日程 | 2022年2月6日(日曜) |
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開催 | 中京競馬場11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G3 |
条件 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 11頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.2(6日) |
きさらぎ賞2022
3歳クラシック戦線に向けた一戦、きさらぎ賞2022です。きさらぎ賞で人気に応えて好走した馬は、後の重賞戦線で活躍する傾向にあります。3歳クラシックの活躍馬も輩出しているので、春に向けて注目の一戦になると思います。※今年は、京都競馬場の整備工事の影響で中京競馬場の芝2000mコースで開催されます。
配当
過去10年のきさらぎ賞の配当を見ると、3連単10万馬券は2019年だけです。以前は順当な傾向のレースでしたが、近年は穴馬の好走と好配当が増加傾向にあります。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 610円 | 670円 | 4,990円 |
2020 | 7,350円 | 2,940円 | 53,680円 |
2019 | 7,460円 | 23,670円 | 141,960円 |
2018 | 1,440円 | 3,750円 | 23,040円 |
2017 | 960円 | 1,210円 | 14,180円 |
2016 | 700円 | 430円 | 1,570円 |
2015 | 260円 | 420円 | 1,270円 |
2014 | 150円 | 1,200円 | 3,310円 |
2013 | 2,770円 | 3,700円 | 28,120円 |
2012 | 830円 | 1,420円 | 4,970円 |
では過去10年のきさらぎ賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021良中京 | 1 | 2 | 56 | ラーゴム | 3 | 京都2歳ステークス(G3) 2着(0.1) | 2 |
2 | 3 | 56 | ヨーホーレイク | 2 | ホープフルステークス(G1) 3着(0.3) | 4 | |
3 | 9 | 56 | ランドオブリバティ | 1 | ホープフルステークス(G1) 競争中止 | 2 | |
2020良 | 1 | 1 | 56 | コルテジア | 7 | シンザン記念(G3) 3着(0.7) | 9 |
2 | 7 | 56 | ストーンリッジ | 4 | 新馬戦(阪神芝1600m) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 8 | 56 | アルジャンナ | 1 | 東京スポーツ杯ステークス(G3) 2着(0.8) | 2 | |
2019良 | 1 | 4 | 56 | ダノンチェイサー | 3 | こうやまき賞(500万) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 1 | 56 | タガノディアマンテ | 6 | エリカ賞(500万) 3着(0.2) | 5 | |
3 | 6 | 56 | ランスオブプラーナ | 7 | なずな賞(500万) 2着(0.0) | 1 | |
2018良 | 1 | 3 | 56 | サトノフェイバー | 4 | 新馬戦(京都芝2000m) 1着(-0.5) | 2 |
2 | 8 | 56 | グローリーヴェイズ | 2 | こうやまき賞(500万) 2着(0.0) | 2 | |
3 | 4 | 56 | ラセット | 5 | 未勝利戦(京都芝1600m) 1着(-0.0) | 2 | |
2017重 | 1 | 7 | 56 | アメリカズカップ | 6 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 9着(0.9) | 9 |
2 | 1 | 56 | サトノアーサー | 1 | シクラメン賞(500万) 1着(-0.6) | 1 | |
3 | 4 | 56 | ダンビュライト | 2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 13着(1.1) | 2 | |
2016良 | 1 | 9 | 56 | サトノダイヤモンド | 1 | 500万(阪神芝2000m) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 2 | 56 | レプランシュ | 4 | シクラメン賞(500万) 1着(-0.0) | 3 | |
