京成杯オータムハンデキャップ2017過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

京成杯オータムハンデキャップ2017過去10年のデータと予想

日程 2017年9月11日(日曜日)
開催 中山競馬場 11R
距離 芝1600m
格付け GⅢ
条件 サラ系3歳以上
斤量 ハンデ
出走数 16頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

京成杯オータムハンデキャップ2017

サマースマイルシリーズ最終戦「 京成杯オータムハンデキャップ2017 」です。秋競馬が始まる中で行われるサマーシリーズ。今年の出走予定馬の中では、3頭(マルターズアポジーダノンリバティグランシルク)にシリーズチャンピオンの可能性があります。中山マイルのハンデ戦と、如何にも波乱含みな条件ですが、3頭とも実力のある馬ですし、十分にチャンスがありそうですね。

コース形態

中山競馬場の芝コース

過去10年の京成杯オータムハンデキャップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。偶に荒れている感じですが、穴馬は毎年のように馬券圏内に来るため、上位人気馬だけの決着という可能性は低そうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2016 2,280円 3,940円 19,430円
2015 62,380円 268,440円 2,227,820円
2014 4,600円 40,530円 153,480円
2013 1,500円 6,860円 28,410円
2012 4,960円 9,890円 59,410円
2011 3,450円 6,270円 35,040円
2010 3,650円 11,650円 66,000円
2009 35,760円 84,770円 677,660円
2008 6,620円 17,970円 124,050円
2007 1,790円 3,170円 12,070円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

京成杯オータムハンデキャップ2017
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走
2016 1 10 牡3 55 ロードクエスト 1 日本ダービー(G1) 11着(1.0)
2 3 牝6 54 カフェブリリアント 6 ヴィクトリアマイル(G1) 15着(2.7)
3 5 牡4 58 ダノンプラチナ 2 東京新聞杯(G3) 4着(0.5)
2015 1 12 牡7 53 フラアンジェリコ 13 七夕賞(G3) 11着(0.8)
2 8 牡6 57 エキストラエンド 11 関屋記念(G3) 9着(0.5)
3 13 牡3 54 ヤングマンパワー 7 関屋記念(G3) 3着(0.2)
2014新潟 1 3 牡5 58 クラレント 2 関屋記念(G3) 1着(-0.1)
2 6 牡5 55 ブレイズアトレイル 8 関屋記念(G3) 5着(0.4)
3 7 セ6 56 ミトラ 9 関屋記念(G3) 10着(1.0)
2013 1 7 牝4 52 エクセラントカーヴ 3 新潟日報賞(1600万) 1着(-0.1)
2 8 牡5 58 ダノンシャーク 2 安田記念(G1) 3着(0.1)
3 9 牡3 53 ゴットフリート 7 NHKマイルカップ(G1) 11着(0.8)
2012 1 3 牡3 54 レオアクティブ 2 朱鷺ステークス(OP) 1着(-0.2)
2 1 牡7 57.5 スマイルジャック 6 関屋記念(G3) 6着(0.5)
3 11 セ7 55 スピリタス 4 関屋記念(G3) 3着(0.3)
2011 1 8 牡5 57 フィフスペトル 2 夏至ステークス(OP) 1着(-0.1)
2 14 牝4 54 アプリコットフィズ 7 クイーンステークス(G3) 12着(1.5)
3 7 牡6 57.5 レインボーペガサス 3 関屋記念(G3) 1着(-0.1)
2010 1 7 牡4 55 ファイアーフロート 4 長岡ステークス(1600万) 1着(-0.0)
2 9 牡5 54 キョウエイストーム 7 七夕賞(G3) 7着(0.4)
3 3 牡3 54 キョウエイアシュラ 5 函館スプリントステークス(G3) 4着(0.4)
2009 1 3 牝5 54 ザレマ 2 クイーンステークス(G3) 2着(0.2)
2 7 セ7 53 アップドラフト 14 小倉日経オープン(OP) 7着(0.7)
3 14 牡6 56 マイネルスケルツィ 3 関屋記念(G3) 3着(0.5)
2008 1 16 牝5 55 キストゥヘヴン 3 安田記念(G1) 7着(0.9)
2 3 牡3 53 レッツゴーキリシマ 10 日本ダービー(G1) 13着(1.6)
3 4 牡5 56 ステキシンスケクン 2 北九州記念(G3) 9着(1.0)
2007 1 2 牡5 57 キングストレイル 2 東風ステークス(OP) 1着(-0.0)
2 3 牡8 57 カンファーベスト 4 関屋記念(G3) 4着(0.8)
3 5 牡3 53 マイネルシーガル 1 NHKマイルカップ(G1) 8着(1.0)

