小倉記念2019過去10年のデータと予想

日程 2019年8月4日(日曜)
開催 小倉競馬場 11R
距離 芝2000m
格付け G3
条件 3歳以上
斤量 ハンデ
出走数 13頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

小倉記念2019

サマー2000シリーズ第3戦、小倉記念2019です。難解な夏のハンデ重賞。人気馬が総崩れの年もあり、毎年のように穴馬の好走が見られます。サマーシリーズは当たる気がしないですね…。

小倉競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の小倉記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。昨年こそ順当な決着となりましたが、穴馬の好走例が多い傾向にあり、好配当が目立つレースとなっています。

年度 馬連 3連複 3連単
2018 790円 2,880円 10,700円
2017 1,910円 6,820円 30,410円
2016 13,340円 30,720円 321,730円
2015 2,810円 6,870円 41,990円
2014 2,650円 4,650円 26,460円
2013 2,580円 4,180円 28,220円
2012 1,440円 12,030円 66,670円
2011 30,360円 132,800円 870,370円
2010 8,960円 15,830円 124,130円
2009 23,030円 130,710円 978,500円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

小倉記念2019 過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2018 1 11 セ4 57 トリオンフ 1 鳴尾記念(G3) 2着(0.1) 1
2 10 牡4 57 サトノクロニクル 2 天皇賞(春)(G1) 12着(1.3) 5
3 7 牡5 54 マウントゴールド 5 下鴨ステークス(1600万) 1着(-0.0) 2
2017 1 2 牡5 52 タツゴウゲキ 4 七夕賞(G3) 6着(0.4) 6
2 8 セ5 54 サンマルティン 2 むらさき賞(1600万) 1着(-0.0) 4
3 5 牡6 55 フェルメッツァ 6 七夕賞(G3) 5着(0.4) 8
2016 1 3 牡7 54 クランモンタナ 11 鳴尾記念(G3) 13着(0.9) 10
2 5 牡4 56 ベルーフ 4 新潟大賞典(G3) 9着(1.0) 6
3 2 牡7 57 エキストラエンド 6 エプソムカップ(G3) 10着(0.9) 9
2015 1 15 牡4 56 アズマシャトル 6 マレーシアカップ(1600万) 4着(0.5) 1
2 5 牡3 54 ベルーフ 2 皐月賞(G1) 12着(1.6) 7
3 3 牝5 53 ウインプリメーラ 3 マーメイドステークス(G3) 4着(0.2) 6
2014稍重 1 9 牡4 57 サトノノブレス 3 天皇賞春(G1) 8着(0.5) 6
2 13 牡5 56 マーティンボロ 6 中日新聞杯(G3) 1着(-0.0) 10
3 1 セ6 57.5 メイショウナルト 2 七夕賞(G3) 1着(-0.3) 5
2013稍重 1 4 セ5 53 メイショウナルト 3 関ケ原ステークス(1600万) 2着(0.1) 2
2 6 牡3 53 ラブリーデイ 5 日本ダービー(G1) 7着(0.4) 17
3 14 牡5 58 マイネルラクリマ 1 七夕賞(G3) 1着(-0.4) 1
2012 1 10 牡5 55 エクスペディション 3 七夕賞(G3) 8着(0.7) 3
2 5 牡4 57 トーセンラー 1 七夕賞(G3) 2着(0.0) 1
3 11 牡6 58 ナリタクリスタル 9 新潟大賞典(G3) 7着(0.4) 8
2011 1 17 牝5 55 イタリアンレッド 4 七夕賞(G3) 1着(-0.0) 7
2 9 牡5 55 キタサンアミーゴ 15 新潟大賞典(G3) 8着(1.2) 9
3 6 牡5 55 リクエストソング 8 米子ステークス(OP) 7着(0.5) 3
2010 1 18 牡7 56 ニホンピロレガーロ 9 新潟大賞典(G3) 3着(0.3) 6
2 11 牡6 57 バトルバニヤン 4 七夕賞(G3) 3着(0.1) 2
3 1 牡5 57 スマートギア 1 宝塚記念(G1) 7着(0.7) 14
2009 1 5 牡8 55 ダンスアジョイ 16 目黒記念(G2) 13着(3.6) 9
2 9 牡7 56 ホッコーパドゥシャ 1 七夕賞(G3) 3着(0.1) 2
3 14 牝5 53 クラウンプリンセス 9 米子ステークス(OP) 1着(-0.0) 7
前走七夕賞

