日程 | 2021年8月15日(日曜) |
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開催 | 小倉競馬場11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 10頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
クッション値 | 8.2(15日) |
小倉記念2021
サマー2000シリーズ第3戦、小倉記念2021です。難解な夏のハンデ重賞。過去、人気馬が総崩れの年もあり、毎年のように穴馬の好走が見られるレースです。
配当
過去10年の小倉記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。近年は高配当こそ減少傾向にありますが、昨年は3連単137万円の大波乱となりました。穴馬の好走例は多く、馬連や3連複が好配当になる年も目立ちます。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2020 | 15,060円 | 253,190円 | 1,374,190円 |
2019 | 2,080円 | 8,030円 | 31,100円 |
2018 | 790円 | 2,880円 | 10,700円 |
2017 | 1,910円 | 6,820円 | 30,410円 |
2016 | 13,340円 | 30,720円 | 321,730円 |
2015 | 2,810円 | 6,870円 | 41,990円 |
2014 | 2,650円 | 4,650円 | 26,460円 |
2013 | 2,580円 | 4,180円 | 28,220円 |
2012 | 1,440円 | 12,030円 | 66,670円 |
2011 | 30,360円 | 132,800円 | 870,370円 |
では過去10年の小倉記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2020良 | 1 | 3 | 牡5 | 53 | アールスター | 10 | 垂水ステークス(3勝クラス) 6着(0.8) | 5 |
2 | 5 | 牝5 | 55 | サトノガーネット | 6 | エプソムカップ(G3) 9着(1.3) | 15 | |
3 | 4 | 牡6 | 54 | アウトライアーズ | 13 | 七夕賞(G3) 14着(2.9) | 15 | |
2019良 | 1 | 8 | 牡4 | 57.5 | メールドグラース | 1 | 鳴尾記念(G3) 1着(-0.2) | 2 |
2 | 9 | 牡5 | 56 | カデナ | 6 | 巴賞(OP) 3着(0.1) | 9 | |
3 | 6 | 牡6 | 56 | ノーブルマーズ | 5 | 宝塚記念(G1) 6着(1.6) | 10 | |
2018良 | 1 | 11 | セ4 | 57 | トリオンフ | 1 | 鳴尾記念(G3) 2着(0.1) | 1 |
2 | 10 | 牡4 | 57 | サトノクロニクル | 2 | 天皇賞(春)(G1) 12着(1.3) | 5 | |
3 | 7 | 牡5 | 54 | マウントゴールド | 5 | 下鴨ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 2 | |
2017良 | 1 | 2 | 牡5 | 52 | タツゴウゲキ | 4 | 七夕賞(G3) 6着(0.4) | 6 |
2 | 8 | セ5 | 54 | サンマルティン | 2 | むらさき賞(1600万) 1着(-0.0) | 4 | |
3 | 5 | 牡6 | 55 | フェルメッツァ | 6 | 七夕賞(G3) 5着(0.4) | 8 | |
2016良 | 1 | 3 | 牡7 | 54 | クランモンタナ | 11 | 鳴尾記念(G3) 13着(0.9) | 10 |
2 | 5 | 牡4 | 56 | ベルーフ | 4 | 新潟大賞典(G3) 9着(1.0) | 6 | |
3 | 2 | 牡7 | 57 | エキストラエンド | 6 | エプソムカップ(G3) 10着(0.9) | 9 | |
2015良 | 1 | 15 | 牡4 | 56 | アズマシャトル | 6 | マレーシアカップ(1600万) 4着(0.5) | 1 |
2 | 5 | 牡3 | 54 | ベルーフ | 2 | 皐月賞(G1) 12着(1.6) | 7 | |
3 | 3 | 牝5 | 53 | ウインプリメーラ | 3 | マーメイドステークス(G3) 4着(0.2) | 6 | |
2014稍重 | 1 | 9 | 牡4 | 57 | サトノノブレス | 3 | 天皇賞春(G1) 8着(0.5) | 6 |
2 | 13 | 牡5 | 56 | マーティンボロ | 6 | 中日新聞杯(G3) 1着(-0.0) | 10 | |
3 | 1 | セ6 | 57.5 | メイショウナルト | 2 | 七夕賞(G3) 1着(-0.3) | 5 | |
