金鯱賞2021過去データと予想 | 深く考えない競馬

金鯱賞2021過去データと予想

日程 2021年3月14日(日曜)
開催 中京競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G2
条件 4歳以上
斤量 別定
出走数 10頭
天気 晴れ(ヤフー天気)
クッション値 8.2(14日)

金鯱賞2021

大阪杯に向けた一戦、金鯱賞2021です。現行の金鯱賞となった2017年以降では、大阪杯で金鯱賞組の活躍が目立ちます。今年もG1に向けて注目の前哨戦になりそうです。

金鯱賞は、有馬記念の前哨戦として2012年(中京競馬場改修後)から12月に開催されていましたが、2017年に中日新聞杯と入れ替わるかたちで、3月開催に変更となりました。同時期の同コース開催の重賞という意味で、過去データは、中日新聞杯(2012~2016年)と金鯱賞(2017年~2020年)の過去9年のデータを扱っています。

中京競馬場の芝2000mコース

配当

過去9年の金鯱賞(中日新聞杯2012~2016年)の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。近年は大きな波乱がありませんが、穴馬の好走が多く馬連や3連複の好配当が続いています。

年度 馬連 3連複 3連単
2020 1,550円 5,880円 14,440円
2019 1,700円 1,880円 11,040円
2018 5,860円 4,000円 50,360円
2017 3,800円 56,390円 192,050円
2016 4,140円 52,450円 251,670円
2015 1,810円 9,580円 50,580円
2014 6,010円 17,600円 141,450円
2013 1,470円 2,920円 17,230円
2012 5,510円 6,690円 54,410円

では過去9年の金鯱賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去9年の1~3着馬の前走データ

金鯱賞2021過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2020現行 1 6 牡4 58 サートゥルナーリア 1 有馬記念(G1) 2着(0.8) 3
2 8 牡5 56 サトノソルタス 8 中日新聞杯(G3) 5着(0.4) 5
3 4 牡6 56 ダイワキャグニー 6 白富士ステークス(LR) 7着(0.6) 1
2019稍重現行 1 1 牡4 56 ダノンプレミアム 2 日本ダービー(G1) 6着(0.2) 1
2 11 牝5 55 リスグラシュー 5 香港ヴァーズ(G1) 2着 2
3 8 牡5 56 エアウィンザー 1 チャレンジカップ(G3) 1着(-0.5) 2
2018稍重現行 1 9 牡4 57 スワーヴリチャード 1 有馬記念(G1) 4着(0.2) 2
2 4 牡8 56 サトノノブレス 8 凱旋門賞(G1) 16着 11
3 5 牡5 57 サトノダイヤモンド 2 凱旋門賞(G1) 15着 2
2017現行 1 6 牡5 57 ヤマカツエース 1 有馬記念(G1) 4着(0.3) 8
2 15 牡4 56 ロードヴァンドール 7 小倉大賞典(G3) 4着(0.4) 11
3 8 牡6 56 スズカデヴィアス 13 白富士ステークス(OP) 1着(-0.0) 3
2016 1 5 牡6 58 サトノノブレス 1 日経新春杯(G2) 3着(0.3) 4
2 15 牡7 55 ファントムライト 9 白富士ステークス(OP) 2着(0.0) 1
3 13 牡6 55 レコンダイト 13 アルゼンチン共和国杯(G2) 10着(1.0) 5
2015 1 1 牡6 57 ディサイファ 5 アメリカジョッキークラブカップ(G2) 5着(0.4) 11
2 10 セ7 55 デウスウルト 2 中山金杯(G3) 3着(0.3) 5
3 4 牡5 55 マイネルミラノ 6 小倉大賞典(G3) 5着(0.7) 7
2014 1 17 牡5 54 マーティンボロ 10 飛鳥ステークス(1600万) 1着(0.0) 3
2 6 牝4 54 ラキシス 3 京都記念(G2) 4着(0.3) 3
3 13 牡4 56 ラブリーデイ 4 有馬記念(G1) 12着(3.2) 14
2013 1 13 牡5 55 サトノアポロ 5 アメリカジョッキークラブカップ(G2) 4着(0.6) 4
2 7 牡6 55 アドマイヤタイシ 1 中山金杯(G3) 2着(0.3) 4
3 2 牡6 56 トウカイパラダイス 3 日経新春杯(G2) 3着(0.2) 4
2012 1 11 牡7 56 スマートギア 6 小倉大賞典(G3) 2着(0.0) 10
2 3 牡7 56 ダンツホウテイ 9 小倉大賞典(G3) 4着(0.1) 12
3 17 牡4 57 ダノンバラード 1 日経新春杯(G2) 2着(0.2) 3
前走重賞レース(5着以内)

過去9年の金鯱賞(中日新聞杯)3着以内27頭中18頭を占めます。6着以下だった5頭中4頭が前走G1レースに出走していました。

5番人気以下

過去9年の金鯱賞(中日新聞杯)3着以内27頭中14頭を占めます。毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。

予想

金鯱賞2021は、好メンバーが揃いました。かなり層が厚いメンバーだと思います。実績面ではジャパンカップ組の2頭ですが、ほぼ全頭が馬券候補という印象を受けます。毎年5~9番人気ぐらいの穴馬が馬券圏内に好走しているので、今年も紐荒れの可能性はあるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。デアリングタクトとグローリーヴェイズの2頭軸で良いんじゃないかと思ってたのですが、土曜の不良馬場のレースを見て、波乱想定の予想に変更しました。

◎7キセキ

スタートだけが心配な馬ですが、出遅れさえなければ、メンバー構成的にもスムーズに前に行けるのではないでしょうか。土曜の馬場を見る限り、極端な追い込みは厳しそうな馬場でした。この馬場傾向なら、逃げ先行が出来れば上位争いがあっても良さそうです。

〇3ブラヴァス

先行~好位で進めそうな馬ということで選びました。今回はG1を戦ってきたような馬が相手になるので、格下感はあるものの、相手なりに走るタイプと見れば無くはないところでしょうか。後ろで脚を溜めることになりそうな有力馬よりも前で進めることが出来れば…。

▲6ジナンボー

ブラヴァス同様、先行~好位で進めそうな馬ということで押さえました。前で進めたときは大きく崩れていないので、前が粘るようなレースになれば見せ場はあって良いかもしれません。

ワイド3頭ボックス◎○▲3連複◎-○-▲合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、5着、9着、10着でした。本命◎キセキは、5着でした。

金鯱賞2021結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 5 牡6 56 ギベオン 10 白富士ステークス(LR) 5着(0.4) 7
2 1 牝4 55 デアリングタクト 1 ジャパンカップ(G1) 3着(0.2) 3
3 10 牡4 56 ポタジェ 6 白富士ステークス(LR) 1着(-0.1) 1

波乱決着(3連単783,010円)でした。圧倒的1番人気のデアリングタクトでも2着までという馬場と考えると、後方勢には厳しかったと思います。

逃げ先行を想定していたジナンボーとキセキが後ろからの競馬…。ギベオンが逃げ切り勝ちするぐらいの馬場なので、これは残念な位置取りだったかもしれません。ギベオンが強い逃げ馬だったならまだしも、ジナンボーとキセキも前で進めていれば、もう少し良い結果だったのではないかと思ってしまいます。

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