3 | 3 | 56 | ロイカバード | 2 | 福寿草特別(500万) 1着(-0.1) | 1 | |
2015良 | 1 | 3 | 54 | ルージュバック(牝) | 1 | 百日草特別(500万) 1着(-0.4) | 2 |
2 | 5 | 56 | ポルトドートウィユ | 2 | シクラメン賞(500万) 1着(-0.2) | 2 | |
3 | 4 | 56 | アッシュゴールド | 3 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 8着(0.6) | 4 | |
2014稍重 | 1 | 1 | 56 | トーセンスターダム | 2 | 京都2歳ステークス(OP) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 5 | 56 | バンドワゴン | 1 | エリカ賞(500万) 1着(-0.8) | 1 | |
3 | 3 | 56 | エイシンエルヴィン | 6 | 未勝利(新潟芝1600m) 1着(-0.3) | 1 | |
2013良 | 1 | 3 | 56 | タマモベストプレイ | 6 | シンザン記念(G3) 3着(0.2) | 3 |
2 | 2 | 56 | マズルファイヤー | 5 | 未勝利(京都芝1800m) 1着(-0.7) | 1 | |
3 | 7 | 56 | アドマイヤドバイ | 3 | 福寿草特別(500万) 2着(0.0) | 4 | |
2012良 | 1 | 9 | 56 | ワールドエース | 1 | 若駒ステークス(OP) 2着(0.4) | 1 |
2 | 4 | 56 | ヒストリカル | 4 | 福寿草特別(500万) 4着(0.2) | 2 | |
3 | 13 | 56 | ベールドインパクト | 2 | 未勝利(阪神芝1600m) 1着(-0.2) | 1 |
過去10年のきさらぎ賞3着以内30頭中21頭を占めます。前走好走馬が馬券候補になりそうです。前走が馬券圏外だった5頭中4頭が前走G1レース(ホープフルステークス、朝日杯フューチュリティステークス)出走馬でした。
過去10年のきさらぎ賞3着以内30頭中28頭を占めます。上位人気馬が結果を残すレースといえそうです。ただ近年は、穴馬(4~7番人気前後)の好走が増加傾向にあります。
予想
きさらぎ賞2022は、昨年と比べると混戦模様という印象を受けます。データ傾向から絞れる要素は少ないものの、過去1~6番人気前後の決着が目立つレースですし、順当なら上位人気馬から選ぶことになるでしょうか。
以下、簡単な考察と予想です。データ傾向から1~6番人気から選びました。
前走ホープフルステークス6着。道中は外目を追走し、直線外から良い脚で伸びていました。位置取り次第では、3着争いに加わっていたようにも見えます。前走よりも少ない11頭立てというのも良さそうです。前走ぐらい走るなら、勝ち負けを期待したいところでしょうか。
前走新馬戦を逃げて完勝。直線は外に出して、後続を突き放していました。勝ちっぷり自体は良いものがありましたが、平凡な前走の勝ち時計や緩いメンバー相手だったことを考えると、重賞のここでは取捨に悩むところかもしれません。
前走東スポ杯2歳ステーク4着。外枠ながら、道中は内を進め、直線も内を突く追い込みでした。4着とは言っても、上位3頭とは力の差がありそうな内容ではあったので、ここでは少しきつそうな印象も受けます。今回は、未勝利戦で楽勝した中京芝2000mコースという舞台に期待して押さえました。
前走未勝利戦を先行からの早め抜け出しで完勝。危なげなく勝ったというレースでした。好位からロスなく立ち回りそうな脚質に期待して押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、10着でした。本命◎マテンロウレオは、1着でした。
着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 2 | 56 | マテンロウレオ | 2 | ホープフルステークス(G1) 6着(0.5) | 9 |
2 | 3 | 56 | ダンテスヴュー | 3 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G2) 4着(1.0) | 5 |
3 | 11 | 56 | メイショウゲキリン | 8 | 梅花賞(1勝クラス) 3着(0.3) | 3 |
本命マテンロウレオの優勝。押さえていたダンテスヴューが2着でした。重賞で見せ場のあった2頭が結果を残すレースだったと思います。3着には上手く逃げ粘ったスルーしたメイショウゲキリン。1~6番人気に絞ったため、データ傾向からは狙えない馬でした。対抗エアアネモイや押さえていたストロングウィルの2頭。上位陣を見る限り、前走新馬戦や未勝利戦の馬は不発という感じでした。