日程 | 2024年2月18日(日曜) |
---|---|
開催 | 小倉競馬場11R |
距離 | 芝1800m |
格付け | G3 |
条件 | 4歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 16頭 |
クッション値 | 9.6(2月18日) |
小倉大賞典2024
ハンデ重賞、小倉大賞典2024です。抜けて強い実力馬の出走は少ないものの、骨っぽいオープン馬が集うレースです。大混戦のメンバーのハンデ戦ということもあり、難解なレースだと思います。
配当
過去10年の小倉大賞典の配当を見ると、3連単10万馬券超えは6回あります。高配当の馬連と3連複も続いており、波乱必死のレースといって良いと思います。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|
2023 | 3,750円 | 23,680円 | 101,440円 |
2022 | 1,580円 | 10,670円 | 39,610円 |
2021 | 3,150円 | 32,190円 | 231,750円 |
2020 | 22,460円 | 35,750円 | 323,980円 |
2019 | 1,840円 | 79,120円 | 379,540円 |
2018 | 9,790円 | 34,380円 | 163,430円 |
2017 | 9,790円 | 34,780円 | 141,970円 |
2016 | 2,700円 | 8,620円 | 45,220円 |
2015 | 4,670円 | 21,520円 | 93,800円 |
2014 | 2,760円 | 9,000円 | 34,990円 |
では過去10年の小倉大賞典で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023重 | 1 | 6 | セ7 | 57.5 | ヒンドゥタイムズ | 2 | チャレンジカップ(G3) 6着(0.5) | 2 |
2 | 1 | 牡7 | 58 | カテドラル | 9 | 福島記念(G3) 13着(1.3) | 6 | |
3 | 7 | 牡5 | 55 | バジオウ | 10 | 関門橋ステークス(OP) 4着(0.8) | 4 | |
2022稍重 | 1 | 16 | 牡4 | 54 | アリーヴォ | 1 | 壇之浦ステークス(3勝クラス) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 12 | 牝6 | 55.5 | ランブリングアレー | 3 | エリザベス女王杯(G1) 9着(0.7) | 6 | |
3 | 7 | 牡8 | 57.5 | カデナ | 8 | 東海ステークス(G2) 5着(0.5) | 12 | |
2021良 | 1 | 3 | 牡7 | 56.5 | テリトーリアル | 11 | 中山金杯(G3) 6着(0.5) | 3 |
2 | 15 | 牡5 | 57 | ボッケリーニ | 1 | 中日新聞杯(G3) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 16 | 牝5 | 53 | ディアンドル | 12 | 愛知杯(G3) 10着(1.3) | 18 | |
2020良 | 1 | 2 | 牡6 | 57 | カデナ | 4 | 中山金杯(G3) 11着(0.6) | 7 |
2 | 12 | 牡7 | 52 | ドゥオーモ | 10 | 玄海特別(2勝クラス) 1着(-0.2) | 7 | |
3 | 13 | 牡5 | 55 | ジナンボー | 2 | ジャパンカップ(G1) 13着(3.2) | 11 | |
2019良 | 1 | 12 | 牡5 | 57 | スティッフェリオ | 3 | 福島記念(G3) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 3 | 牡4 | 54 | タニノフランケル | 1 | 中山金杯(G3) 3着(0.1) | 9 | |
3 | 1 | 牡9 | 53 | サイモンラムセス | 14 | チャレンジカップ(G3) 8着(1.1) | 11 | |
2018良 | 1 | 13 | セ4 | 54 | トリオンフ | 1 | 寿ステークス(1600万) 1着(-0.6) | 3 |
2 | 16 | 牝6 | 53 | クインズミラーグロ | 15 | 愛知杯(G3) 16着(1.7) | 9 | |
