京王杯2歳ステークス2020過去データと予想

京王杯2歳ステークス2020

2歳重賞、京王杯2歳ステークス2020です。近年は、2歳G1前哨戦の好ステップレースとなっています。上位馬がそのまま年末の2歳G1でも好成績を残しているので、暮れの大一番に向けて、今年も注目のレースといえそうです。

配当

過去10年の京王杯2歳ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが3回あります。2012年以前は、かなり波乱傾向のレースでしたが、2013年以降、徐々に順当な決着が多くなってきています。

では過去10年の京王杯2歳ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の京王杯2歳ステークス3着以内30頭中8頭を占めます。テイエムオオタカ（2010年）を除く7頭が前走のレースで人気（1～2番人気）を集めていました。

過去10年の京王杯2歳ステークス3着以内30頭中12頭を占めます。近年は、小倉2歳ステークスや函館2歳ステークスなど、スプリント戦に出走していた馬の好走例が目立ちます。

過去10年の京王杯2歳ステークス3着以内30頭中13頭を占めます。近年は、内枠の馬よりも真ん中～外枠の好走例が目立ちます。

予想

今年の京王杯2歳ステークス2020は、ほぼ例年並みのメンバー構成でしょうか。前走2歳重賞レース出走馬や前走1着馬が上位争いの候補になりそうです。近年、小倉2歳ステークスや函館2歳ステークス好走馬が強い傾向にあるので、モントライゼやリンゴアメが楽しみな2頭になると思います。

以下、簡単な考察と予想です。

過去好走例が多い小倉2歳ステークス組。前走は、モントライゼの勝ちパターンかと思ったところで、楽に優勝馬に交わされてしまいました。相手が強すぎたのかもしれません。今回は、飛び抜けた馬は不在だと思いますし、新馬戦を楽勝した脚にも期待して、本命評価にしました。

前走1勝クラス（東京芝1400m）を楽勝。後方から外に出しての追い込みで、楽に突き抜けていました。前走の勝ちっぷりを見れば、ここで楽勝しても良さそうです。

レガトゥスと迷って、ブルーシンフォニーを押さえました。新馬戦は、直線で進路が無くたったところで、強引に外に出す追い込みでした。外に出してからは、楽に前を交わしていたので、見応えのある勝ちっぷりでした。その後、外差し決着となった前走新潟2歳ステークスでは2着。過去、新潟2歳ステークスの好走例がないレースなので、評価を下げていますが、伏兵扱いなら押さえても良いと思います。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、5着、8着でした。本命◎モントライゼは、1着でした。

本命モントライゼが先行抜け出しで完勝。2～3着には外枠の穴馬2頭。紐荒れ決着となりました。

ルメール騎手は、勝利ジョッキーインタビューで、もう少し長い距離でも大丈夫ということを言っていましたが、ベストは短い距離という印象を受けました。次走朝日杯FSに向かうとすれば、取捨に迷うところかもしれません。