過去10年の小倉記念3着以内30頭中9頭を占めます。七夕賞で二桁着順や勝ち馬から1秒以上離されていた馬など、大きく崩れていた馬はいません。

血統

過去10年の小倉記念3着以内では、Grey Sovereignトニービン系の馬が穴をあける傾向にあります。遡ると、穴馬の多くが父か母父がNasrullah系の血統馬となっています。データは10年で区切っていますが、2008年以前にも好走例が多く見られます。

年度 着順 馬名 人気 血統
2018 3 マウントゴールド 5 母父Nasrullah系
2017 3 フェルメッツァ 6 母父トニービン
2016 1 クランモンタナ 11 母父トニービン
3 エキストラエンド 6 母父Never Bend系
2014 1 サトノノブレス 3 母父トニービン
2011 2 キタサンアミーゴ 15 母父トニービン
3 リクエストソング 8 母父トニービン
2010 2 バトルバニヤン 4 父ジャングルポケット(トニービン系)
3 スマートギア 1 母父Never Bend系
2009 1 ダンスアジョイ 16 母父トニービン
3 クラウンプリンセス 9 母父Bold Ruler系
人気

過去10年の小倉記念3着以内では、上位人気馬が不振傾向にあります。1番人気馬の優勝は昨年のみで、2番人気馬の優勝もありません。

  • 1番人気(1-2-1-6)複勝率40%
  • 2番人気(0-3-1-6)複勝率40%
  • 3番人気(3-0-1-6)複勝率40%
  • 4番人気(2-2-0-6)複勝率40%
  • 5番人気(0-1-1-8)複勝率20%

予想

ほぼ例年通りのレベルという印象の小倉記念2019。実績面では、4連勝中のメールドグラースが抜けてるように見えますが、ハンデ戦ですし、何が来てもおかしくないメンバー構成だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。全く当たる気がしません…。

◎2アイスバブル

過去わりと好走例の多い2~3枠。小倉コースの実績もありますし、斤量55kgも良さそう…。深く考えず本命です。

○8メールドグラース

追い込みを決めて重賞2連勝。広いところに出しての直線一気が合うのでしょうか。露骨な前残り馬場でなければ、今回も勝ち負けを期待できそうですが、斤量57.5kgは気になるところです…。過去57.5~58kg背負う馬が勝ち切れていません。

△4アウトライアーズ

好走例の多い前走七夕賞組。前走勝ち馬から1秒未満の着差となると、アウトライアーズが候補になるでしょうか。末脚が活きる展開になれば…。

△10シャイニービーム

直近4年連続で、2~3番手で進めた馬が馬券圏内に好走しています。今年は、有力馬が差し追い込み脚質に集まってるため、タニノフランケルが楽に逃げるかたちになるでしょうか。他に先行馬もいないので、シャイニービームあたりが先行勢の一角になりそうです。長くダートを使っていたことに加え、重賞では足りない印象の実績馬。あくまで大穴候補ですが、父カンパニー(トニービン系)にも期待して、押さえて良いかもしれません。

3連複4頭ボックス◎○△△ 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、6着、7着、9着でした。本命◎アイスバブルは、7着でした。

小倉記念2019 結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 8 牡4 57.5 メールドグラース 1 鳴尾記念(G3) 1着(-0.2) 2
2 9 牡5 56 カデナ 6 巴賞(OP) 3着(0.1) 9
3 6 牡6 56 ノーブルマーズ 5 宝塚記念(G1) 6着(1.6) 10

晩に録画を見ました。カスリもせず…。

押さえていたシャイニービームは、前に行けず好位からの競馬。向こう正面で手応えが怪しく、そのまま大敗に終わりました。本命アイスバブルやアウトライアーズは、団子状態の馬群だったこともあり、直線で前が詰まり不完全燃焼という印象でした。一方、外を気分良く追い込んで来たメールドグラースとカデナ。インを選択した馬は不発に終わったように見えます。

重賞3連勝のメールドグラース。外に出しての一気が強いですね。G1クラスの相手だと未知数ですが、この先も楽しみが大きいと思います。

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