日程 | 2020年11月3日(火曜) |
---|---|
開催 | 大井競馬場8R |
距離 | ダート1800m |
格付け | Jpn1 |
条件 | 3歳以上牝馬 |
斤量 | 定量(3歳53kg,4歳以上55kg) |
出走数 | 15頭 |
天気 | 曇時々晴(ヤフー天気) |
JBCレディスクラシック2020
各地の地方競馬場の持ち回り開催で行われる地方交流G1、JBCレディスクラシック2020です。牝馬限定の一戦。2011年に新設(2013年からG1に格付け)されました。同日に、JBCクラシックとJBCスプリントも行われ、国内ダート馬の祭典となっています。開催地によって施行距離が異なりますが、今年は大井競馬場の1800mコースで開催されます。
配当
過去9年のJBCレディスクラシックの配当を見ると、2017年の波乱決着を除くと、大きな波乱が少ないレースといえそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|
2019 | 1,010円 | 570円 | 5,080円 |
2018 | 2,090円 | 7,060円 | 53,720円 |
2017 | 4,290円 | 70,910円 | 1,340,540円 |
2016 | 1,100円 | 4,080円 | 17,100円 |
2015 | 570円 | 470円 | 6,040円 |
2014 | 1,840円 | 260円 | 5,760円 |
2013 | 330円 | 810円 | 1,630円 |
2012 | 150円 | 6,680円 | 16,280円 |
2011 | 130円 | 1,280円 | 2,960円 |
では過去9年のJBCレディスクラシックで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去9年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019重浦和 | 1 | 3 | 牝5 | ヤマニンアンプリメ | 3 | テレ玉杯オーバルスプリント(G3) 3着(0.6) | 1 |
2 | 5 | 牝4 | ゴールドクイーンム | 2 | ながつきステークス(OP) 1着(-0.8) | 4 | |
3 | 11 | 牝5 | ファッショニスタ | 1 | レディスプレリュード(G2) 2着(0.0) | 1 | |
2018良京都 | 1 | 16 | 牝4 | アンジュデジール | 6 | レディスプレリュード(G2) 4着(0.8) | 3 |
2 | 4 | 牝4 | ラビットラン | 1 | ブリーダーズゴールドカップ(G3) 1着(-0.8) | 3 | |
3 | 15 | 牝4 | ファッショニスタ | 5 | 平城京ステークス(1600万) 2着(0.0) | 3 | |
2017重大井 | 1 | 8 | 牝5 | ララベル | 5 | レディスプレリュード(G2) 4着(1.8) | 6 |
2 | 3 | 牝4 | プリンシアコメータ | 4 | 赤富士ステークス(1600万) 4着(0.2) | 1 | |
3 | 11 | 牝6 | ラインハート | 8 | BSN賞(OP) 落馬中止 | 11 | |
2016重川崎 | 1 | 2 | 牝4 | ホワイトフーガ | 1 | レディスプレリュード(G2) 2着(0.3) | 1 |
2 | 14 | 牝4 | レッツゴードンキ | 4 | スプリンターズステークス(G1) 9着(0.2) | 7 | |
3 | 1 | 牝5 | トーセンセラヴィ | 6 | 清川村宮ヶ瀬クリスマス(川崎ダ1600m) 1着(-0.9) | 1 | |
2015不良大井 | 1 | 3 | 牝3 | ホワイトフーガ | 4 | レディスプレリュード(G2) 3着(0.6) | 4 |
2 | 6 | 牝6 | サンビスタ | 1 | レディスプレリュード(G2) 1着(-0.4) | 2 | |
3 | 16 | 牝5 | トロワボヌール | 3 | レディスプレリュード(G2) 2着(0.4) | 3 | |
2014重盛岡 | 1 | 10 | 牝5 | サンビスタ | 2 | レディスプレリュード(G2) 2着(0.3) | 2 |
2 | 6 | 牝4 | トロワボヌール | 3 | 柳都ステークス(1600万) 1着(-0.3) | 2 | |
3 | 4 | 牝5 | ワイルドフラッパー | 1 | レディスプレリュード(G2) 1着(-0.3) | 1 | |
2013不良金沢 | 1 | 2 | 牝5 | メーデイア | 1 | レディスプレリュード(G2) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 11 | 牝6 | アクティビューティ | 5 | レディスプレリュード(G2) 2着(0.2) | 7 | |
3 | 7 | 牝5 | キモンレッド | 3 | 室町ステークス(OP) 3着(0.2) | 10 | |
2012良川崎 | 1 | 12 | 牝5 | ミラクルレジェンド | 1 | レディスプレリュード(大井ダ1800m) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 2 | 牝4 | クラーベセクレタ | 2 | レディスプレリュード(大井ダ1800m) 6着(1.7) | 2 | |
3 | 1 | 牝6 | サクラサクラサクラ | 10 | レディスプレリュード(大井ダ1800m) 7着(2.0) | 7 | |
2011良大井 | 1 | 4 | 牝4 | ミラクルレジェンド | 2 | レディスプレリュード(大井ダ1800m) 1着(-0.3) | 2 |
2 | 8 | 牝5 | ラヴェリータ | 1 | レディスプレリュード(大井ダ1800m) 2着(0.3) | 1 | |
3 | 7 | 牝3 | カラフルデイズ | 6 | レディスプレリュード(大井ダ1800m) 7着(1.4) | 7 |
過去9年のJBCレディスクラシック3着以内27頭中17頭を占めます、昨年を除く過去8回でレディスプレリュード組が優勝しています。
過去9年のJBCレディスクラシック3着以内27頭中25頭を占めます。大穴の好走例は少ない傾向にありそうです。
予想
今年のJBCレディスクラシック2020は、ほぼ例年並みのメンバーになるでしょうか。上位争いは、レディスプレリュード組が中心になると思います。今年は、レディスプレリュードと同舞台の大井1800mコースですし、レディスプレリュード上位馬がそのまま馬券候補になるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。
過去好走例が多いレディスプレリュード組。前走は、好メンバーを相手に余力を感じさせるほどの完勝でした。今回も前を主張するだろう馬が何頭かいるので、前走同様、展開も向くかもしれません。
2年連続JBCレディスクラシック3着。牝馬ダート重賞戦線での安定した成績を考えれば、今回も上位争いを期待出来そうです。
前走レディスプレリュードは、直線に入ってから伸びを欠いて4着でした。馬券圏内があっても良さそうな位置取りだっただけに、やや不可解な内容でした。不良馬場が合わなかったのかもしれません。とはいえ重賞でも戦える馬だと思うので、前走の凡走で人気を落とすようなら押さえておいても…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、5着でした。本命◎マルシュロレーヌは、3着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 12 | 牝6 | ファッショニスタ | 2 | スパーキングレディーカップ(G3) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 2 | 牝4 | マドラスチェック | 3 | レディスプレリュード(G2) 2着(0.6) | 3 |
3 | 13 | 牝4 | マルシュロレーヌ | 1 | レディスプレリュード(G2) 1着(-0.6) | 1 |
マドラスチェックとの叩き合いを制して、ファッショニスタが優勝。川田騎手から乗り替わったここで勝ち切るとは…。差し追い込み決着を予想していたのですが、前に行った馬が勝ち負けとなりました。
本命マルシュロレーヌが最後詰めて来ているものの、後ろ過ぎて前2頭を捕らえきれず…というレースでした。押さえていたレーヌブランシュは、さらに後ろの位置から外に出しての追い込みで、流石に厳しかったかもしれません。