日程 | 2018年8月19日(日曜日) |
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開催 | 小倉競馬場 11R |
距離 | 芝1200m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 17頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
北九州記念2018
サマースプリントシリーズ第4戦「北九州記念2018」です。数年に1度は、高額配当が炸裂する真夏のハンデ戦。全くと言っていいほど、当たる気がしないレースのひとつです。
過去10年の北九州記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。データ外になりますが、2007年には、157万馬券が出ています。ちょうど2~3年周期で波乱決着となっているだけに、2018年は大きな波乱がないとも言えそうですが、どうなるでしょうか…。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 15,940円 | 244,450円 | 1,078,270円 |
2016 | 1,490円 | 3,490円 | 34,850円 |
2015 | 920円 | 3,110円 | 13,770円 |
2014 | 29,580円 | 737,120円 | 3,953,810円 |
2013 | 4,630円 | 8,770円 | 55,230円 |
2012 | 36,560円 | 139,810円 | 997,220円 |
2011 | 3,000円 | 4,830円 | 39,250円 |
2010 | 6,500円 | 28,850円 | 202,330円 |
2009 | 3,170円 | 5,160円 | 35,790円 |
2008 | 1,520円 | 8,080円 | 31,510円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 9 | 牝4 | 53 | ダイアナヘイロー | 3 | 佐世保ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 12 | 牡5 | 55 | ナリタスターワン | 14 | アイビスサマーダッシュ(G3) 9着(0.7) | 12 | |
3 | 18 | 牡6 | 56 | ラインスピリット | 15 | アイビスサマーダッシュ(G3) 6着(0.4) | 6 | |
2016良 | 1 | 9 | 牡7 | 54 | バクシンテイオー | 8 | バーデンバーデンカップ(OP) 3着(0.1) | 7 |
2 | 5 | 牝5 | 56 | ベルカント | 1 | アイビスサマーダッシュ(G3) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 8 | 牡5 | 54 | オウノミチ | 3 | バーデンバーデンカップ(OP) 1着(-0.1) | 4 | |
2015良 | 1 | 3 | 牝4 | 55 | ベルカント | 2 | アイビスサマーダッシュ(G3) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 5 | 牡4 | 55 | ビッグアーサー | 1 | 水無月ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 13 | 牝4 | 53 | ベルルミエール | 4 | CBC賞(G3) 4着(0.2) | 5 | |
2014良 | 1 | 1 | 牝5 | 53 | リトルゲルダ | 8 | アイビスサマーダッシュ(G3) 4着(0.2) | 7 |
2 | 8 | 牝5 | 52 | メイショウイザヨイ | 13 | 佐世保ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 7 | |
3 | 7 | 牡6 | 54 | カイシュウコロンボ | 17 | CBC賞(G3) 11着(0.7) | 16 | |
2013良 | 1 | 7 | 牡5 | 55 | ツルマルレオン | 6 | バーデンバーデンカップ(OP) 8着(0.6) | 3 |
2 | 13 | 牡4 | 53 | ニンジャ | 5 | 九州スポーツ杯(1000万) 1着(-0.1) | 3 | |
3 | 14 | 牝4 | 53 | バーバラ | 2 | 佐世保ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 1 | |
2012良 | 1 | 16 | 牡4 | 55 | スギノエンデバー | 8 | 佐世保特別(1000万) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 7 | 牡3 | 52 | シゲルスダチ | 12 | NST賞(OP) 8着(0.5) | 7 | |
3 | 18 | 牝3 | 52 | エピセアローム | 6 | オークス(G1) 16着(3.4) | 12 | |
