キーンランドカップ2021過去データと予想

キーンランドカップ2021

サマースプリントシリーズ第5戦、キーンランドカップ2021です。例年、サマースプリントチャンピオンを目指す馬のほか、スプリンターズステークスを目指す馬が集います。近年は、キーンランドカップ出走馬がスプリンターズステークスで好走することが多く、秋の大一番に向けて注目の一戦といえそうです。

札幌競馬場の芝1200mコース

配当

過去10年のキーンランドカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。不定期で高配当が出ているものの、3連単1～2万円程度、3連複数千円の決着となる年が多い傾向にあります。

では過去10年のキーンランドカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のキーンランドカップ3着以内30頭中17頭を占めます。近年は、馬券圏内に2頭ほど好走する傾向にあります。

過去10年のキーンランドカップ3着以内30頭中19頭（除外含む）を占めます。前走函館スプリントステークス出走馬やUHB賞出走馬などが好走する傾向にありますが、前走二桁着順に大敗していた馬はいませんでした。

直近7年のキーンランドカップ3着以内21頭中14頭を占めます。近年は、外枠の好走が目立ちます。

予想

キーンランドカップ2021は、ほぼ例年並みのメンバーが揃いました。過去好走例が多い前走札幌芝1200好走馬や前走重賞出走馬が馬券候補になるでしょうか。何が来てもおかしくないメンバーなので、馬券圏内の争いは大混戦になると思います。

以下、簡単な考察と予想です。過去好走例が多い外枠の馬や牝馬を中心に選びました。

気性面に難がある馬で、スプリント戦は良いかもしれません。外枠の方が良いと思うので、3枠は気になるところですが、過去のレースのパフォーマンスを考えれば、あっさり勝ち負けがあっても…。

過去好走例が多い前走函館スプリントステークス出走馬。前走は、前に行った2頭が勝ち負け争いする中、後方から見せ場のある脚で伸びて来ていました。直近2戦の相手と内容から、再度上位争いがあっても良さそうです。

前走葵ステークス優勝。前走の2着馬ヨカヨカは後に北九州記念を優勝、3着馬オールアットワンスは後にアイビスサマーダッシュを優勝…と好メンバーを相手に勝ち切ることになりました。13番人気の大穴だったこともあり、まだ信用しきれいない部分もありますが、前走からの勢いに期待して押さえました。

過去好走例が多い前走UHB賞出走馬。前走は最低人気からの3着好走でした。2戦連続で穴をあけるのかと考えると狙い難くなりますが、コース相性は良さそうなので、外枠と好ローテにも期待して押さえました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、7着、10着でした。本命◎メイケイエールは、7着でした。

波乱決着（3連単267,390円）でした。

本命メイケイエールがかかりながら逃げる展開。直線粘ってたものの失速して7着でした。今後も折り合いが課題になりそうです。最後は外差し勢が突っ込んでくる中、道中2番手から抜け出したレイハリアが優勝。サマースプリントシリーズで3歳馬の優勝が続いていますし、この世代の短距離馬は期待できそうです。