日程 | 2021年10月24日(日曜) |
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開催 | 阪神競馬場11R |
距離 | 芝3000m |
格付け | G1 |
条件 | 3歳 |
斤量 | 馬齢(牡57kg,牝55kg) |
出走数 | 18頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.6(24日) |
菊花賞2021
3歳クラシック最終戦、菊花賞2021です。過去の上位馬には、後の国内G1戦線で活躍した馬が名を連ねる伝統の一戦です。今後の日本競馬を占う一戦ともいえそうです。以前は、長距離血統が重要な要素のレースでしたが、近年は長距離血統馬の出走自体が少なくなってきたこともあり、ロス無く、掛からず、上手く乗った馬が上位に来る傾向があります。※今年は、京都競馬場の整備工事の影響で阪神競馬場で開催されます。
配当
過去10年の菊花賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。2017~2018年を除くと大きな波乱がないものの、穴馬の好走自体は多いため、馬連や3連複ともに好配当が続いています。波乱含みのレースといえるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2020 | 910円 | 3,810円 | 8,740円 |
2019 | 1,260円 | 1,070円 | 6,080円 |
2018 | 2,380円 | 16,710円 | 100,590円 |
2017 | 10,660円 | 136,350円 | 559,700円 |
2016 | 3,510円 | 17,550円 | 69,380円 |
2015 | 3,870円 | 4,640円 | 38,880円 |
2014 | 2,640円 | 13,340円 | 59,220円 |
2013 | 950円 | 3,910円 | 11,750円 |
2012 | 960円 | 4,830円 | 12,450円 |
2011 | 330円 | 1,050円 | 2,190円 |
では過去10年の菊花賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2020良 | 1 | 3 | コントレイル | 1 | 神戸新聞杯(G2) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 9 | アリストテレス | 4 | 小牧特別(2勝クラス) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 10 | サトノフラッグ | 5 | セントライト記念(G2) 2着(0.3) | 1 | |
2019良 | 1 | 5 | ワールドプレミア | 3 | 神戸新聞杯(G2) 3着(0.7) | 3 |
2 | 14 | サトノルークス | 8 | セントライト記念(G2) 2着(0.3) | 8 | |
3 | 13 | ヴェロックス | 1 | 神戸新聞杯(G2) 2着(0.5) | 2 | |
2018良 | 1 | 12 | フィエールマン | 7 | ラジオNIKKEI賞(G3) 2着(0.1) | 1 |
2 | 9 | エタリオウ | 2 | 神戸新聞杯(G2) 2着(0.1) | 3 | |
3 | 7 | ユーキャンスマイル | 10 | 阿賀野川特別(1000万) 1着(-0.1) | 2 | |
2017不良 | 1 | 13 | キセキ | 1 | 神戸新聞杯(G2) 2着(0.3) | 2 |
2 | 4 | クリンチャー | 10 | セントライト記念(G2) 9着(1.1) | 4 | |
3 | 14 | ポポカテペトル | 13 | 阿賀野川特別(1000万) 1着(-0.2) | 2 | |
2016良 | 1 | 3 | サトノダイヤモンド | 1 | 神戸新聞杯(G2) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 11 | レインボーライン | 9 | 札幌記念(G2) 3着(-0.0) | 4 | |
3 | 13 | エアスピネル | 6 | 神戸新聞杯(G2) 5着(0.7) | 2 | |
2015良 | 1 | 4 | キタサンブラック | 5 | セントライト記念(G2) 1着(-0.1) | 6 |
2 | 11 | リアルスティール | 2 | 神戸新聞杯(G2) 2着(0.3) | 1 | |
3 | 17 | リアファル | 1 | 神戸新聞杯(G2) 1着(-0.3) | 3 | |
2014良 | 1 | 2 | トーホウジャッカル | 3 | 神戸新聞杯(G2) 3着(0.0) | 9 |
2 | 4 | サウンズオブアース | 4 | 神戸新聞杯(G2) 2着(0.0) | 8 | |
3 | 10 | ゴールドアクター | 7 | 支笏湖特別(1000万) 1着(-0.2) | 1 | |
2013不良 | 1 | 3 | エピファネイア | 1 | 神戸新聞杯(G2) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 14 | サトノノブレス | 5 | 神戸新聞杯(G2) 3着(0.5) | 2 | |
3 | 10 | バンデ | 3 | 兵庫特別(1000万) 1着(-1.0) | 1 | |
