小倉記念2020過去データと予想 | 深く考えない競馬

小倉記念2020過去データと予想

日程 2020年8月16日(日曜)
開催 小倉競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G3
条件 3歳以上
斤量 ハンデ
出走数 14頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

小倉記念2020

サマー2000シリーズ第3戦、小倉記念2020です。難解な夏のハンデ重賞。過去、人気馬が総崩れの年もあり、毎年のように穴馬の好走が見られるレースです。

小倉競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の小倉記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えが3回あります。近年は高配当こそ減少傾向にありますが、穴馬の好走例は多く、馬連や3連複が好配当になる年が目立ちます。

年度 馬連 3連複 3連単
2019 2,080円 8,030円 31,100円
2018 790円 2,880円 10,700円
2017 1,910円 6,820円 30,410円
2016 13,340円 30,720円 321,730円
2015 2,810円 6,870円 41,990円
2014 2,650円 4,650円 26,460円
2013 2,580円 4,180円 28,220円
2012 1,440円 12,030円 66,670円
2011 30,360円 132,800円 870,370円
2010 8,960円 15,830円 124,130円

では過去10年の小倉記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

小倉記念2020過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2019 1 8 牡4 57.5 メールドグラース 1 鳴尾記念(G3) 1着(-0.2) 2
2 9 牡5 56 カデナ 6 巴賞(OP) 3着(0.1) 9
3 6 牡6 56 ノーブルマーズ 5 宝塚記念(G1) 6着(1.6) 10
2018 1 11 セ4 57 トリオンフ 1 鳴尾記念(G3) 2着(0.1) 1
2 10 牡4 57 サトノクロニクル 2 天皇賞(春)(G1) 12着(1.3) 5
3 7 牡5 54 マウントゴールド 5 下鴨ステークス(1600万) 1着(-0.0) 2
2017 1 2 牡5 52 タツゴウゲキ 4 七夕賞(G3) 6着(0.4) 6
2 8 セ5 54 サンマルティン 2 むらさき賞(1600万) 1着(-0.0) 4
3 5 牡6 55 フェルメッツァ 6 七夕賞(G3) 5着(0.4) 8
2016 1 3 牡7 54 クランモンタナ 11 鳴尾記念(G3) 13着(0.9) 10
2 5 牡4 56 ベルーフ 4 新潟大賞典(G3) 9着(1.0) 6
3 2 牡7 57 エキストラエンド 6 エプソムカップ(G3) 10着(0.9) 9
2015 1 15 牡4 56 アズマシャトル 6 マレーシアカップ(1600万) 4着(0.5) 1
2 5 牡3 54 ベルーフ 2 皐月賞(G1) 12着(1.6) 7
3 3 牝5 53 ウインプリメーラ 3 マーメイドステークス(G3) 4着(0.2) 6
2014稍重 1 9 牡4 57 サトノノブレス 3 天皇賞春(G1) 8着(0.5) 6
2 13 牡5 56 マーティンボロ 6 中日新聞杯(G3) 1着(-0.0) 10
3 1 セ6 57.5 メイショウナルト 2 七夕賞(G3) 1着(-0.3) 5
2013稍重 1 4 セ5 53 メイショウナルト 3 関ケ原ステークス(1600万) 2着(0.1) 2
2 6 牡3 53 ラブリーデイ 5 日本ダービー(G1) 7着(0.4) 17
3 14 牡5 58 マイネルラクリマ 1 七夕賞(G3) 1着(-0.4) 1
2012 1 10 牡5 55 エクスペディション 3 七夕賞(G3) 8着(0.7) 3
2 5 牡4 57 トーセンラー 1 七夕賞(G3) 2着(0.0) 1
3 11 牡6 58 ナリタクリスタル 9 新潟大賞典(G3) 7着(0.4) 8
2011 1 17 牝5 55 イタリアンレッド 4 七夕賞(G3) 1着(-0.0) 7
2 9 牡5 55 キタサンアミーゴ 15 新潟大賞典(G3) 8着(1.2) 9
3 6 牡5 55 リクエストソング 8 米子ステークス(OP) 7着(0.5) 3
2010 1 18 牡7 56 ニホンピロレガーロ 9 新潟大賞典(G3) 3着(0.3) 6
2 11 牡6 57 バトルバニヤン 4 七夕賞(G3) 3着(0.1) 2
3 1 牡5 57 スマートギア 1 宝塚記念(G1) 7着(0.7) 14
前走七夕賞