前走関屋記念

過去10年の京成杯オータムハンデキャップ3着以内30頭中10頭を占めます。人気薄や馬券圏外からの好走例が目立ちます。

人気

過去10年の京成杯オータムハンデキャップ3着以内では、1番人気が不審傾向となっていますが、2~3番人気(特に2番人気)の好走例が多いです。

  • 1番人気(1-0-1-8)複勝率20%
  • 2番人気(5-1-2-2)複勝率80%
  • 3番人気(2-0-2-6)複勝率40%

騎手

近年の京成杯オータムハンデキャップ3着以内では、田辺騎手の好走例が多く、人気以上の着順が続いています。

  • 2016年4着クラリティスカイ(9番人気)
  • 2015年1着フラアンジェリコ(13番人気)
  • 2014年1着クラレント(2番人気)
  • 2013年3着ゴットフリート(7番人気)
  • 2012年2着スマイルジャック(6番人気)

前走重賞

過去10年の京成杯オータムハンデキャップ3着以内30頭中24頭を占めます。その他、前走が重賞以外だった6頭中5頭が前走1着馬でした。

馬券予想

過去10年の傾向から「前走関屋記念」「2番人気」「田辺騎手」「前走重賞」に注目です。

京成杯オータムハンデキャップ2017 は、国内のマイル路線としては骨っぽい馬が集まった印象ですね。馬券的には取捨に悩む難解な一戦だと思います。(;´・ω・`A “`

以下、簡単な考察と予想です。

差し追い込み馬中心の予想です。実績とデータ傾向からグランシルクを軸に…と考えていますが、紐候補が多すぎます。(;´・ω・`A “`3着以内なら、殆ど全頭ありえそうというメンバーですね。

【追記】ダノンプラチナ出走取消のため、ブラックスピネルに変更しました。

◎⑥グランシルク

前走中京記念2017 2着。前に行ったウインガニオンを捉えきれずの2着。3走前京王杯スプリングカップ2017優勝のレッドファルクスを除くと、逃げ先行馬を捕まえられず2~3着に敗れています。後ろから行く馬のため、展開に左右される部分があるのは仕方ないところでしょうか。

今回はレース相性の良い田辺騎手が騎乗ということで、期待の本命です。

○⑨ウキヨノカゼ

前走関屋記念2017 10着。逃げたマルターズアポジーが優勝し、上位争いは、前に行った馬と内をロス無く捌いた馬が独占という決着でした。その中でウキヨノカゼは、外枠発走から大外をぶん回す追い込み10着は仕方ないところだと思います。

過去の京成杯オータムハンデキャップでは、差し追い込みが決まる傾向にあります。今回は、有力馬に逃げ先行馬も多く、前が厳しい流れになるようであれば…

▲⑤マルターズアポジー

前走関屋記念2017 1着。久々のマイル戦を難なく逃げ切り勝ち。前が止まらない馬場でしたが、やはりハナを切ると強いですね。

今回は、他に前に行きそうな馬が多いことに加えて、斤量も58kg。条件的には厳しいかもと思いつつ、前走の勝ちっぷりから軽視するわけにも…。

△⑩ダノンプラチナ 出走取消

前走関屋記念2017 5着。前に行く馬が残る中、内でロス無く脚を溜めた追い込み。ジワジワと伸びてきていましたが、前を捕まえきれませんでした。約10ヵ月の休み明けに加え、馬体重プラス12kg。目標は先というコンディションながら、5着に好走したのは、流石に能力の高さを感じます。

昨年の京成杯オータムハンデキャップ2016も今回と同じ斤量58kgを背負い3着に好走していますし、実績から大崩れというのは考えにくいタイプではないでしょうか。

△⑧ブラックスピネル

前走安田記念2017 18着。大きく崩れたのはG1の前走ぐらいで、長く安定した走りを見せています。マイル重賞で連対した過去2戦は、エアスピネル、フィエロ、アストラエンブレムといった実績馬相手のもの。今回の相手なら、能力上位になると思います。内でロス無く進めることが出来れば…。

3連複◎-○▲△-○▲△ 合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、12着、14着でした。本命◎グランシルクは1着でした。

京成杯オータムハンデキャップ2017
着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走
1 6 牡5 グランシルク 1 中京記念(G3) 2着(0.4)
2 3 牡6 ガリバルディ 11 ダービー卿チャレンジトロフィー(G3) 9着(0.6)
3 13 牡5 ダノンリバティ 6 関屋記念(G3) 3着(0.2)

晩に録画を見ました…。(´;ω;`)

予想していた差し追い込みが決まる結果でしたが、見当違いもいいところ。ノーマークの差し追い込み馬が2~3着に来てしまいました。ガリバルディは若干気になってはいたんですが、ダノンリバティは、昨年同じローテで大きく負けているだけに、全く検討もせず消してしまいました。

それにしてもグランシルク強かったです。3着以内は硬そうと思っていましたが、3着以内どころか、余裕の差し切り勝ち。これは、この先も楽しみな価値っぷりでした。田辺騎手は、テレビ番組内で”京成杯男”と言われていましたが、本当にレース相性が良いですね。

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