神戸新聞杯2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

神戸新聞杯2023過去データと予想

日程 2023年9月24日(日曜)
開催 阪神競馬場11R
距離 芝2400m
格付け G2
条件 3歳
斤量 馬齢(牡56kg)
出走数 13頭
クッション値 9.3(9月24日)

神戸新聞杯2023

菊花賞トライアル、神戸新聞杯2023です。菊花賞に向けた主要ローテのひとつで、毎年、神戸新聞杯出走馬が菊花賞上位争いを演じています。大一番に向けて注目のレースだと思います。

阪神競馬場の芝2400mコース

阪神競馬場の芝2400mコース

配当

過去10年の神戸新聞杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回あります。特に中京開催の2020年~2022年は、3連複万馬券が続いているため、荒れやすい舞台だったのかもしれません。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 37,540円 70,330円 453,670円
2021 3,310円 18,540円 89,330円
2020 610円 19,020円 37,180円
2019 130円 320円 700円
2018 720円 2,930円 10,650円
2017 460円 890円 3,180円
2016 1,160円 3,070円 8,010円
2015 910円 5,170円 28,170円
2014 2,420円 24,720円 70,380円
2013 1,760円 2,720円 10,410円

では過去10年の神戸新聞杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2020年~2022年は、中京競馬場で開催されています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

神戸新聞杯2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2022中京 1 7 ジャスティンパレス 5 日本ダービー(G1) 9着(1.3) 10
2 6 ヤマニンゼスト 12 藻岩山特別(2勝クラス) 6着(0.7) 3
3 2 ボルドグフーシュ 4 一宮特別(2勝クラス) 1着(-0.3) 1
2021中京不良 1 5 ステラヴェローチェ 2 日本ダービー(G1) 3着(0.2) 9
2 7 レッドジェネシス 5 日本ダービー(G1) 11着(1.1) 13
3 4 モンテディオ 8 ルスツ特別(1勝クラス) 1着(-0.3) 2
2020中京 1 2 コントレイル 1 日本ダービー(G1) 1着(-0.5) 1
2 18 ヴェルトライゼンデ 3 日本ダービー(G1) 3着(0.8) 10
3 5 ロバートソンキー 14 1勝クラス(新潟芝1800m) 2着(0.1) 1
2019 1 3 サートゥルナーリア 1 日本ダービー(G1) 4着(0.5) 1
2 5 ヴェロックス 2 日本ダービー(G1) 3着(0.4) 2
3 8 ワールドプレミア 3 若葉ステークス(LR) 2着(0.5) 2
2018 1 3 ワグネリアン 2 日本ダービー(G1) 1着(-0.1) 5
2 2 エタリオウ 3 日本ダービー(G1) 4着(0.2) 13
3 6 メイショウテッコン 6 ラジオNIKKEI賞(G3) 1着(-0.1) 2
2017 1 8 レイデオロ 1 日本ダービー(G3) 1着(-0.1) 2
2 5 キセキ 2 信濃川特別(1000万) 1着(-0.2) 1
3 2 サトノアーサー 3 日本ダービー(G3) 10着(0.7) 5
2016 1 14 サトノダイヤモンド 1 日本ダービー(G1) 2着(0.0) 2
2 15 ミッキーロケット 6 HTB賞(1000万) 1着(-0.1) 1
3 12 レッドエルディスト 4 日本ダービー(G1) 9着(0.8) 8
2015 1 6 リアファル 3 マレーシアカップ(1600万) 1着(-0.3) 5
2 5 リアルスティール 1 日本ダービー(G1) 4着(0.6) 2
3 9 トーセンバジル 7 白百合ステークス(OP) 4着(0.3) 2
2014 1 10 ワンアンドオンリー 1 日本ダービー(G1) 1着(-0.1) 3
2 11 サウンズオブアース 8 日本ダービー(G1) 11着(1.2) 11
3 2 トーホウジャッカル 9 玄海特別(1000万) 2着(0.0) 3
2013 1 10 エピファネイア 1 日本ダービー(G1) 2着(0.1) 3
2 15 マジェスティハーツ 7 長久手特別(1000万) 1着(-0.0) 4
3 4 サトノノブレス 2 信濃川特別(1000万) 2着(0.0) 1
前走日本ダービー

