JBCクラシック2016過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

JBCクラシック2016過去10年のデータと予想

日程 2016年11月3日(木曜日・祝日)
開催 川崎競馬場(地方)11R(16:40)
距離 ダート2100m
格付け J.GⅠ
条件 サラ系3歳以上
斤量 定量(3歳55kg,4歳以上57kg,牝馬2kg減,南半球3歳馬2kg減)
出走数 14頭
天気 晴れ参考 川崎競馬場 – ヤフー天気

地方競馬場で開催されるダートG1「JBCクラシック2016」です。同日にJBCスプリント2016とJBCレディスクラシック2016が行われます。例年、国内トップクラスのダート馬が集まるので、ハイレベルな一戦になります。この後、JRAダートG1チャンピオンズカップ2016へ向かう馬が多いと思います。

過去10年のJBCクラシックの配当を見ると、硬い決着が多いです。3連単数百円という払い戻しも2回あるので、あまり波乱決着がない傾向だと思います。

  • 2015年 10,860円
  • 2014年 3,950円
  • 2013年 1,230円
  • 2012年 22,970円
  • 2011年 250円
  • 2010年 44,360円
  • 2009年 560円
  • 2008年 3,670円
  • 2007年 11,390円
  • 2006年 41,590円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。(開催地によって施行距離が異なります。)なお、結果の追記予定はありません。

過去10年の1~3着馬の前走データ

JBCクラシック2016
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走
2015不良大井 1 15 牡5 コパノリッキー 3 日本テレビ盃(G2) 3着(2.0)
2 5 セ5 サウンドトゥルー 4 東京大賞典(G1) 1着(-0.3)
3 10 牡6 ホッコータルマエ 1 帝王賞(G1) 1着(-0.2)
2014盛岡 1 15 牡4 コパノリッキー 3 帝王賞(G1) 2着(0.4)
2 6 牡4 クリソライト 1 かしわ記念(G1) 4着(1.4)
3 4 牡8 ワンダーアキュート 2 帝王賞(G1) 1着(-0.4)
2013不良金沢 1 1 牡4 ホッコータルマエ 1 マイルチャンピオンシップ南部杯(G1) 2着(0.2)
2 12 牡7 ワンダーアキュート 2 日本テレビ盃(G2) 1着(-0.0)
3 2 牡6 ソリタリーキング 5 日本テレビ盃(G2) 2着(0.0)
2012川崎 1 9 牡6 ワンダーアキュート 5 東海S(G2) 10着(0.9)
2 1 牡7 シビルウォー 3 ブリーダーズゴールドカップ(G2) 1着(-1.2)
3 13 牡6 トランセンド 1 Dubai World Cup(G1) 13着
2011大井 1 10 牡6 スマートファルコン 1 日本テレビ盃(G2) 1着(-0.7)
2 9 牡5 トランセンド 2 マイルチャンピオンシップ南部杯(G1) 1着(-0.0)
3 1 牡6 シビルウォー 3 白山大賞典(G3) 1着(-0.5)
2010船橋 1 13 牡5 スマートファルコン 4 日本テレビ盃(G2) 3着(0.5)
2 3 牡6 フリオーソ 1 日本テレビ盃(G2) 1着(-0.5)
3 4 牡7 アドマイヤスバル 7 エルムS(G3) 5着(0.7)
2009名古屋 1 5 牡7 ヴァーミリアン 1 帝王賞(G1) 1着(-0.5)
2 10 牡5 マコトスパルビエロ 2 日本テレビ盃(G2) 1着(-0.2)
3 12 牡7 ワンダースピード 3 シリウスS(G3) 5着(0.6)
2008園田 1 2 牡6 ヴァーミリアン 1 Dubai World Cup(G1) 12着
2 1 牡3 サクセスブロッケン 2 ジャパンダートダービー(G1) 1着(-0.6)
3 8 牡6 メイショウトウコン 6 エルムS(G3) 4着(0.5)
2007大井 1 6 牡5 ヴァーミリアン 2 Dubai World Cup(G1) 4着
2 12 牡3 フリオーソ 3 ジャパンダートダービー(G1) 1着(-0.4)
3 2 牡5 サンライズバッカス 4 マイルチャンピオンシップ南部杯(G1) 5着(0.9)
2006川崎 1 13 牡8 タイムパラドックス 5 マイルチャンピオンシップ南部杯(G1) 5着(0.5)
2 1 牡5 シーキングザダイヤ 1 マイルチャンピオンシップ南部杯(G1) 4着(0.2)
3 12 牡4 ボンネビルレコード 7 東京記念競走 2着(0.9)
人気

過去10年のJBCクラシックでは、上位人気馬の好走が目立ちます。特に1番人気は(4-3-2-1)で、複勝率は90%に及びます。2~3番人気の良積で、馬券圏内は「1番人気+2~3番人気から1頭+3~5番人気から1頭」という組み合わせが多いです。

前走の傾向

近年は、「前走日本テレビ盃3着以内」「帝王賞連対馬」からの好走が多いです。

地方馬

過去10年のJBCクラシック3着以内では、地方馬は以下3頭しかいません。基本は、JRA所属の人気馬が馬券候補になりそうな傾向です。

  • 2010年2着フリオーソ
  • 2007年2着フリオーソ
  • 2006年3着ボンネビルレコード

馬券予想

1~5番人気になりそうなのは、以上5頭でしょうか。三連覇に挑むコパノリッキーは、武豊ジョッキーから田辺ジョッキーに変わり、アウォーディーに武豊ジョッキーが騎乗予定となっています。

これはアウォーディーの方を評価しているということでしょうか。いずれにしても、どちらが勝ってもおかしくない馬だと思うので、取捨に悩みそうですね。

以下、簡単な考察と予想です。

◎⑨アウォーディー

実績ではコパノリッキーが上だと思いますが、武豊ジョッキーが乗り続け勝ち続けてることが「買い材料」ではないでしょうか。このタイプの馬は、負けるまで買い続けるのがセオリーだと思います。

アンタレスステークス2016ではアスカノロマンに完勝、前走日本テレビ2016盃2016ではモーニンとサウンドトゥルーに完勝しました。ダートG1戦線での実績がある3頭に完勝しているのは心強いですね。ダート転向後、まだ底を見せていないのも魅力です。

○⑦コパノリッキー

JBCクラシックを二連覇した実力馬。復調してからは、先行した上に速い上がりを使うという強い競馬でG1三連勝中(かしわ記念2016→帝王賞2016→マイルチャンピオンシップ南部杯2016)です。

過去アドマイヤドン(2002~2004年)、ヴァーミリアン(2007~2009年)がJBCクラシックを三連覇しています。アウォーディーに勝つとすれば、三連覇がかかっているコパノリッキーではないでしょうか。

▲⑬ノンコノユメ

データ的に押さえておきたい前走帝王賞2016連対馬です。地方競馬場ということで、後ろから行く馬は買い難いところですが…。かしわ記念2016と帝王賞2016の2戦連続でコパノリッキーには完敗しているので、地方では押さえまでとして考えたいです。

△⑧ホッコータルマエ

少点数だと⑥サウンドトゥルーと迷うところですが、中穴からはホッコータルマエの方を選びました。川崎記念2016を三連覇してるぐらいですから、この2100mのコース相性は良いでしょう。

7歳馬になり、少し衰えてきた印象がしますが、実績と相性の良さから好走を期待したいですね。

買い目

3連複 ◎ – ○ – ▲△ 合計2点

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