京阪杯2020過去データと予想

京阪杯2020

スプリント重賞、京阪杯2020です。G1スプリンターズステークスが終わり、例年実力馬が不在の中で行われる波乱の一戦。評価が難しいレースだと思います。とはいえ過去、ビッグアーサー（2015年）、ロードカナロア（2011年）など、翌年のスプリントG1馬を輩出しており、京阪杯で強い内容を見せることが出来れば、来年以降のスプリント戦線でも楽しみが大きいともいえそうです。

配当

過去10年の京阪杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えが6回あります。そのうち2回で100万馬券超えの高配当が出ています。かなり波乱傾向のレースといえそうです。順当な決着となった2011年と2015年は、後のG1馬（ビッグアーサー、ロードカナロア）が出走していたことを考えれば、抜けて強い馬が不在の年は荒れやすいといえるかもしれません。

では過去10年の京阪杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の京阪杯3着内31頭中20頭を占めます。スワンステークス組やオパールステークス組、京洛ステークス組を中心に、例年上位争いの中心になっています。ただ前走1秒以上離されて負けていたのは、2頭（2011年3着ワンカラット、2012年1着ハクサンムーンの）のみなので、前走好走していた馬が狙い目になりそうです。※今年は阪神開催のため、傾向などが変わるかもしれません。

過去10年の京阪杯3着内31頭中19頭を占めます。前走好走馬が狙い目といえるかもしれません。

過去10年の京阪杯3着内31頭中23頭を占めます。毎年1～4枠から優勝馬が出ています。

過去10年の京阪杯3着内では、前走勝ち馬から0.8秒以上離されて負けていた馬が3着内31頭中3頭のみです。前走崩れた馬は買い難い傾向にありそうです。

予想

今年の京阪杯2020は、かなり難解なレースになりそうです。過去二桁人気馬の活躍も目立つレース。今年も波乱があるかもしれません。過去データの傾向（前走オープンクラス4着以内）と考えると候補が絞られますが、それ以外の馬も十分に馬券候補だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。データ傾向から前走オープンクラス4着以内の馬や前走好走馬を狙いましが、全く当たる気がしません。

前走スプリンターズステークスで勝ち馬から0.7秒差の6着。このメンバーなら勝ち負け候補になるでしょうか。3走前CBC賞を見る限り、極端な前残りになると分が悪そうなので、差しが届くような流れになれば…。

走前CBC賞では、レッドアンシェルに先着（2着）。極端な前残りがハマったようなレースでした。一転、その後の前走北九州記念は、後方から大外一気の追い込みで小差の4着。かなり見せ場のある脚を使っていました。直近2戦を見る限りは、ここでも上位争いに加わる力はありそうです。

リバティハイツと迷って、カレンモエを押さえました。重賞初挑戦になりますが、スプリントG1馬の両親（父ロードカナロア、母カレンチャン）という血統に期待して…。

好メンバーが出走していた前走セントウルステークスで4着。相手関係だけ見ると、前走ぐらい走れば、今回は上位争いを期待できそうです。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、9着、14着でした。本命◎レッドアンシェルは、14着でした。

人気馬のワンツーフィニッシュも、3着に12番人気ジョーアラビカの紐荒れ決着でした。本命レッドアンシェルは、一体どこに行ったのかと思ってしまうほどの大敗。難解なレースでした…。

初重賞のカレンモエは、惜しい2着（クビ差）だったと思います。力負けというより、勝ちに行って差されてしまったという感じだったので、次走以降にも期待が持てそうです。