金鯱賞2022過去データと予想 | 深く考えない競馬

金鯱賞2022過去データと予想

日程 2022年3月13日(日曜)
開催 中京競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G2
条件 4歳以上
斤量 別定
出走数 13頭
天気 晴れ(ヤフー天気)
クッション値 9.5(13日)

金鯱賞2022

大阪杯に向けた一戦、金鯱賞2022です。現行の金鯱賞となった2017年以降では、大阪杯で金鯱賞出走馬の活躍が目立ちます。今年も本番に向けて注目の前哨戦になると思います。

金鯱賞は、有馬記念の前哨戦として2012年(中京競馬場改修後)から12月に開催されていましたが、2017年に中日新聞杯と入れ替わるかたちで、3月開催に変更となりました。同時期の同コース開催の重賞という意味で、過去データは、中日新聞杯(2012~2016年)と金鯱賞(2017年~2021年)の過去10年のデータを扱っています。

中京競馬場の芝2000mコース

中京競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の金鯱賞(中日新聞杯2012~2016年)の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。時折、大きく荒れているので、やや波乱含みのレースといっても良いかもしません。

年度 馬連 3連複 3連単
2021 13,570円 34,650円 783,010円
2020 1,550円 5,880円 14,440円
2019 1,700円 1,880円 11,040円
2018 5,860円 4,000円 50,360円
2017 3,800円 56,390円 192,050円
2016 4,140円 52,450円 251,670円
2015 1,810円 9,580円 50,580円
2014 6,010円 17,600円 141,450円
2013 1,470円 2,920円 17,230円
2012 5,510円 6,690円 54,410円

では過去10年の金鯱賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

金鯱賞2022過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2021現行 1 5 牡6 56 ギベオン 10 白富士ステークス(LR) 5着(0.4) 7
2 1 牝4 55 デアリングタクト 1 ジャパンカップ(G1) 3着(0.2) 3
3 10 牡4 56 ポタジェ 6 白富士ステークス(LR) 1着(-0.1) 1
2020現行 1 6 牡4 58 サートゥルナーリア 1 有馬記念(G1) 2着(0.8) 3
2 8 牡5 56 サトノソルタス 8 中日新聞杯(G3) 5着(0.4) 5
3 4 牡6 56 ダイワキャグニー 6 白富士ステークス(LR) 7着(0.6) 1
2019稍重現行 1 1 牡4 56 ダノンプレミアム 2 日本ダービー(G1) 6着(0.2) 1
2 11 牝5 55 リスグラシュー 5 香港ヴァーズ(G1) 2着 2
3 8 牡5 56 エアウィンザー 1 チャレンジカップ(G3) 1着(-0.5) 2
2018稍重現行 1 9 牡4 57 スワーヴリチャード 1 有馬記念(G1) 4着(0.2) 2
2 4 牡8 56 サトノノブレス 8 凱旋門賞(G1) 16着 11
3 5 牡5 57 サトノダイヤモンド 2 凱旋門賞(G1) 15着 2
2017現行 1 6 牡5 57 ヤマカツエース 1 有馬記念(G1) 4着(0.3) 8
2 15 牡4 56 ロードヴァンドール 7 小倉大賞典(G3) 4着(0.4) 11
3 8 牡6 56 スズカデヴィアス 13 白富士ステークス(OP) 1着(-0.0) 3
2016 1 5 牡6 58 サトノノブレス 1 日経新春杯(G2) 3着(0.3) 4
2 15 牡7 55 ファントムライト 9 白富士ステークス(OP) 2着(0.0) 1
3 13 牡6 55 レコンダイト 13 アルゼンチン共和国杯(G2) 10着(1.0) 5
2015 1 1 牡6 57 ディサイファ 5 アメリカジョッキークラブカップ(G2) 5着(0.4) 11
2 10 セ7 55 デウスウルト 2 中山金杯(G3) 3着(0.3) 5
3 4 牡5 55 マイネルミラノ 6 小倉大賞典(G3) 5着(0.7) 7
2014 1 17 牡5 54 マーティンボロ 10 飛鳥ステークス(1600万) 1着(0.0) 3
2 6 牝4 54 ラキシス 3 京都記念(G2) 4着(0.3) 3
3 13 牡4 56 ラブリーデイ 4 有馬記念(G1) 12着(3.2) 14
2013 1 13 牡5 55 サトノアポロ 5 アメリカジョッキークラブカップ(G2) 4着(0.6) 4
2 7 牡6 55 アドマイヤタイシ 1 中山金杯(G3) 2着(0.3) 4
3 2 牡6 56 トウカイパラダイス 3 日経新春杯(G2) 3着(0.2) 4
2012 1 11 牡7 56 スマートギア 6 小倉大賞典(G3) 2着(0.0) 10
2 3 牡7 56 ダンツホウテイ 9 小倉大賞典(G3) 4着(0.1) 12
3 17 牡4 57 ダノンバラード 1 日経新春杯(G2) 2着(0.2) 3
前走重賞レース(5着以内)