2012良 | 1 | 1 | ゴールドシップ | 1 | 神戸新聞杯(G2) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 16 | スカイディグニティ | 5 | セントライト記念(G2) 2着(0.2) | 14 | |
3 | 15 | ユウキソルジャー | 7 | 神戸新聞杯(G2) 4着(1.1) | 9 | |
2011良 | 1 | 14 | オルフェーヴル | 1 | 神戸新聞杯(G2) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 13 | ウインバリアシオン | 2 | 神戸新聞杯(G2) 2着(0.4) | 2 | |
3 | 1 | トーセンラー | 3 | セントライト記念(G2) 2着(0.2) | 3 |
過去10年の菊花賞3着以内30頭中10頭を占めます。そのうち7頭が優勝しています。※今年は阪神開催のため、傾向などが変わるかもしれません。
過去10年の菊花賞3着以内30頭中17頭を占めます。馬券圏内に来なかった年が無く、毎年、連対馬を出しています。
過去10年の菊花賞優勝馬10頭中8頭が前走神戸新聞杯出走馬でした。神戸新聞杯3着以内の馬が菊花賞優勝候補といえそうです。なお優勝馬のうちトーホウジャッカル(2014年)、フィエールマン(2018年)、ワールドプレミア(2019年)を除く7頭が菊花賞までに3勝以上していました。
過去10年の菊花賞3着以内30頭中6頭を占めます。不良馬場で行われた2017年のクリンチャーを除く5頭が前走3着以内に好走していました。穴馬の好走例が多い傾向にあります。
過去10年の菊花賞3着以内30頭中27頭を占めます。前走4着以下の3頭のうち、不良馬場で行われた2017年のクリンチャーを除く2頭が前走神戸新聞杯出走馬で、それぞれ神戸新聞杯で4着と5着に好走していました。前走大崩れしていた馬は買い難い傾向にありそうです。
過去10年の菊花賞3着以内30頭中5頭を占めます。穴馬の好走が目立ちます。
過去10年の菊花賞3着以内30頭中3頭を占めます。3着以内に好走した3頭は、ともに穴馬(5~7番人気)でした。一方、人気の関東馬は、凡走が目立ちます。過去10年で区切っていますが、2010年以前も人気を集めた関東馬の凡走が目立っています。
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2019 | 9 | 2 | ニシノデイジー | 2 | セントライト記念(G2) 5着(0.6) | 2 |
2018 | 4 | 3 | ブラストワンピース | 1 | 新潟記念(G3) 1着(-0.3) | 1 |
9 | 4 | ジェネラーレウーノ | 4 | セントライト記念(G2) 1着(-0.2) | 4 | |
2017 | 6 | 12 | ミッキースワロー | 3 | セントライト記念(G2) 1着(-0.3) | 2 |
2016 | 4 | 6 | ディーマジェスティ | 2 | セントライト記念(G2) 1着(-0.0) | 1 |
2013 | 15 | 15 | ユールシンギング | 4 | セントライト記念(G2) 1着(-0.0) | 3 |
2012 | 8 | 2 | フェデラルホール | 4 | 九十九里特別(1000万) 1着(-0.1) | 1 |
2011 | 7 | 5 | フェイトフルウォー | 4 | セントライト記念(G2) 1着(-0.2) | 6 |
予想
菊花賞2021は、例年よりも混戦模様という印象を受けます。ダービー連対馬含む上位馬の出走が少ないため、前哨戦(神戸新聞杯、セントライト記念)以外のローテの馬にもチャンスがあるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。結局、好ローテの馬を中心に選びました。ただ混戦過ぎて、全く当たる気がしません。
過去好走例が多い前走神戸新聞杯出走馬。実績的には勝ち負け候補になるでしょうか。深く考えず本命評価にしました。
前走ラジオNIKKEI賞出走馬。フィエールマン(2018年)と同じローテですが、流石に実績だけ見ると買い難いところでしょうか。前走の勝ちっぷり自体は良かったので、前走からの勢いと穴で一発あっても…ということで対抗評価にしました。
過去好走例が多いセントライト記念出走馬。9番人気ながら骨っぽい上位人気馬を抑えての優勝でした。内で脚を溜めて、最後は外からの直線一気…。前走同様、今回も同じようなレース展開になれば、見せ場があるかもしれません。
過去好走例が多い前走神戸新聞杯出走馬。前走は先行勢が垂れる中、粘り強く3着に好走しました。長丁場も問題無さそうなので、紐荒れに期待して、好ローテの穴馬を押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、4着、9着、14着、16着でした。本命◎ステラヴェローチェは、4着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 3 | タイトルホルダー | 4 | セントライト記念(G2) 13着(1.3) | 1 |
2 | 18 | オーソクレース | 3 | セントライト記念(G2) 3着(0.4) | 5 |
3 | 11 | ディヴァインラヴ(牝) | 6 | 木曽川特別(2勝クラス) 1着(-0.1) | 1 |
1~2番人気が馬券圏外となる小波乱でした。大混戦のレースだったとはいえ、難解なレースだったと思います。
伏兵タイトルホルダーが優勝。後続が捕まえに行かなかったこともあり、上手く逃げ切ったという印象でした。最後は人気馬2頭が外から詰めてきていたものの、追い込み勢には向かないレースだったかもしれません。3着には牝馬の ディヴァインラヴ。長距離戦の牝馬ということで、完全にスルーしてました。