日程 | 2022年2月2日(水曜) |
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開催 | 川崎競馬場11R |
距離 | ダート2100m |
格付け | Jpn1 |
条件 | 4歳以上 |
斤量 | 定量4歳56kg,5歳以上57kg,牝馬-2kg |
出走数 | 13頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
川崎記念2022
交流重賞、川崎記念2022です。例年、昨年のチャンピオンズカップや東京大賞典の好走馬を中心に好メンバーが揃います。今年のダートG1戦線を占う上でも重要なレースといえそうです。
配当
過去10年の川崎記念の配当を見ると、大きな波乱がありません。順当なレースといえそうです。2017年に好配当が出ていますが、馬連や3連複は少点数で当てないとトリガミになることが多い傾向にあります。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 570円 | 910円 | 6,190円 |
2020 | 1,820円 | 2,800円 | 10,890円 |
2019 | 270円 | 220円 | 2,960円 |
2018 | 810円 | 220円 | 4,680円 |
2017 | 1,760円 | 9,410円 | 70,890円 |
2016 | 180円 | 340円 | 1,160円 |
2015 | 450円 | 720円 | 1,640円 |
2014 | 540円 | 280円 | 880円 |
2013 | 140円 | 200円 | 950円 |
2012 | 860円 | 1,060円 | 3,220円 |
では過去10年の川崎記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021重 | 1 | 1 | 牡5 | カジノフォンテン | 4 | 東京大賞典(G1) 2着(0.0) | 9 |
2 | 8 | 牡6 | オメガパフューム | 1 | 東京大賞典(G1) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 4 | 牡4 | ダノンファラオ | 3 | 東京大賞典(G1) 12着(1.5) | 2 | |
2020不良 | 1 | 12 | 牡5 | チュウワウィザード | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 4着(0.3) | 5 |
2 | 9 | 牡4 | ヒカリオーソ | 7 | 報知オールスターカップ(川崎ダ2100m) 3着(0.1) | 1 | |
3 | 4 | 牡4 | デルマルーヴル | 3 | 名古屋グランプリ(Jpn2) 1着(-0.0) | 1 | |
2019良 | 1 | 6 | 牡7 | ミツバ | 3 | 名古屋グランプリ(Jpn2) 2着(0.1) | 3 |
2 | 2 | 牡6 | ケイティブレイブ | 1 | 東京大賞典(G1) 3着(0.4) | 2 | |
3 | 8 | 牡7 | オールブラッシュ | 2 | 浦和記念(Jpn2) 1着(-0.9) | 4 | |
2018稍重 | 1 | 6 | 牡5 | ケイティブレイブ | 1 | 東京大賞典(G1) 3着(1.1) | 1 |
2 | 7 | 牡6 | アポロケンタッキー | 4 | 東京大賞典(G1) 4着(1.3) | 6 | |
3 | 3 | 牡8 | アウォーディー | 3 | チャンピオンズカップ(G1) 5着(0.4) | 4 | |
2017良 | 1 | 9 | 牡5 | オールブラッシュ | 5 | 観月橋ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 12 | セ7 | サウンドトゥルー | 1 | 東京大賞典(G1) 3着(0.3) | 2 | |
3 | 4 | 牡4 | コスモカナディアン | 6 | 招福ステークス(1600万) 1着(-0.3) | 1 | |
2016良 | 1 | 12 | 牡7 | ホッコータルマエ | 1 | 東京大賞典(G1) 2着(0.3) | 1 |
2 | 1 | セ6 | サウンドトゥルー | 2 | 東京大賞典(G1) 1着(-0.3) | 3 | |
3 | 2 | 牝5 | アムールブリエ | 3 | 名古屋グランプリ(Jpn2) 1着(-0.2) | 2 | |
2015重 | 1 | 5 | 牡6 | ホッコータルマエ | 1 | 東京大賞典(G1) 1着(-0.8) | 1 |
2 | 11 | 牡4 | カゼノコ | 3 | チャンピオンズカップ(G1) 7着(0.6) | 14 | |
