黒船賞2021過去データと予想

黒船賞2021

交流重賞、黒船賞2021です。例年、ダートG1戦線や交流重賞で活躍している馬が集う一戦。短距離の交流重賞の中では、層が厚いメンバーになる傾向があります。※2011年は、東日本大震災の影響で開催が中止されています。

配当

過去10年の黒船賞の配当を見ると、順当な決着が多い傾向にあります。2018年を除くと大きな波乱はありませんが、3連複が好配当になる年も見られます。

では過去10年の黒船賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の黒船賞3着以内27頭中26頭を占めます。人気馬が総崩れという年はありませんが、1番人気がと崩れやすい（3-2-0-4）傾向にあります。

過去10年の黒船賞3着以内27頭中15頭を占めます。フェブラリーステークス組や根岸ステークス組の好走が目立ちます。

予想

以下、簡単な考察と予想です。

前走バレンタインステークスは、後続を突き放す楽勝でした。後方からの追い込みでも結果を残している馬ですが、前走の勝ちっぷりを考えると、今回も前に行っても良いんじゃないかと思います。前走からの勢いにも期待して、本命評価にしました。

過去好走例が多い前走根岸ステークス出走馬。重賞では足りない印象を受けますが、地方競馬場ですし先行～好位で進めることが出来そうな脚質は良さそうです。根岸ステークスではサクセスエナジーと小差だったことにも期待して…。

過去凡走傾向にある高知所属馬。データ傾向からは買い難いところでしょうか。ただ力を付けてるように見える近走の成績は魅力的です。昨年の黒船賞以上の結果があっても良さそうです。

日本レコード決着となったマイルCS南部杯で3着に好走。この実績で伏兵扱いなら狙ってみて良いかもしれません。前走東京大賞典を見ると、2000m戦はやや距離が長い印象を受けました。1400m戦に対応出来れば…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、7着でした。本命◎スリーグランドは、2着でした。

収支トントンの的中でした。

先行した対抗テイエムサウスダンの圧勝。前が残る馬場も良かったと思います。2着には本命スリーグランド。スタートで前に行けず、後ろからの競馬でした。それでも最後は前が残る展開の中、詰めて来ていたので力のある所は見せたという印象でした。

想定していたよりも前の位置で進めたモジアナフレイバーが3着。1400m戦の流れにも対応していた感じだったので、今後もマイル前後の距離で期待できそうです。