日程 | 2017年2月5日(日曜日) |
---|---|
開催 | 京都競馬場 11R |
距離 | 芝1800m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系3歳 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 8頭 |
天気 | 弱雨参考 京都競馬場 – ヤフー天気 |
3歳重賞「きさらぎ賞2017」です。昨年の優勝馬はサトノダイヤモンド、一昨年はルージュバックなど、近年は後のクラシック戦線に繋がる一戦です。
過去10年のきさらぎ賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回だけです。以前は、3連単数万円という決着が続いていましたが、近年は硬い傾向で、3連単数千円の決着が続いています。
- 2016年 1,570円
- 2015年 1,270円
- 2014年 3,310円
- 2013年 28,120円
- 2012年 4,970円
- 2011年 89,500円
- 2010年 23,630円
- 2009年 31,180円
- 2008年 213,030円
- 2007年 13,570円
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|
2016良 | 1 | 9 | 56 | サトノダイヤモンド | 1 | 500万(阪神芝2000m) 1着(-0.6) |
2 | 2 | 56 | レプランシュ | 4 | シクラメン賞(500万) 1着(-0.0) | |
3 | 3 | 56 | ロイカバード | 2 | 福寿草特別(500万) 1着(-0.1) | |
2015良 | 1 | 3 | 54 | ルージュバック(牝) | 1 | 百日草特別(500万) 1着(-0.4) |
2 | 5 | 56 | ポルトドートウィユ | 2 | シクラメン賞(500万) 1着(-0.2) | |
3 | 4 | 56 | アッシュゴールド | 3 | 朝日杯FS(G1) 8着(0.6) | |
2014稍重 | 1 | 1 | 56 | トーセンスターダム | 2 | 京都2歳ステークス(OP) 1着(-0.0) |
2 | 5 | 56 | バンドワゴン | 1 | エリカ賞(500万) 1着(-0.8) | |
3 | 3 | 56 | エイシンエルヴィン | 6 | 未勝利(新潟芝1600m) 1着(-0.3) | |
2013良 | 1 | 3 | 56 | タマモベストプレイ | 6 | シンザン記念(G3) 3着(0.2) |
2 | 2 | 56 | マズルファイヤー | 5 | 未勝利(京都芝1800m) 1着(-0.7) | |
3 | 7 | 56 | アドマイヤドバイ | 3 | 福寿草特別(500万) 2着(0.0) | |
2012良 | 1 | 9 | 56 | ワールドエース | 1 | 若駒ステークス(OP) 2着(0.4) |
2 | 4 | 56 | ヒストリカル | 4 | 福寿草特別(500万) 4着(0.2) | |
3 | 13 | 56 | ベールドインパクト | 2 | 未勝利(阪神芝1600m) 1着(-0.2) | |
2011良 | 1 | 6 | 56 | トーセンラー | 3 | 福寿草特別(500万) 3着(0.0) |
2 | 7 | 56 | リキサンマックス | 8 | 未勝利(京都芝1800m) 1着(-0.1) | |
3 | 10 | 56 | オルフェーヴル | 2 | シンザン記念(G3) 2着(0.2) | |
2010良 | 1 | 2 | 56 | ネオヴァンドーム | 5 | 未勝利(京都芝1800m) 1着(-0.2) |
2 | 11 | 56 | レーヴドリアン | 1 | 福寿草特別(500万) 1着(-0.4) | |
3 | 9 | 56 | ステージプレゼンス | 6 | 未勝利(京都芝1800m) 1着(-0.0) | |
2009良 | 1 | 7 | 56 | リーチザクラウン | 1 | ラジオNIKKEI杯(G3) 2着(0.7) |
2 | 3 | 56 | リクエストソング | 2 | 福寿草特別(500万) 1着(-0.0) | |
3 | 9 | 56 | エンブリオ | 10 | ビオラ賞(500万) 6着(0.9) | |
2008良 | 1 | 15 | 56 | レインボーペガサス | 8 | 全日本2歳優駿(G1) 3着(0.2) |
