京成杯オータムハンデキャップ2018過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

京成杯オータムハンデキャップ2018過去10年のデータと予想

日程 2018年9月9日(日曜)
開催 中山競馬場 11R
距離 芝1600m
格付け GⅢ
条件 サラ系3歳以上
斤量 ハンデ
出走数 15頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

京成杯オータムハンデキャップ2018

サマースマイルシリーズ最終戦「京成杯オータムハンデキャップ2018」です。京成杯オータムハンデキャップ2018出走馬の中では、5頭(ウインガニオン、ヤングマンパワー、ロードクエスト、ロジクライ、ワントゥワン)にシリーズチャンピオンの可能性があります。

中山競馬場の芝1600mコース

過去10年の京成杯オータムハンデキャップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。ハンデ戦の中山マイルということもあり、例年穴馬の好走が多く、難関なレースとなっています。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 4,050円 13,920円 68,880円
2016 2,280円 3,940円 19,430円
2015 62,380円 268,440円 2,227,820円
2014 4,600円 40,530円 153,480円
2013 1,500円 6,860円 28,410円
2012 4,960円 9,890円 59,410円
2011 3,450円 6,270円 35,040円
2010 3,650円 11,650円 66,000円
2009 35,760円 84,770円 677,660円
2008 6,620円 17,970円 124,050円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2014年は、新潟競馬場で開催されています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

京成杯オータムハンデキャップ2018 過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2017 1 6 牡5 56 グランシルク 1 中京記念(G3) 2着(0.4) 2
2 3 牡6 57 ガリバルディ 11 ダービー卿チャレンジトロフィー(G3) 9着(0.6) 6
3 13 牡5 56 ダノンリバティ 6 関屋記念(G3) 3着(0.2) 5
2016 1 10 牡3 55 ロードクエスト 1 日本ダービー(G1) 11着(1.0) 9
2 3 牝6 54 カフェブリリアント 6 ヴィクトリアマイル(G1) 15着(2.7) 14
3 5 牡4 58 ダノンプラチナ 2 東京新聞杯(G3) 4着(0.5) 2
2015 1 12 牡7 53 フラアンジェリコ 13 七夕賞(G3) 11着(0.8) 7
2 8 牡6 57 エキストラエンド 11 関屋記念(G3) 9着(0.5) 5
3 13 牡3 54 ヤングマンパワー 7 関屋記念(G3) 3着(0.2) 9
2014新潟 1 3 牡5 58 クラレント 2 関屋記念(G3) 1着(-0.1) 4
2 6 牡5 55 ブレイズアトレイル 8 関屋記念(G3) 5着(0.4) 10
3 7 セ6 56 ミトラ 9 関屋記念(G3) 10着(1.0) 5
2013 1 7 牝4 52 エクセラントカーヴ 3 新潟日報賞(1600万) 1着(-0.1) 2
2 8 牡5 58 ダノンシャーク 2 安田記念(G1) 3着(0.1) 12
3 9 牡3 53 ゴットフリート 7 NHKマイルカップ(G1) 11着(0.8) 5
2012 1 3 牡3 54 レオアクティブ 2 朱鷺ステークス(OP) 1着(-0.2) 2
2 1 牡7 57.5 スマイルジャック 6 関屋記念(G3) 6着(0.5) 7
3 11 セ7 55 スピリタス 4 関屋記念(G3) 3着(0.3) 8
2011 1 8 牡5 57 フィフスペトル 2 夏至ステークス(OP) 1着(-0.1) 1
2 14 牝4 54 アプリコットフィズ 7 クイーンステークス(G3) 12着(1.5) 8
3 7 牡6 57.5 レインボーペガサス 3 関屋記念(G3) 1着(-0.1) 4
2010 1 7 牡4 55 ファイアーフロート 4 長岡ステークス(1600万) 1着(-0.0) 8
2 9 牡5 54 キョウエイストーム 7 七夕賞(G3) 7着(0.4) 12
3 3 牡3 54 キョウエイアシュラ 5 函館スプリントステークス(G3) 4着(0.4) 4
2009 1 3 牝5 54 ザレマ 2 クイーンステークス(G3) 2着(0.2) 1
2 7 セ7 53 アップドラフト 14 小倉日経オープン(OP) 7着(0.7) 5
3 14 牡6 56 マイネルスケルツィ 3 関屋記念(G3) 3着(0.5) 13
2008 1 16 牝5 55 キストゥヘヴン 3 安田記念(G1) 7着(0.9) 14
2 3 牡3 53 レッツゴーキリシマ 10 日本ダービー(G1) 13着(1.6) 16
3 4 牡5 56 ステキシンスケクン 2 北九州記念(G3) 9着(1.0) 7
前走関屋記念

