日程 | 2020年1月29日(水曜) |
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開催 | 川崎競馬場11R |
距離 | ダート2100m |
格付け | Jpn1 |
条件 | 4歳以上 |
斤量 | 定量4歳56kg,5歳以上57kg,牝馬-2kg |
出走数 | 12頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
川崎記念2020
地方交流G1、川崎記念2020です。例年、G1チャンピオンズカップ~東京大賞典で活躍した馬を中心に、国内ダートトップクラスの馬が集う一戦。今年も好レースを期待できそうです。
配当
過去10年の川崎記念の配当を見ると、順当なレースといえそうです。波乱決着は2017年のみ。少点数で当てないとトリガミになる年が続いています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2019 | 270円 | 220円 | 2,960円 |
2018 | 810円 | 220円 | 4,680円 |
2017 | 1,760円 | 9,410円 | 70,890円 |
2016 | 180円 | 340円 | 1,160円 |
2015 | 450円 | 720円 | 1,640円 |
2014 | 540円 | 280円 | 880円 |
2013 | 140円 | 200円 | 950円 |
2012 | 860円 | 1,060円 | 3,220円 |
2011 | 450円 | 440円 | 1,350円 |
2010 | 250円 | 780円 | 1,770円 |
では過去10年の川崎記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2019良 | 1 | 6 | 牡7 | ミツバ | 3 | 名古屋グランプリ(G2) 2着(0.1) | 3 |
2 | 2 | 牡6 | ケイティブレイブ | 1 | 東京大賞典(G1) 3着(0.4) | 2 | |
3 | 8 | 牡7 | オールブラッシュ | 2 | 浦和記念(G2) 1着(-0.9) | 4 | |
2018稍重 | 1 | 6 | 牡5 | ケイティブレイブ | 1 | 東京大賞典(G1) 3着(1.1) | 1 |
2 | 7 | 牡6 | アポロケンタッキー | 4 | 東京大賞典(G1) 4着(1.3) | 6 | |
3 | 3 | 牡8 | アウォーディー | 3 | チャンピオンズカップ(G1) 5着(0.4) | 4 | |
2017良 | 1 | 9 | 牡5 | オールブラッシュ | 5 | 観月橋ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 12 | セ7 | サウンドトゥルー | 1 | 東京大賞典(G1) 3着(0.3) | 2 | |
3 | 4 | 牡4 | コスモカナディアン | 6 | 招福ステークス(1600万) 1着(-0.3) | 1 | |
2016良 | 1 | 12 | 牡7 | ホッコータルマエ | 1 | 東京大賞典(G1) 2着(0.3) | 1 |
2 | 1 | セ6 | サウンドトゥルー | 2 | 東京大賞典(G1) 1着(-0.3) | 3 | |
3 | 2 | 牝5 | アムールブリエ | 3 | 名古屋グランプリ(G2) 1着(-0.2) | 2 | |
2015重 | 1 | 5 | 牡6 | ホッコータルマエ | 1 | 東京大賞典(G1) 1着(-0.8) | 1 |
2 | 11 | 牡4 | カゼノコ | 3 | チャンピオンズカップ(G1) 7着(0.6) | 14 | |
3 | 10 | 牡7 | サミットストーン | 6 | 東京大賞典(G1) 3着(1.1) | 8 | |
2014良 | 1 | 5 | 牡5 | ホッコータルマエ | 1 | 東京大賞典(G1) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 4 | 牡6 | ムスカテール | 3 | 金鯱賞(G2) 6着(1.0) | 4 | |
3 | 3 | 牡7 | トウショウフリーク | 2 | 名古屋グランプリ(G2) 2着(0.7) | 5 | |
2013稍重 | 1 | 3 | 牡4 | ハタノヴァンクール | 2 | 東京大賞典(G1) 2着(0.1) | 3 |
2 | 11 | 牡7 | ワンダーアキュート | 1 | 東京大賞典(G1) 3着(0.1) | 1 | |
3 | 1 | 牡5 | グラッツィア | 3 | みやこステークス(G3) 5着(0.3) | 12 | |