3 | 10 | 牡7 | サミットストーン | 6 | 東京大賞典(G1) 3着(1.1) | 8 | |
2014良 | 1 | 5 | 牡5 | ホッコータルマエ | 1 | 東京大賞典(G1) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 4 | 牡6 | ムスカテール | 3 | 金鯱賞(G2) 6着(1.0) | 4 | |
3 | 3 | 牡7 | トウショウフリーク | 2 | 名古屋グランプリ(Jpn2) 2着(0.7) | 5 | |
2013稍重 | 1 | 3 | 牡4 | ハタノヴァンクール | 2 | 東京大賞典(G1) 2着(0.1) | 3 |
2 | 11 | 牡7 | ワンダーアキュート | 1 | 東京大賞典(G1) 3着(0.1) | 1 | |
3 | 1 | 牡5 | グラッツィア | 3 | みやこステークス(G3) 5着(0.3) | 12 | |
2012不良 | 1 | 5 | 牡7 | スマートファルコン | 1 | 東京大賞典(G1) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 1 | 牡6 | ランフォルセ | 5 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 6着(1.0) | 4 | |
3 | 4 | 牡8 | フリオーソ | 2 | 日本テレビ盃(Jpn2) 競走除外 |
過去10年の川崎記念3着以内30頭中15頭を占めます。そのうち13頭が東京大賞典で3着以内に好走していました。
過去10年の川崎記念3着以内30頭中29頭を占めます。上位人気馬の好走例が多く、特に1番人気は連対率100%の安定感を誇ります。2017年を除くと、上位3頭は1番人気+2~3番人気+3~7番人気の組み合わせで決着しています。
過去10年の川崎記念3着以内30頭中13頭を占めます。近年、好走例が目立ちます。
予想
川崎記念2022は、例年よりも少し層が薄いメンバーだと思います。実績面ではチュウワウィザードの一強ですが、他に飛び抜けた馬は不在なので、地方所属馬も上位争いの候補になりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。人気3頭の決着はつまらないので、紐荒れを期待して穴馬を押さえました。
初のG1(Jpn1)出走。G1戦線で常連の馬を相手にどこまで…という感じになるでしょうか。直近2戦の重賞を見る限り、勢いはありそうです。過去、名古屋グランプリ上位馬の活躍も目立つので、勢いとローテに期待して、本命評価にしました。
例年と比べると緩いメンバー構成ですし、あっさり勝ち負けがあっても良さそうです。ドバイ後の国内3レースで勝ち切れていないのは気になりますが、ここでは馬券圏内を外したくないところだと思います。
成績が落ちてきている9歳馬ということもあり、勝ち負けまでは厳しいと思っていますが、2走前のJBCクラシック5着ぐらい走れば、馬券圏内があっても良さそうです。紐荒れに期待して…。
過去好走例が多い外枠(7~8枠)。例年の川崎記念なら厳しいところですが、今年はJRAのオープン好走馬ならチャンスがあるかもしれません。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、6着、11着でした。本命◎ヴェルテックスは、3着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 3 | 牡7 | チュウワウィザード | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 2着(1.0) | 3 |
2 | 1 | セ8 | エルデュクラージュ | 9 | 報知オールスターカップ(川崎ダ2100m) 2着(0.5) | 11 |
3 | 6 | 牡5 | ヴェルテックス | 3 | 名古屋グランプリ(Jpn2) 1着(-0.5) | 1 |
サルサディオーネが逃げて、カジノフォンテンが続く想定通りの展開。ともに楽に逃げないと厳しいタイプなので、その後ろの差し勢が伸びて来たというレースでした。
対抗チュウワウィザードの圧勝。中団から抜け出して、楽に後続を突き放していました。2着以下とは力の差を感じる勝ちっぷりだったと思います。3着には本命ヴェルテックス。チュウワウィザードとの力の差は大きく、どうやっても勝つのは厳しかったかもしれません。もう少し長い距離の方が良さそうでした。
押さえていたヒロイックテイルとケイティブレイブ。穴候補でしたが、見せ場なく6着と11着。人気薄では、地方所属馬エルデュクラージュが2着に好走という決着でした。データ傾向からは、狙い難い2着馬だったと思います。