| 日程 | 2024年9月22日（日曜） |
|---|---|
| 開催 | 中京競馬場11R |
| 距離 | 芝2200m |
| 格付け | G2 |
| 条件 | 3歳 |
| 斤量 | 馬齢 |
| 出走数 | 15頭 |
| ｸｯｼｮﾝ値 | 10.7（9月22日） |
神戸新聞杯2024
菊花賞トライアル、神戸新聞杯2024です。菊花賞に向けた主要ローテのひとつで、例年、神戸新聞杯出走馬が菊花賞上位争いを演じています。大一番に向けて注目のレースだと思います。※今年は、中京競馬場で開催されます。
中京競馬場の芝2200mコース
配当
過去10年の神戸新聞杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回あります。特に中京開催の2020年～2022年は、3連複万馬券が続いています。今年も中京開催ですし、波乱含みのレースと考えも良さそうです。
| 年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
|---|---|---|---|
| 2023 | 4,740円 | 6,370円 | 34,690円 |
| 2022 | 37,540円 | 70,330円 | 453,670円 |
| 2021 | 3,310円 | 18,540円 | 89,330円 |
| 2020 | 610円 | 19,020円 | 37,180円 |
| 2019 | 130円 | 320円 | 700円 |
| 2018 | 720円 | 2,930円 | 10,650円 |
| 2017 | 460円 | 890円 | 3,180円 |
| 2016 | 1,160円 | 3,070円 | 8,010円 |
| 2015 | 910円 | 5,170円 | 28,170円 |
| 2014 | 2,420円 | 24,720円 | 70,380円 |
では過去10年の神戸新聞杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2020年～2022年は、中京競馬場で開催されています。
過去10年の1～3着馬の前走データ
| 年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023良 | 1 | 3 | サトノグランツ | 3 | 日本ダービー(G1) 11着(0.7) | 7 |
| 2 | 6 | サヴォーナ | 10 | 信夫山特別(2勝クラス) 1着(-0.5) | 1 | |
| 3 | 7 | ファントムシーフ | 2 | 日本ダービー(G1) 8着(0.4) | 3 | |
| 2022良中京 | 1 | 7 | ジャスティンパレス | 5 | 日本ダービー(G1) 9着(1.3) | 10 |
| 2 | 6 | ヤマニンゼスト | 12 | 藻岩山特別(2勝クラス) 6着(0.7) | 3 | |
| 3 | 2 | ボルドグフーシュ | 4 | 一宮特別(2勝クラス) 1着(-0.3) | 1 | |
| 2021不良中京 | 1 | 5 | ステラヴェローチェ | 2 | 日本ダービー(G1) 3着(0.2) | 9 |
| 2 | 7 | レッドジェネシス | 5 | 日本ダービー(G1) 11着(1.1) | 13 | |
| 3 | 4 | モンテディオ | 8 | ルスツ特別(1勝クラス) 1着(-0.3) | 2 | |
| 2020良中京 | 1 | 2 | コントレイル | 1 | 日本ダービー(G1) 1着(-0.5) | 1 |
| 2 | 18 | ヴェルトライゼンデ | 3 | 日本ダービー(G1) 3着(0.8) | 10 | |
| 3 | 5 | ロバートソンキー | 14 | 1勝クラス(新潟芝1800m) 2着(0.1) | 1 | |
| 2019良 | 1 | 3 | サートゥルナーリア | 1 | 日本ダービー(G1) 4着(0.5) | 1 |
| 2 | 5 | ヴェロックス | 2 | 日本ダービー(G1) 3着(0.4) | 2 | |
| 3 | 8 | ワールドプレミア | 3 | 若葉ステークス(LR) 2着(0.5) | 2 | |
| 2018良 | 1 | 3 | ワグネリアン | 2 | 日本ダービー(G1) 1着(-0.1) | 5 |
| 2 | 2 | エタリオウ | 3 | 日本ダービー(G1) 4着(0.2) | 13 | |
| 3 | 6 | メイショウテッコン | 6 | ラジオNIKKEI賞(G3) 1着(-0.1) | 2 | |
| 2017良 | 1 | 8 | レイデオロ | 1 | 日本ダービー(G3) 1着(-0.1) | 2 |
