金鯱賞2024過去データと予想 | 深く考えない競馬

金鯱賞2024過去データと予想

日程 2024年3月10日(日曜)
開催 中京競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G2
条件 4歳以上
斤量 別定
出走数 13頭
クッション値 9.2(3月10日)

金鯱賞2024

中距離重賞、金鯱賞2024です。現行の金鯱賞となった2017年以降では、金鯱賞出走馬が大阪杯で活躍する傾向にあります。本番に向けた前哨戦と考えると、今年も注目のレースだと思います。

金鯱賞は、2016年まで12月に開催されていましたが、2017年に中日新聞杯と入れ替わるかたちで、3月開催に変更となりました。同時期の同コース開催の重賞という意味で、中日新聞杯(2014~2016年)と金鯱賞(2017年~2023年)の過去10年のデータを扱っています。

中京競馬場の芝2000mコース

中京競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の金鯱賞(中日新聞杯2014~2016年を含む)の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。時折、大きく荒れているレースですが、近年は3連単1万円台の順当な決着が増えてきています。

年度 馬連 3連複 3連単
2023 1,250円 4,420円 14,340円
2022 830円 3,540円 10,610円
2021 13,570円 34,650円 783,010円
2020 1,550円 5,880円 14,440円
2019 1,700円 1,880円 11,040円
2018 5,860円 4,000円 50,360円
2017 3,800円 56,390円 192,050円
2016 4,140円 52,450円 251,670円
2015 1,810円 9,580円 50,580円
2014 6,010円 17,600円 141,450円

では過去10年の金鯱賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

金鯱賞2024過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2023 1 12 牡5 57 プログノーシス 1 中日新聞杯(G3) 4着(0.1) 1
2 10 牡4 57 フェーングロッテン 3 中山金杯(G3) 3着(0.0) 2
3 1 牡6 57 アラタ 6 中山金杯(G3) 4着(0.0) 5
2022 1 3 牡4 56 ジャックドール 1 白富士ステークス(LR) 1着(-0.2) 1
2 10 牝5 56 レイパパレ 2 香港カップ(G1) 6着 2
3 6 牝5 55 アカイイト 5 有馬記念(G1) 7着(1.1) 6
2021 1 5 牡6 56 ギベオン 10 白富士ステークス(LR) 5着(0.4) 7
2 1 牝4 55 デアリングタクト 1 ジャパンカップ(G1) 3着(0.2) 3
3 10 牡4 56 ポタジェ 6 白富士ステークス(LR) 1着(-0.1) 1
2020 1 6 牡4 58 サートゥルナーリア 1 有馬記念(G1) 2着(0.8) 3
2 8 牡5 56 サトノソルタス 8 中日新聞杯(G3) 5着(0.4) 5
3 4 牡6 56 ダイワキャグニー 6 白富士ステークス(LR) 7着(0.6) 1
2019稍重 1 1 牡4 56 ダノンプレミアム 2 日本ダービー(G1) 6着(0.2) 1
2 11 牝5 55 リスグラシュー 5 香港ヴァーズ(G1) 2着 2
3 8 牡5 56 エアウィンザー 1 チャレンジカップ(G3) 1着(-0.5) 2
2018稍重 1 9 牡4 57 スワーヴリチャード 1 有馬記念(G1) 4着(0.2) 2
2 4 牡8 56 サトノノブレス 8 凱旋門賞(G1) 16着 11
3 5 牡5 57 サトノダイヤモンド 2 凱旋門賞(G1) 15着 2
2017 1 6 牡5 57 ヤマカツエース 1 有馬記念(G1) 4着(0.3) 8
2 15 牡4 56 ロードヴァンドール 7 小倉大賞典(G3) 4着(0.4) 11
3 8 牡6 56 スズカデヴィアス 13 白富士ステークス(OP) 1着(-0.0) 3
2016 1 5 牡6 58 サトノノブレス 1 日経新春杯(G2) 3着(0.3) 4
2 15 牡7 55 ファントムライト 9 白富士ステークス(OP) 2着(0.0) 1
3 13 牡6 55 レコンダイト 13 アルゼンチン共和国杯(G2) 10着(1.0) 5
2015 1 1 牡6 57 ディサイファ 5 アメリカジョッキークラブカップ(G2) 5着(0.4) 11
2 10 セ7 55 デウスウルト 2 中山金杯(G3) 3着(0.3) 5
3 4 牡5 55 マイネルミラノ 6 小倉大賞典(G3) 5着(0.7) 7
2014 1 17 牡5 54 マーティンボロ 10 飛鳥ステークス(1600万) 1着(0.0) 3
2 6 牝4 54 ラキシス 3 京都記念(G2) 4着(0.3) 3
3 13 牡4 56 ラブリーデイ 4 有馬記念(G1) 12着(3.2) 14
前走重賞レース

過去10年の金鯱賞(中日新聞杯2014~2016年を含む)3着以内30頭中23頭を占めます。そのうち15頭が前走5着以内に好走していました。前走重賞好走馬やG1レース出走馬が候補になりそうです。

前走重賞レース以外

過去10年の金鯱賞(中日新聞杯2014~2016年を含む)3着以内30頭中7頭を占めます。そのうち6頭が前走白富士ステークス出走馬でした。

5番人気以下

過去10年の金鯱賞(中日新聞杯2014~2016年を含む)3着以内30頭中15頭を占めます。毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。

予想

金鯱賞2024は、層が厚いメンバーが集まりました。順当ならプログノーシスやドゥレッツァの2頭が上位争いの中心になるでしょうか。ただ2~3着争いまで考えると、実力馬が多いため取捨選択が難解なレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。

◎3ドゥレッツァ

前走菊花賞を快勝。実績面では抜けてるでしょうか。深く考えず本命評価にしました。

○4プログノーシス

昨年の金鯱賞優勝馬。昨年は前が残りそうな展開を直線一気で交わす強いレースでした。その後の実績を考えれば、ここも勝ち負け候補になるでしょうか。

▲7ヤマニンサルバム

左回りの直近2戦を完勝。逃げ先行からの粘りに期待して押さえました。

△12ハヤヤッコ

前走中日新聞杯は、ヤマニンサルバム相手に小差2着でした。開幕週ですし、後ろから進める脚質は買いにくい要素ですが、大きく崩れていない中京コース実績に期待して…。

馬連◎-○3連複◎-○▲△-○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、4着、10着でした。本命◎ドゥレッツァは、2着でした。

金鯱賞2024結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 4 牡6 58 プログノーシス 2 香港カップ(G1) 5着 2
2 3 牡4 59 ドゥレッツァ 1 菊花賞(G1) 1着(-0.6) 4
3 6 牡6 57 ヨーホーレイク 6 日経新春杯2022(G2) 1着(-0.1) 3

トリガミ的中。3着争いが惜しかったので、馬券的には歯がゆい決着でした。

対抗プログノーシスの快勝。速い流れから抜け出して、後続を突き放していました。距離も舞台もベストという印象の内容でした。2着には本命ドゥレッツァ。59kgの斤量ながら、後方から見せ場のある直線だったと思います。直線の進路取りがスムーズならもう少し詰めていたかもしれません。押さえのヤマニンサルバムとハヤヤッコ。早い流れも後押しして、後方から進めたハヤヤッコが惜しい4着でした。逆にヤマニンサルバムには厳しい流れだったと思います。

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