過去10年の小倉記念3着以内30頭中8頭を占めます。8頭ともに前走大きく崩れていた馬はいません。七夕賞でそこそこ好走していた馬が狙い目といえそうです。

血統

過去10年の小倉記念3着以内では、Grey Sovereignトニービン系の馬が穴をあける傾向にあります。遡ると、穴馬の多くが父か母父がNasrullah系の血統馬となっています。データは10年で区切っていますが、2009年以前にも好走例が多く見られます。

年度 着順 馬名 人気 血統
2019 3 ノーブルマーズ 5 父ジャングルポケット(トニービン系)
2018 3 マウントゴールド 5 母父Nasrullah系
2017 3 フェルメッツァ 6 母父トニービン
2016 1 クランモンタナ 11 母父トニービン
3 エキストラエンド 6 母父Never Bend系
2014 1 サトノノブレス 3 母父トニービン
2011 2 キタサンアミーゴ 15 母父トニービン
3 リクエストソング 8 母父トニービン
2010 2 バトルバニヤン 4 父ジャングルポケット(トニービン系)
3 スマートギア 1 母父Never Bend系
5~9番人気

過去10年の小倉記念3着以内30頭中11頭を占めます。二桁人気馬の好走は少ないものの、毎年中穴(5~9番人気)ぐらいの馬が馬券圏内に好走し、好配当を演出しています。

予想

今年の小倉記念2020は、例年と比べると、層が薄いメンバーになりそうです。前走1着馬が少ないことに加え、G1出走馬も不在。抜けて強い馬はいないので、かなり予想難解なレースだと思います。穴馬の活躍が目立つレースですし、如何にも波乱含みという印象を受けます。

以下、簡単な考察と予想です。外目の枠を中心に狙いましたが、全く当たる気がしません。

14ランブリングアレー

過去わりと好走例が多い8枠。外枠で前走崩れていない馬…と考えて本命にしました。ただ勝ってきた相手を見ると、流石に今回はメンバーが一気に強くなります。あくまでここは、連勝の勢いと軽ハンデでどこまで…という感じでしょうか。

〇11サトノルークス

前走鳴尾記念は、骨折で長期休養明けの一戦。着順は度外視して良いと思います。実績に期待して対抗評価にしましたが、どこか小回り2000m戦は合わないような気もします。

△1ノーブルマーズ

昨年の小倉記念3着馬。データ傾向(血統面)から押さえておきたい馬だと思います。内枠の先行集団でロスなく走ったときに強さを見せているので、最内枠を活かすことが出来れば…。

△10レイホーロマンス

7歳牝馬。流石に買い難いところですが、今年のメンバーなら無くはないでしょうか。小倉の重賞は、昨年の小倉大賞典4着と愛知杯3着、一昨年の小倉記念4着と好走しています。前走函館記念も最後は良い脚を使って5着まで突っ込んで来ています。末脚が活きる流れになれば、面白いタイプかもしれません。

3連複4頭ボックス◎〇△△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、5着、6着、9着、11着でした。本命◎ランブリングアレーは、6着でした。

小倉記念2020結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 3 牡5 53 アールスター 10 垂水ステークス(3勝クラス) 6着(0.8) 5
2 5 牝5 55 サトノガーネット 6 エプソムカップ(G3) 9着(1.3) 15
3 4 牡6 54 アウトライアーズ 13 七夕賞(G3) 14着(2.9) 15

3連単1,374,190円の大波乱…。カスりもせずでした。

道中後方にいた馬による追い込み決着。4着にはアメリカズカップも来てるぐらいなので、前に行った馬が総崩れのレースと言っても良さそうです。

優勝馬アールスター。3勝クラスも勝ち切れていない実績の馬だったこともあり完全にスルーでした。長岡騎手の内を捌く追い込みも見事だったと思います。

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