| 2 | 5 | キセキ | 2 | 信濃川特別(1000万) 1着(-0.2) | 1 | |
| 3 | 2 | サトノアーサー | 3 | 日本ダービー(G3) 10着(0.7) | 5 | |
| 2016良 | 1 | 14 | サトノダイヤモンド | 1 | 日本ダービー(G1) 2着(0.0) | 2 |
| 2 | 15 | ミッキーロケット | 6 | HTB賞(1000万) 1着(-0.1) | 1 | |
| 3 | 12 | レッドエルディスト | 4 | 日本ダービー(G1) 9着(0.8) | 8 | |
| 2015良 | 1 | 6 | リアファル | 3 | マレーシアカップ(1600万) 1着(-0.3) | 5 |
| 2 | 5 | リアルスティール | 1 | 日本ダービー(G1) 4着(0.6) | 2 | |
| 3 | 9 | トーセンバジル | 7 | 白百合ステークス(OP) 4着(0.3) | 2 | |
| 2014良 | 1 | 10 | ワンアンドオンリー | 1 | 日本ダービー(G1) 1着(-0.1) | 3 |
| 2 | 11 | サウンズオブアース | 8 | 日本ダービー(G1) 11着(1.2) | 11 | |
| 3 | 2 | トーホウジャッカル | 9 | 玄海特別(1000万) 2着(0.0) | 3 |
過去10年の神戸新聞杯3着以内30頭中18頭を占めます。優勝馬10頭のうち9頭が前走ダービー出走馬でした。ダービー出走馬3頭で決着した年はありませんが、毎年1～2頭が馬券圏内に好走する鉄板ローテです。
過去10年の神戸新聞杯3着以内30頭中9頭を占めます。そのうち8頭が前走連対していました。前走2勝クラス（旧1000万クラス）以上に出走していた神戸新聞杯好走馬は、菊花賞でも好走する傾向にあります。
- 2023年2着サヴォーナ（前走2勝クラス）→菊花賞5着
- 2022年2着ヤマニンゼスト（前走2勝クラス）→菊花賞6着
- 2022年3着ボルドグフーシュ（前走2勝クラス）→菊花賞2着
- 2017年1着キセキ（前走1000万）→菊花賞1着
- 2016年2着ミッキーロケット（前走1000万）→菊花賞5着
- 2015年1着リアファル（前走1600万）→菊花賞3着
- 2014年3着トーホウジャッカル（前走1000万）→菊花賞1着
予想
神戸新聞杯2024は、例年よりも層が薄いメンバーになりました。日本ダービー上位馬が不在ですし、2勝クラス勝ち馬など、別ローテの馬にもチャンスがありそうです。
以下、簡単な考察と予想です。2勝クラス好走馬や内目の枠を中心に選びました。混戦メンバーに加えて、雨の影響もありそうですし、全く当たる気がしません。
過去好走例が多い前走ダービー出走馬。中京開催（2020～2022年）の神戸新聞杯では、内目の枠が好成績を残していますし、データ傾向からは候補になるでしょうか。距離適性もありそうなので、深く考えず本命評価にしました。
直近2戦を連勝。2走前の1勝クラスは、骨っぽいメンバーが相手でした。力を付けている印象ですし、今の勢いなら重賞でも…と考えて対抗評価にしました。
前走阿賀野川特別2着（ハナ差）。ゴール前は、見せ場のある叩き合いでした。今回は人気も落ち着きそうですし、紐荒れ期待で押さえました。
前走西武スポニチ賞（2勝クラス）を楽勝。長丁場が良いのか、力の差を感じるレースでした。前走からの距離短縮が良いのか分かりませんが、前走の勝ちっぷりに期待して押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、5着、7着でした。本命◎ジューンテイクは、2着でした。
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 15 | メイショウタバル | 2 | 日本ダービー(G1) 出走取消 | |
| 2 | 1 | ジューンテイク | 3 | 日本ダービー(G1) 10着(1.0) | 14 |
| 3 | 11 | ショウナンラプンタ | 4 | 日本ダービー(G1) 15着(1.3) | 12 |
優勝は、大外からの逃げメイショウタバル。後続勢が捕まえに行くこともなかったので、マイペースの逃げが出来たという印象でした。血統面（父ゴールドシップ、母父フレンチデピュティ）を考えると、稍重の馬場状態も良かったかもしれません。
2着には本命ジューンテイク、3着にはショウナンラプンタでした。ともに日本ダービー出走馬が好走することになりました。セントライト記念も日本ダービー出走馬が占めることになりましたし、今年は日本ダービー出走馬のレベルが高そうです。