過去10年の神戸新聞杯3着以内30頭中17頭を占めます。優勝馬10頭のうち9頭が前走ダービー出走馬でした。ダービー出走馬3頭で決着した年はありませんが、毎年1~2頭が馬券圏内に好走する鉄板ローテです。

前走1勝クラス~3勝クラス

過去10年の神戸新聞杯3着以内30頭中10頭を占めます。そのうち9頭が前走連対していました。前走2勝クラス(旧1000万クラス)以上に出走して神戸新聞杯で好走した馬は、菊花賞でも好走する傾向にあります。

  • 2022年2着ヤマニンゼスト(前走2勝クラス)→菊花賞6着
  • 2022年3着ボルドグフーシュ(前走2勝クラス)→菊花賞2着
  • 2017年1着キセキ(前走1000万)→菊花賞1着
  • 2016年2着ミッキーロケット(前走1000万)→菊花賞5着
  • 2015年1着リアファル(前走1600万)→菊花賞3着
  • 2014年3着トーホウジャッカル(前走1000万)→菊花賞1着
  • 2013年2着マジェスティハーツ(前走1000万)→菊花賞13着
  • 2013年3着サトノノブレス(前走1000万)→菊花賞2着

予想

神戸新聞杯2023は、例年と比べると、やや層が薄いメンバーでしょうか。日本ダービー上位馬はハーツコンチェルト1頭です。ただ2勝クラス勝ち馬を中心に、別ローテの実力馬が揃いました。混戦ムードだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。順当なら日本ダービー出走の人気馬が中心という感じですが、小波乱狙いで穴馬を中心に選びました。

◎11シーズンリッチ

過去好走例が多い前走日本ダービー出走馬。他のダービー出走馬が後ろから進めそうなタイプと考えると、前目のポジションで運べそうな脚質は良いかもしれません。穴馬扱いですが、好ローテと脚質に期待して本命評価にしました。

○13ハーツコンチェルト

過去好走例が多い前走日本ダービー出走馬。後方からの大外一気という運びになるでしょうか。G1前哨戦(東スポ杯2歳ステークス、青葉賞)で取りこぼしていますし、後ろが厳しいレースになれば、勝ち切れないパターンも…と考えて少し評価を下げました。

△4ロードデルレイ

過去好走例が多い前走2勝クラス好走馬。関西馬の好走が目立つレースで、関東馬2頭を本命対抗にしてしまったので、関西馬から押さえ候補を選びました。前走赤倉特別は、2着馬との叩き合いを制しての優勝でした。重賞戦線では未知数ですが、休養明けを一度使った上積みにも期待して押えました。

△9ビキニボーイ

4ロードデルレイ同様、関西馬から押さえ候補を選びました。園田のダート戦線を使って来た点から買い難い印象はありますが、直近2戦は3勝クラスで相手なりに走っています。特に2走前佐渡ステークスは、結構骨っぽい実力馬が揃っていたので、このぐらい走れば、ここで上位食い込みがあってもおかしくは無さそうです。紐荒れ期待で押さえました。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、4着、5着、10着、13着でした。本命◎シーズンリッチは、13着でした。

神戸新聞杯2023結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 3 サトノグランツ 3 日本ダービー(G1) 11着(0.7) 7
2 6 サヴォーナ 10 信夫山特別(2勝クラス) 1着(-0.5) 1
3 7 ファントムシーフ 2 日本ダービー(G1) 8着(0.4) 3

カスリもせず…。本命シーズンリッチは、逃げたサトノグランツの後ろから進める展開でした。道中もかかっていましたし、全く見せ場の無いレースだったと思います。

対抗ハーツコンチェルトや押さえロードデルレイは、外から早めに動いて捕まえに行くも、内目をロスなく進めた馬が上位好走するレースで、向かない馬場と位置取りだったかもしれません。

優勝サトノグランツ。最後の最後ですごい足を見せて交わしていました。ゆったりとした流れからの直線勝負になりやすい近年の菊花賞を考えると、本番に向けて良いレースを見せたと思います。

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