2011良 | 1 | 15 | 牝5 | 52 | トウカイミステリー | 8 | ルミエールステークス(OP) 7着(0.5) | 2 |
2 | 8 | 牝4 | 53 | エーシンリジル | 2 | 船橋ステークス(1600万) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 6 | 牝4 | 55.5 | エーシンヴァーゴウ | 1 | アイビスサマーダッシュ(G3) 1着(-0.3) | 1 | |
2010良 | 1 | 4 | 牝6 | 52 | メリッサ | 5 | アイビスサマーダッシュ(G3) 18着(2.0) | 1 |
2 | 18 | 牝4 | 52 | スカイノダン | 3 | 北九州短距離ステークス(1600万) 2着(0.2) | 1 | |
3 | 6 | 牡7 | 56 | サンダルフォン | 6 | CBC賞(G3) 13着(1.6) | 5 | |
2009良 | 1 | 9 | 牡6 | 54 | サンダルフォン | 8 | 米子ステークス(OP) 4着(0.1) | 8 |
2 | 13 | 牝3 | 50 | レディルージュ | 2 | ジュライステークス(1600万) 2着(0.1) | 1 | |
3 | 4 | 牝5 | 56 | カノヤザクラ | 1 | アイビスサマーダッシュ(G3) 1着(-0.2) | 3 | |
2008稍重 | 1 | 4 | 牝4 | 56 | スリープレスナイト | 1 | CBC賞(G3) 1着(-0.2) | 4 |
2 | 6 | 牡4 | 54 | マルカフェニックス | 3 | 北九州短距離ステークス(1600万) 8着(0.4) | 1 | |
3 | 11 | 牡4 | 51 | ゼットカーク | 4 | 稲妻特別(1000万) 1着(-0.2) | 2 |
過去10年の北九州記念3着以内30頭中17頭を占めます。優勝馬では、6頭が牝馬でした。
過去10年の北九州記念3着以内30頭中12頭を占めます。特に近年は、アイビスサマーダッシュ組の好走例が多くなってきています。
予想
波乱含みの北九州記念2018。今年の北九州記念2018は、前走条件クラスを勝ち上がってきた伏兵がいないため、サマースプリントシリーズ(函館スプリントステークス、CBC賞、アイビスサマーダッシュ)組を中心に、重賞実績馬が上位争いの中心になるでしょうか。大きな能力差は無いと思うので、殆ど全頭が馬券候補という感じがします。
以下、簡単な考察と予想です。2~3年周期の波乱データを参考に、今年は大きな波乱が無いと予想しました。とはいえ、候補が多すぎて当たる気がしないレースですね…。
直近3年の連対馬6頭中5頭が父サクラバクシンオー&ショウナンカンプ(ショウナンカンプの父がサクラバクシンオー)でした。今年の出走馬では、ラブカンプーが血統面の有力候補になるでしょうか。小倉コースの相性も良い(1-2-0-0)ですし、前走アイビスサマーダッシュ2018で、古馬とも差のない競馬が出来るところを見せていました。押さえておきたい1頭だと思います。
直近2戦連続、逃げて好成績を残しています。2走前の葵ステークス2018は、ラブカンプーを抑えて優勝。前が残るようであれば、ここで一発あっても…。
好ローテのアイビスサマーダッシュ優勝馬。前走アイビスサマーダッシュ2018の勝利ジョッキーインタビューで、秋山騎手が「1000m戦の適性の高さと1200m戦だと違った走りを見せること」を話していました。前走の強さを1200m戦のここでも見せることが出来るのかがポイントになるでしょうか。
前走葵ステークス2018は、スタート後ズルズルとポジションを下げて後方からの競馬。最後は詰めてきていますが、6着に敗れました。やはり先行した方が良いタイプかもしれません。血統面では、母アルーリングボイス(北九州記念2007 2着、小倉2歳ステークス2005優勝)が魅力になるでしょうか。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、10着、16着でした。本命◎ラブカンプーは、3着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 5 | 牡6 | 56 | アレスバローズ | 6 | CBC賞(G3) 1着(-0.2) | 4 |
2 | 11 | 牝5 | 55 | ダイメイプリンセス | 4 | アイビスサマーダッシュ(G3) 1着(-0.2) | 1 |
3 | 9 | 牝3 | 51 | ラブカンプー | 7 | アイビスサマーダッシュ(G3) 2着(0.2) | 2 |
やや小波乱気味の決着。傾向通り、3連単10万円を超えるような大きな波乱にはなりませんでした。
押さえていたアンヴァルは、スタート後、バランスを崩すように後方へズルズル…。先行してこそと思って押さえていたので、この時点で、馬券は終わった感じでした。
最初の1000mが54.9秒というハイペースだったこともあり、前の馬には厳しい流れだったと思います。最後は、インで上手く脚を溜めていたアレスバローズの差し切り勝ち。展開が向いた面もあると思いますが、ここに来てスプリント重賞2連勝は、力を付けてるといっても良さそうです。今後(スプリンターズステークス2018)期待できそうですね。