日程 | 2020年3月15日(日曜) |
---|---|
開催 | 中京競馬場11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G2 |
条件 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 12頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
金鯱賞2020
大阪杯に向けた一戦、金鯱賞2020です。現行の金鯱賞となった2017年以降では、ヤマカツエース(2017年)、スワーヴリチャード(2018年)と2年連続で金鯱賞組が大阪杯3着以内に好走しています。昨年は、エアウィンザーが小差の5着に好走。今年も大阪杯に向けて注目の前哨戦になりそうです。
配当
過去8年の金鯱賞(中日新聞杯2012~2016年)の配当を見ると、3連単10万馬券超えが3回あります。昨年や2013年が順当な決着となっていますが、例年人気薄の好走が見られ、好配当に年が多い傾向にあります。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|
2019 | 1,700円 | 1,880円 | 11,040円 |
2018 | 5,860円 | 4,000円 | 50,360円 |
2017 | 3,800円 | 56,390円 | 192,050円 |
2016 | 4,140円 | 52,450円 | 251,670円 |
2015 | 1,810円 | 9,580円 | 50,580円 |
2014 | 6,010円 | 17,600円 | 141,450円 |
2013 | 1,470円 | 2,920円 | 17,230円 |
2012 | 5,510円 | 6,690円 | 54,410円 |
では過去8年の金鯱賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去8年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019稍重現行 | 1 | 1 | 牡4 | 56 | ダノンプレミアム | 2 | 日本ダービー(G1) 6着(0.2) | 1 |
2 | 11 | 牝5 | 55 | リスグラシュー | 5 | 香港ヴァーズ(G1) 2着 | 2 | |
3 | 8 | 牡5 | 56 | エアウィンザー | 1 | チャレンジカップ(G3) 1着(-0.5) | 2 | |
2018稍重現行 | 1 | 9 | 牡4 | 57 | スワーヴリチャード | 1 | 有馬記念(G1) 4着(0.2) | 2 |
2 | 4 | 牡8 | 56 | サトノノブレス | 8 | 凱旋門賞(G1) 16着 | 11 | |
3 | 5 | 牡5 | 57 | サトノダイヤモンド | 2 | 凱旋門賞(G1) 15着 | 2 | |
2017良現行 | 1 | 6 | 牡5 | 57 | ヤマカツエース | 1 | 有馬記念(G1) 4着(0.3) | 8 |
2 | 15 | 牡4 | 56 | ロードヴァンドール | 7 | 小倉大賞典(G3) 4着(0.4) | 11 | |
3 | 8 | 牡6 | 56 | スズカデヴィアス | 13 | 白富士ステークス(OP) 1着(-0.0) | 3 | |
2016良 | 1 | 5 | 牡6 | 58 | サトノノブレス | 1 | 日経新春杯(G2) 3着(0.3) | 4 |
2 | 15 | 牡7 | 55 | ファントムライト | 9 | 白富士ステークス(OP) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 13 | 牡6 | 55 | レコンダイト | 13 | アルゼンチン共和国杯(G2) 10着(1.0) | 5 | |
2015良 | 1 | 1 | 牡6 | 57 | ディサイファ | 5 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 5着(0.4) | 11 |
2 | 10 | セ7 | 55 | デウスウルト | 2 | 中山金杯(G3) 3着(0.3) | 5 | |
3 | 4 | 牡5 | 55 | マイネルミラノ | 6 | 小倉大賞典(G3) 5着(0.7) | 7 | |
2014良 | 1 | 17 | 牡5 | 54 | マーティンボロ | 10 | 飛鳥ステークス(1600万) 1着(0.0) | 3 |
2 | 6 | 牝4 | 54 | ラキシス | 3 | 京都記念(G2) 4着(0.3) | 3 | |
3 | 13 | 牡4 | 56 | ラブリーデイ | 4 | 有馬記念(G1) 12着(3.2) | 14 | |
2013良 | 1 | 13 | 牡5 | 55 | サトノアポロ | 5 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 4着(0.6) | 4 |
2 | 7 | 牡6 | 55 | アドマイヤタイシ | 1 | 中山金杯(G3) 2着(0.3) | 4 | |
3 | 2 | 牡6 | 56 | トウカイパラダイス | 3 | 日経新春杯(G2) 3着(0.2) | 4 | |
2012良 | 1 | 11 | 牡7 | 56 | スマートギア | 6 | 小倉大賞典(G3) 2着(0.0) | 10 |
2 | 3 | 牡7 | 56 | ダンツホウテイ | 9 | 小倉大賞典(G3) 4着(0.1) | 12 | |
3 | 17 | 牡4 | 57 | ダノンバラード | 1 | 日経新春杯(G2) 2着(0.2) | 3 |
過去8年の金鯱賞(中日新聞杯)3着以内24頭中16頭を占めます。6着以下だった5頭中4頭が前走G1レースに出走していました。
過去8年の金鯱賞(中日新聞杯)3着以内24頭中12頭を占めます。毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。
予想
今年の金鯱賞2020は、直近2年と比べると、やや層が薄いメンバーだと思います。実績面では、サートゥルナーリアの一強でしょうか。ただサートゥルナーリアを除くと、何が来てもおかしくないメンバー構成。毎年1~2頭程度の穴馬(5番人気以下)が馬券圏内に好走しているので、穴馬の取捨がポイントになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。5連勝中のロードマイウェイが気になりつつ、紐荒れを期待した組み合わせにしました。
実績面では優勝候補になるでしょうか。少なくとも馬券圏内を外したくないレースだと思います。ここは深く考えず本命です。
他の逃げが不在、先行しそうな馬も少ない今回は、楽な逃げが出来るかもしれません。逃げ粘って6着に好走したジャパンカップを考えれば、このメンバーが相手なら粘り込むレース展開になっても良さそうです。
直近2戦の重賞は、マーフィー騎手が騎乗して好走。前走AJCCは、故障馬の影響を受けて大外をまわしての追い込みでした。内に拘って勝ち負けしたブラストワンピースとステイフーリッシュとは、通ってきたコースの差も大きかったと思います。コース適性も問題無さそうですし、近走のレースで見せた強さを出すことが出来れば…。
前走重賞5着以内の穴馬と考えると、候補になるでしょうか。外からの追い込み決着となった前走中日新聞杯は、中団の馬群で脚を溜めて内を突く追い込みでした。最後の最後で外を通ってきた馬がかなり伸びていたので、通ってきたコースの差という印象も受けます。人気が落ち着くようなら押さえておいても…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着、5着でした。本命◎サートゥルナーリアは、1着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 牡4 | 58 | サートゥルナーリア | 1 | 有馬記念(G1) 2着(0.8) | 3 |
2 | 8 | 牡5 | 56 | サトノソルタス | 8 | 中日新聞杯(G3) 5着(0.4) | 5 |
3 | 4 | 牡6 | 56 | ダイワキャグニー | 6 | 白富士ステークス(LR) 7着(0.6) | 1 |
晩に録画を見ましたが、的中でした!久しぶりにまとまった額の払い戻しなので、すごいホクホクです。少点数買いの醍醐味ですね。
力上位の馬がしっかり結果を残したような印象のレース。逃げたダイワキャグニー、好位にサトノソルタスとサートゥルナーリア。中団ラストドラフトとほぼ想定通りの展開でした。押さえていたラストドラフトは、卒なく周ってきたようなレースになりましたが、やや位置取りが後ろ過ぎたかもしれません。サートゥルナーリアよりも前にいないと上位争いは厳しかったように見えます。