過去10年の京成杯オータムハンデキャップ3着以内30頭中10頭を占めます。穴馬の好走が目立ちます。

前走重賞

過去10年の京成杯オータムハンデキャップ3着以内30頭中25頭を占めます。前走が重賞以外だった馬は5頭いますが、そのうち4頭が前走1着馬でした。

騎手

近年の京成杯オータムハンデキャップ3着以内では、田辺騎手の好走例が多く、人気以上の着順が続いています。

  • 2017年1着グランシルク(1番人気)
  • 2016年4着クラリティスカイ(9番人気)
  • 2015年1着フラアンジェリコ(13番人気)
  • 2014年1着クラレント(2番人気)
  • 2013年3着ゴットフリート(7番人気)
  • 2012年2着スマイルジャック(6番人気)

※ 追記:今年は、田辺騎手の騎乗予定が無いようです。

予想

例年穴馬の好走が多い一戦。今年の京成杯オータムハンデキャップ2018もノーマークの穴馬の激走があるかもしれません。サマーマイルシリーズを使ってきた馬が上位争いの中心になると思いますが、かなり多くの馬にチャンスがありそうなメンバーに見えます。

以下、簡単な考察と予想です。例年、差し追い込みが決まるレース。後ろから行きそうな馬を中心に選んでいましたが、土曜がやや前残りの高速馬場だったため、印を変更しました。ゴールドサーベラス&ゴールドサーベラス&ワントゥワンの3頭を無印にして、ロジクライ&ベステンダンク&ミッキーグローリーの3頭を追加しました。

◎⑦ヒーズインラブ

今年のダービー卿チャレンジトロフィー2018優勝馬。中山マイルは相性(3-1-1-1)が良く、馬券圏外は僅か1回だけです。その1回も4着ですから、得意のコースといっても良さそうです。ダービー卿チャレンジトロフィー2018を内から上がり最速で差し切った脚に期待したいですね。

○②ロジクライ

前に行けそうな脚質に加えて、速い時計にも対応できそうなのは、魅力ですね。中山コースが初めてというのは、不安要素になるとは思いますが、この馬場状態なら無視できず…。

▲⑮ベステンダンク

かなり速い勝ち時計(1:31.9)となった前走米子ステークス2018を逃げ切り勝ち。最後は直線で後続を5馬身突き放す完勝でした。完勝した要因が分からないものの、今回も前に行く脚質と高速馬場なら…という感じがします。

△⑩ミッキーグローリー

買う馬に困ったときのルメール騎手×人気馬。速い時計への対応がポイントになるでしょうか。

(無印)⑭ワントゥワン

好ローテの関屋記念組。前走関屋記念2018は、最後方からの追い込みでした。いつも最後は良い脚を使うので、流れが向くかどうかがポイントになるでしょうか。

(無印)⑬ゴールドサーベラス

オープンクラスの直近4戦は、大崩れはしていませんが、馬券圏外となっています。このクラスでは、少し足りないと言えるかもしれません。ただ中山マイルは相性が良く、今年、1000万~1600万と連勝し、ダービー卿チャレンジトロフィー2018に出走しています。ダービー卿チャレンジトロフィー2018は、出負けして後方からの競馬でした。最後は良い脚で詰めてきているもの、6着に敗れています。重賞で全く通用しないという感じは無いので、出遅れさえなければ、上位に食い込むシーンがありそうです。

(無印)⑪ストーミーシー

前走ダービー卿チャレンジトロフィー2018では、内を捌いた優勝馬ヒーズインラブとは対照的に、大外から上がり最速の追い込みで3着に入りました。程よい斤量(54kg)ですし、末脚が活きる流れになれば、見せ場があるかもしれません。骨折明けみたいなので、一応の押さえで…。

3連複4頭ボックス◎○▲△ 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、9着、14着でした。本命◎ヒーズインラブは、9着でした。

京成杯オータムハンデキャップ2018 結果
着順 馬番 性齡 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 10 牡5 55 ミッキーグローリー 1 阿武隈ステークス(1600万) 1着(-0.3) 1
2 14 牝5 53 ワントゥワン 3 関屋記念(G3) 2着(0.0) 5
3 2 牡5 56.5 ロジクライ 2 中京記念(G3) 2着(0.0) 5

晩に録画を見ました。

1~3番人気による順当な決着。過去、波乱傾向のレースだっただけに、かなり珍しい結果だったと思います。

本命ヒーズインラブは、最後出すところが無く脚を余すような内容になってしまいました、ごちゃついた内を通ってきた有力どころが不発となった分、外をスムーズに追い込んできたミッキーグローリーとワントゥワンは、持ち味が活きたように見えました。

それにしても格上挑戦だったミッキーグローリーは、強かったです。速い時計に対応できるかどうか不安がありましたが、そんなこと関係ないような勝ちっぷりの良さでした。

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