過去10年の金鯱賞(中日新聞杯)3着以内30頭中18頭を占めます。前走重賞好走馬、G1レース出走馬が候補になりそうです。

5番人気以下

過去10年の金鯱賞(中日新聞杯)3着以内30頭中14頭を占めます。毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。

予想

金鯱賞2022は、昨年のG1戦線で活躍していた馬を中心に好メンバーが揃いました。馬券圏内と考えると候補が多いことに加えて、毎年5~9番人気前後の穴馬が馬券圏内に好走しているので、取捨が難しいレースになりそうです。逃げ先行馬も揃っているので、差し勢は狙い目になるでしょうか。

以下、簡単な考察と予想です。ジャックドールと中団から進めそうな差し馬を選びました。スルーした馬だけで決着もあり得るメンバーということもあって、これは当たる気がしません。

◎3ジャックドール

過去好走例が多い前走白富士ステークス出走馬。今年はジャックドールが候補になるでしょうか。ただ今回は前に行く馬が揃っているので、前がやり合ってしまうと、きつい展開になってしまうかもしれません。

○7シャドウディーヴァ

初の中京コースは未知数ですが、東京で強いレースを見せている馬と考えれば、コース適性があっても良いと思います。前に行く馬が揃ったメンバー構成なら、展開面の恩恵がありそうです。

▲8アラタ

中団ぐらいから進めて、最後は堅実な脚を使うタイプということで押さえました。差しが決まるレースになれば浮上して来ても良さそうです。あとは、速い時計の決着に対応できれば…。

△5ポタジェ

重賞で勝ち切るまでは…という成績が続いているものの、大崩れすることなく相手なりに好走している点に期待して押さえました。昨年の金鯱賞3着馬ですが、デアリングタクトやグローリーヴェイズ、キセキというメンバーが相手だった昨年よりは緩い相手だと思うので、昨年並みに走れば馬券候補になりそうです。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、8着、12着でした。本命◎ジャックドールは、1着でした。

金鯱賞2022結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 3 牡4 56 ジャックドール 1 白富士ステークス(LR) 1着(-0.2) 1
2 10 牝5 56 レイパパレ 2 香港カップ(G1) 6着 2
3 6 牝5 55 アカイイト 5 有馬記念(G1) 7着(1.1) 6

逃げたジャックドールが直線後続を突き放してレコードで完勝。2着には好位で進めたレイパパレ、3着も好位で進めたアカイイトと前の位置で進めた馬の決着でした。勝利ジョッキーインタビューを見ると、直線に入ったときの手応えがいつもより無かったようですが、それでもこの先も期待できそうな勝ちっぷりだったと思います。

こういう決着だったので、狙った差し追い込み馬は不発という感じでした。想定していたよりも後ろから進めることになったポタジェは、最後詰めてきているものの4着。厳しい位置取りだっただけに、馬券圏外は仕方ないところでしょうか。

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