井2000m) 5着(0.5) | 2 | |
2011良 | 1 | 11 | グレープブランデー | 1 | ユニコーンステークス(G3) 2着(0.2) | 1 |
2 | 9 | ボレアス | 4 | ユニコーンステークス(G3) 3着(0.5) | 2 | |
3 | 7 | タガノロックオン | 3 | あおぎりステークス(1000万) 1着(-0.4) | 8 | |
2010重 | 1 | 11 | マグニフィカ | 6 | 東京ダービー(大井2000m) 3着(0.5) | 3 |
2 | 8 | コスモファントム | 3 | 日本ダービー(G1) 10着(0.9) | 11 | |
3 | 4 | バトードール | 5 | ユニコーンステークス(G3) 2着(0.4) | 2 |
過去10年のジャパンダートダービー3着以内30頭中26頭を占めます。上位人気馬が結果を残す傾向にあります。ただ1~3番人気の3頭による決着も無く、毎年4~7番人気程度の穴馬が好走しています。
過去10年のジャパンダートダービー3着以内30頭中1頭を占めます。内枠の成績が極端に悪い傾向にあります。唯一、馬券圏内に好走したのがルヴァンスレーヴ(2018年1着)のみです。近年は、3枠と5枠より外の好走例が目立ちます。
過去10年のジャパンダートダービー3着以内30頭中6頭を占めます。6頭ともに、前走東京ダービーに出走していました。
過去10年のジャパンダートダービー3着以内30頭中4頭を占めます。4頭は、日本ダービー、東京ダービー、UAEダービーに出走していました。基本的には、前走3着以内に好走していた馬が馬券候補といえそうです。
予想
今年のジャパンダートダービー2020は、例年並みのメンバー構成だと思います。中でも注目は、カフェファラオでしょうか。ユニコーンステークスを楽勝。ここでは一強という印象を受けます。そのほか主要ローテの優勝馬を中心に、馬券候補は4~5番人気ぐらいまでの馬という感じがします。
以下、簡単な考察と予想です。好走例が多いローテのバーナードループとエメリミットの2頭が気になりますが、好配当に期待して伏兵を押さえています。
過去好走例が多い外枠。前走鳳雛ステークスの勝ちっぷりも良かったですし、人気馬2頭が内に入ったことを考えると、狙ってみても良いかもしれません。
過去極端に好走例が少ない1~2枠。特に2枠の馬が馬券圏内に入ったのは、インタータイヨウ(2002年2着)まで遡ります。枠のデータ傾向からは、かなり買い難いと言えるかもしれません。ただ前走ユニコーンステークスの強すぎる楽勝を見ると、データを無視した快勝もありそうです。一応、評価は少し下げて対抗にしました。
前走ユニコーンステークス6着。データ傾向からは買い難いところですが、前走は海外帰り後の初戦でした。度外視できると言えば、そうかもしれません。2走前のサンバサウジダービーで破った2着ミシュリフが後にフランスダービーを優勝しており、フルフラットも未知の魅力はありそうです。国内ダート戦の実績を考えて評価を下げていますが、一発あっても…。
古馬相手に前走2勝クラス2着なら無くは無いでしょうか。前走鷹取特別は、先行から直線抜け出して2着。最後の最後で優勝馬に交わされてしまいましたが、見せ場のある2着だったと思います。2000m戦を経験していることもプラスに働けば…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、5着、7着、12着でした。本命◎ミヤジコクオウは、5着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | ダノンファラオ | 6 | 鳳雛ステークス(LR) 14着(2.2) | 3 |
2 | 12 | ダイメイコリーダ | 4 | 鷹取特別(2勝クラス) 2着(0.1) | 1 |
3 | 10 | キタノオクトパス | 8 | ユニコーンステークス(G3) 5着(1.3) | 8 |
3連単770,730円の波乱決着…。前に行ったダノンファラオとダイメイコリーダのワンツーフィニッシュでした。前残りと思いきや、3着にはキタノオクトパスが突っ込んで来ているので、かなり難解なレースだったと思います。ダノンファラオはパドックの雰囲気が良かったので気になっていましたが、キタノオクトパスは完全にスルーでした。これは流さないと獲れないと思います。
結果的に好走例の多い外枠勢が上位を占めたものの、本命ミヤジコクオウは最後垂れてるので、データ傾向だけでも当たらないレースでした。難しすぎます…。