3 | 1 | 牡7 | 56.5 | スズカデヴィアス | 4 | 白富士ステークス(OP) 2着(0.9) | 4 | |
2017良 | 1 | 7 | 牡5 | 56 | マルターズアポジー | 4 | 有馬記念(G1) 15着(2.4) | 12 |
2 | 14 | 牡8 | 57 | ヒストリカル | 8 | チャレンジカップ(G3) 6着(0.2) | 6 | |
3 | 11 | 牡5 | 57.5 | クラリティスカイ | 5 | アメリカジョッキーカップ(G2) 10着(1.8) | 8 | |
2016良 | 1 | 2 | 牡4 | 55 | アルバートドック | 2 | リゲルステークス(OP) 3着(0.3) | 2 |
2 | 1 | 牡8 | 58 | ダコール | 6 | 日経新春杯(G2) 4着(0.4) | 9 | |
3 | 11 | 牡5 | 55 | ネオリアリズム | 5 | 中山金杯(G3) 7着(0.5) | 4 | |
2015重 | 1 | 6 | 牡6 | 58 | カレンブラックヒル | 3 | 金鯱賞(G2) 5着(0.5) | 5 |
2 | 2 | 牡7 | 56 | コスモソーンパーク | 6 | ニューイヤーステークス(OP) 1着(-0.0) | 8 | |
3 | 1 | 牡7 | 57 | ダコール | 11 | 日経新春杯(G2) 5着(0.5) | 8 | |
2014良 | 1 | 4 | 牡4 | 55 | ラストインパクト | 1 | 松籟ステークス(1600万) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 1 | 牡6 | 57 | カフナ | 8 | 目黒記念(G2) 3着(0.3) | 3 | |
3 | 6 | 牡5 | 55 | ブレイズアトレイル | 4 | 京都金杯(G3) 4着(0.3) | 11 |
過去10年の小倉大賞典3着以内30頭中11頭を占めます。穴馬の好走が目立ちます。あまり年齢を意識しないで良いレースといえそうです。
過去10年の小倉大賞典3着以内30頭中22頭を占めます。前走の着順や人気に関係なく、好走が目立ちます。特に前走G1レースや京都金杯、中山金杯、日経新春杯、チャレンジカップ出走馬など、昨年12月から今年1月の重賞レースに出走して、馬券圏外だった馬の巻き返しが多く見られます。
過去10年の小倉大賞典3着以内30頭中12頭を占めます。重馬場の昨年は内枠決着でしたが、近年は外枠の好走が増えています。
予想
小倉大賞典2024は、例年同様、大混戦のメンバーが集まりました。何が来てもおかしくなメンバーのハンデ戦です。高配当が続いている傾向を考えると、今年も考えたところで当たらないレースだと思います。
以下、簡単な考察と予想です。後ろから進めそうな馬を選びました。前が残るなら、真逆に近い決着もありそうです。
好走例が多い外枠から選びました。昨年の小倉大賞典は小差4着。芝1800m戦で大崩れしていないので、この条件は良さそうです。後ろの馬が来る展開になれば…。
好メンバーが揃った2走前のチャレンジカップは、小差の4着でした。チャレンジカップのメンバーと比べると、ここは手薄な印象を受けます。外目の枠ですし、チャレンジカップのような外差しに期待して対抗評価にしました。
近走を見る限り、最後の脚は堅実なタイプです。3走前の福島記念では、追い込み予想(対抗評価)でうまく的中することが出来ました。ここも末脚がハマれば…。
ムラがあるタイプで買いにくいところですが、小倉芝1800m戦の安定感に期待して押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、7着、8着でした。本命◎ロングランは、2着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 12 | 牡5 | 57 | エピファニー | 3 | 中山金杯(G3) 11着(0.6) | 1 |
2 | 11 | セ6 | 57 | ロングラン | 4 | ディセンバーステークス(LR) 1着(-0.1) | 6 |
3 | 9 | 牡5 | 57 | セルバーグ | 10 | 京都金杯(G3) 13着(1.2) | 11 |
想定していたの展開。速い流れのからの追い込み決着でした。本命と対抗は中団後方から早めに動いて、直線まとめて差し切ることになりました。3着には大逃げから粘ったセルバーグ。この組み合わせは難解だったと思います。
押さえていた2頭ダンディズムとカテドラル。最後は良い脚で詰めてきてはいますが、2~3頭ほど前で進めないと、圏内まで届くのは厳しそうでした。