2012不良 | 1 | 5 | 牡7 | スマートファルコン | 1 | 東京大賞典(G1) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 1 | 牡6 | ランフォルセ | 5 | マイルCS南部杯(G1) 6着(1.0) | 4 | |
3 | 4 | 牡8 | フリオーソ | 2 | 日本テレビ盃(G2) 競走除外 | ||
2011良 | 1 | 4 | 牡7 | フリオーソ | 1 | 東京大賞典(G1) 2着(0.3) | 2 |
2 | 2 | 牡6 | メイショウタメトモ | 3 | 師走ステークス(OP) 3着(0.5) | 7 | |
3 | 7 | 牡7 | ボランタス | 2 | 報知オールスターカップ(川崎ダ2100m) 1着(-0.9) | 3 | |
2010良 | 1 | 2 | 牡8 | ヴァーミリアン | 1 | 東京大賞典(G1) 2着(0.0) | 1 |
2 | 3 | 牡6 | フリオーソ | 3 | 東京大賞典(G1) 7着(0.9) | 4 | |
3 | 5 | 牡4 | テスタマッタ | 4 | 浦和記念(G2) 3着(0.8) | 3 |
過去10年の川崎記念3着以内30頭中15頭を占めます。そのうち13頭が東京大賞典で3着以内に好走していました。
過去10年の川崎記念3着以内では、上位人気馬が結果を残しています。特に1番人気は連対率100%の安定感を誇ります。波乱決着となった2017年を除いて、上位3頭は1番人気+2~3番人気+3~6番人気の組み合わせで決着しています。
- 1番人気(7-3-0-0)勝率70%、連対率100%
- 2番人気(1-1-4-4)複勝率60%
- 3番人気(1-4-3-2)複勝率80%
予想
今年の川崎記念2020は、やや層が薄いメンバー構成かもしれません。東京大賞典好走馬が不在のため、例年よりも多くの馬にチャンスがあるように見えます。実績面では、チュウワウィザードやケイティブレイブが勝ち負け候補になるでしょうか。ただ上位争いは混戦模様。近年の川崎記念の中では、難解なメンバーだと思います。
以下、簡単な考察と予想です。スルーした上位人気馬2頭が来てもおかしくないほどの混戦。全く当たる気がしません。
好走例の多い東京大賞典組。前走東京大賞典は、先団グループが総崩れというレースで8着。展開が向かなかったといえそうです。とはいっても前走の失速を見ると、不安は残ります…。
順当なら勝ち負けになるでしょうか。展開問わず、大崩れしていない安定感は魅力です。
前走報知オールスターカップを逃げ切って優勝。最後は2~3着馬に詰められていましたし、何とか押し切ったという印象でした。ただ前走の勝ち時計2:14.7だけ見れば、例年の川崎記念と比べても遜色がない勝ち時計。このコースの相性の良さを考えれば、押さえても良いかもしれません。
デルマルーヴル、アナザートゥルース、ヒカリオーソと迷って、ミューチャリーを押さえました。3着に好走した3走前ジャパンダートダービーでは、馬群を割って凄い脚で突っ込んで来ていました。優勝馬はクリソベリル(6戦無敗でチャンピオンズカップ優勝)でしたし、あと少しで2着デルマルーヴルを交わしそうなほどの脚を見せたことを考えれば、ここでも見せ場があるかもしれません。紐荒れに期待して…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、6着、9着でした。本命◎ケイティブレイブは、6着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 12 | 牡5 | チュウワウィザード | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 4着(0.3) | 5 |
2 | 9 | 牡4 | ヒカリオーソ | 7 | 報知オールスターカップ(川崎ダ2100m) 3着(0.1) | 1 |
3 | 4 | 牡4 | デルマルーヴル | 3 | 名古屋グランプリ(G2) 1着(-0.0) | 1 |
晩に録画を見ました。
チュウワウィザードの楽勝。このメンバーでは、一枚上という勝ちっぷりでした。本命ケイティブレイブ。4コーナーあたりで手応え悪く、直線粘ることなく後続勢に交わされてしまいました。流石に衰えもありそうです。
いつも末脚を活かす競馬をしていたミューチャリーが先行策をとった一方、いつも前に行っていたヒカリオーソが控える競馬。真逆の策をとるのは、想定できないですね…。それでもミューチャリーは、このクラスでも十分に上位争いする力がありそうな内容でした。チュウワウィザードが抜けて強かっただけで、2着以下の上位は小差だと思います。
押さえていたオールブラッシュ。スタートから前に行けず後方から…。ただ周ってきただけという内容で、逃げないとこのクラスでは、全く通用しない印象でした。仕方ないです。