2 | 12 | 56 | スマイルジャック | 5 | 若竹賞(500万) 3着(0.3) | |
3 | 10 | 56 | ヤマニンキングリー | 7 | 朝日杯FS(G1) 7着(1.3) | |
2007良 | 1 | 7 | 56 | アサクサキングス | 3 | ラジオNIKKEI杯(G3) 5着(0.4) |
2 | 3 | 57 | ナムラマース | 2 | ラジオNIKKEI杯(G3) 3着(0.2) | |
3 | 5 | 56 | サムライタイガース | 4 | 未勝利(京都芝2000m) 1着(-0.2) |
過去10年のきさらぎ賞では、2009年から2013年の5年連続で馬券圏内に来ています。
過去10年のきさらぎ賞3着以内30頭中25頭を占めます。特に、直近3年では3着以内9頭中8頭が前走1着に好走していました。
なお馬券圏外だった5頭も前走4~8着馬で、前走大きく負けた馬はいませんでした。
馬券予想
過去10年の傾向から「前走3着以内」「前走福寿草特別」に注目です。ただ今年は、福寿草特別で3着以内だった馬がいないので、軽視しても良いかもしれません。
→ 福寿草特別2017組のワンダープチュックは回避しました。
きさらぎ賞2017はの注目は、サトノアーサーでしょうか。前走の勝ちっぷりに大物感がありました。他の出走予定馬は混戦という感じなので、ここでは勝ち負けを期待したいですね。
以下、簡単な考察と予想です。アッサリした内容になります。すいません(;´д`)
前走シクラメン賞2016は、1頭だけクラスが違うような圧勝&楽勝劇でした。残り200mを超えた辺りからは持ったまま流していて、余裕たっぷりの貫禄勝ちという印象でした。この後のクラシック戦線を考えると、相手関係的に、ここでは勝ち負けを期待したい馬です。
前走朝日杯フューチュリティステークス2016の3頭です。3頭とも過去データからは狙い難いところですが、今年は8頭の少頭数になったこともあり、十分に上位争い可能な状況だと思います。
タガノアシュラ
勝った2戦とも逃げ切り勝ちのレースでした。今回は、他に逃げ馬がいませんし、少頭数なので、楽にハナを主張出来るかもしれません。前残りがあれば、十分に狙える1頭だと思います。
京都芝1800mは2戦2勝。コース相性は良さそうですね。2走前の萩ステークス2016は、先行から直線で抜け出し、後続を寄せ付けない強い勝ち方でした。前走京都2歳ステークス2016は、直線でソーグリッタリングがよれて、 プラチナヴォイスはもの凄く邪魔されてしまいました。そこで一度ブレーキがかかったことを考えると、前走は度外視しても良いと思います。
前走の未勝利戦は、荒削りな印象ながら、上がり2位で差し切る競馬でした。時計は平凡なので、いまいち強さが分からないところですが、京都コースの相性自体は良さそうですね。ダイワメジャー産なので、距離短縮はプラスに働くようにも思います。
買い方
◎①サトノアーサー
○⑤プラチナヴォイス
▲③タガノアシュラ
△⑥エスピリトゥオーゾ
本命は、サトノアーサーにしました。前走の勝ちっぷりから、大物期待で狙いたいです。その他、プラチナヴォイス、タガノアシュラ、エスピリトゥオーゾの3頭を押さえました。
2~3着争いは混戦のような感じがします。サトノアーサー頭の3連単も気になりますが、無印馬も含めて紐が混戦だと思うので止めておきます(・Θ・;)
3連複 ◎ – ○ – ▲△ 合計2点
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、5着、7着でした。
本命◎サトノアーサーは2着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|
1 | 7 | アメリカズカップ | 6 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 9着(0.9) |
2 | 1 | サトノアーサー | 1 | シクラメン賞(500万) 1着(-0.6) |
3 | 4 | ダンビュライト | 2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 13着(1.1) |
無印の人気馬が馬券圏内に来てしまいました。(´・ω・`)
雨の影響と年明けからの馬場の痛みで、かなりタフな馬場だったと思います。勝ち時計は1:50.1で、昨年の1:46.9から3秒以上遅い時計になりました。上位陣は、馬場適性の有無が出た印象です。
最後の直線でサトノアーサーやエスピリトゥオーゾが伸びそうで伸びなかったのは、馬場の影響でしょう。次走以降、良馬場で見直したいのは、間違いなくサトノアーサーだと思います。