2013稍重 | 1 | 4 | セ5 | 53 | メイショウナルト | 3 | 関ケ原ステークス(1600万) 2着(0.1) | 2 |
2 | 6 | 牡3 | 53 | ラブリーデイ | 5 | 日本ダービー(G1) 7着(0.4) | 17 | |
3 | 14 | 牡5 | 58 | マイネルラクリマ | 1 | 七夕賞(G3) 1着(-0.4) | 1 | |
2012良 | 1 | 10 | 牡5 | 55 | エクスペディション | 3 | 七夕賞(G3) 8着(0.7) | 3 |
2 | 5 | 牡4 | 57 | トーセンラー | 1 | 七夕賞(G3) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 11 | 牡6 | 58 | ナリタクリスタル | 9 | 新潟大賞典(G3) 7着(0.4) | 8 | |
2011良 | 1 | 17 | 牝5 | 55 | イタリアンレッド | 4 | 七夕賞(G3) 1着(-0.0) | 7 |
2 | 9 | 牡5 | 55 | キタサンアミーゴ | 15 | 新潟大賞典(G3) 8着(1.2) | 9 | |
3 | 6 | 牡5 | 55 | リクエストソング | 8 | 米子ステークス(OP) 7着(0.5) | 3 |
過去10年の小倉記念3着以内30頭中8頭を占めます。そのうち昨年3着アウトライアーズを除く7頭が前走勝ち馬から0.7秒以内に好走していました。前走七夕賞好走馬が狙い目になりそうです。
過去10年の小倉記念3着以内では、Grey Sovereign、トニービン系の馬が穴をあける傾向にあります。遡ると、穴馬の多くが父か母父がNasrullah系の血統馬です。データは過去10年で区切っていますが、2010年以前も多くの好走例が見られます。
年度 | 着順 | 馬名 | 人気 | 血統 |
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2019 | 3 | ノーブルマーズ | 5 | 父ジャングルポケット(トニービン系) |
2018 | 3 | マウントゴールド | 5 | 母父Nasrullah系 |
2017 | 3 | フェルメッツァ | 6 | 母父トニービン |
2016 | 1 | クランモンタナ | 11 | 母父トニービン |
3 | エキストラエンド | 6 | 母父Never Bend系 | |
2014 | 1 | サトノノブレス | 3 | 母父トニービン |
2011 | 2 | キタサンアミーゴ | 15 | 母父トニービン |
3 | リクエストソング | 8 | 母父トニービン |
過去10年の小倉記念3着以内30頭中10頭を占めます。二桁人気馬の好走は少ないものの、毎年中穴(5~9番人気)ぐらいの馬が馬券圏内に好走しています。
予想
小倉記念2021は、ほぼ例年並みのメンバーになりました。前走重賞好走馬が上位争いの中心になりそうですが、抜けて強い馬はいないので、予想難解なレースだと思います。穴馬の活躍が目立つレースですし、如何にも波乱含みという印象を受けます。
以下、簡単な考察と予想です。タフな馬場のハンデ戦…データ傾向が関係ない決着もありそうです。軽ハンデ馬を中心に選びましたが、全く当たる気がしません。
前走不知火ステークス2着。出走メンバーの中では格下になるでしょうか。前走から斤量マイナス4kgと前々での粘り込みに期待して…。
過去好走例が多い前走七夕賞出走馬。昨年の小倉記念は7着、4走前の福島民報杯(不良馬場)は16着と条件的には合わないような気もします…。とはいっても、考えすぎても当たる気がしないレースなので、ここは直近3戦の安定感と好ローテに期待して対抗評価にしました。
前走不知火ステークス1着。後ろから進めることになると思うので、前が全く止まらないレースになると厳しいかもしれません。小倉コースで大崩れしていない事と不良馬場~重馬場での安定感に期待して押さえました。
前走佐渡ステークス3着。初重賞出走ということで、グランスピード同様、格下になると思います。戦績から時計のかかる馬場は良さそうに見えるので、ハンデ戦の軽ハンデと今の馬場が合えば…ということで押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、5着、9着でした。本命◎グランスピードは、9着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 9 | 牡4 | 53 | モズナガレボシ | 6 | 佐渡ステークス(3勝クラス) 3着(0.5) | 10 |
2 | 7 | セ5 | 55 | ヒュミドール | 5 | エプソムカップ(G3) 6着(0.5) | 11 |
3 | 10 | セ6 | 53 | スーパーフェザー | 8 | 不知火ステークス(3勝クラス) 3着(0.1) | 8 |
上位人気馬が総崩れの波乱決着でした。先行勢が潰れ、道中後方で進めた馬による追い込み決着。最後は外から突っ込んで来たモズナガレボシとヒュミドールの勝ち負けとなりました。3着スーパーフェザー。1~2着馬とは異なり、後方から上手く内を突く追い込みでした。
先行馬には厳しいレースだったと思います。少頭数ながら、かなり難解なレースでした。