共同通信杯2017過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

共同通信杯2017過去10年のデータと予想

日程 2017年2月12日(日曜日)
開催 東京競馬場 11R
距離 芝1800m
格付け GⅢ
条件 サラ系3歳
斤量 別定
出走数 11頭
天気 晴れ参考 東京競馬場 – ヤフー天気

「共同通信杯2017」です。近年は、かなりの出世レースという印象で、リアルスティール、ドゥラメンテ、イスラボニータ、ゴールドシップ、ディープブリランテ、スピルバーグ…など、共同通信杯の上位馬からは、後のG1馬を多く輩出しています。今年も上位陣は、クラシック~古馬G1戦線で期待したいですね。

過去10年の共同通信杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2008年のみで、比較的平穏な決着が多いです。

  • 2016年 98,880円
  • 2015年 10,870円
  • 2014年 3,190円
  • 2013年 79,330円
  • 2012年 3,790円
  • 2011年 30,970円
  • 2010年 6,750円
  • 2009年 19,920円
  • 2008年 752,020円
  • 2007年 3,110円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

共同通信杯2017
年度 着順 馬番 斤量 馬名 人気 前走
2016稍重 1 4 56 ディーマジェスティ 6 ホープフルステークス(G2) 出走取消
2 9 56 イモータル 5 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 9着(1.0)
3 6 56 メートルダール 3 京成杯(G3) 3着(0.2)
2015 1 1 56 リアルスティール 3 新馬(阪神芝1800m) 1着(-0.6)
2 8 56 ドゥラメンテ 1 セントポーリア賞(500万) 1着(-0.9)
3 10 56 アンビシャス 4 千両賞(500万) 1着(-0.1)
2014 1 7 57 イスラボニータ 1 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.0)
2 2 56 ベルキャニオン 3 ホープフルステークス(OP) 2着(0.1)
3 5 56 サトノアラジン 2 ラジオNIKKEI杯(G3) 3着(0.3)
2013 1 8 56 メイケイペガスター 4 若駒ステークス(OP) 3着(0.2)
2 7 56 ゴットフリート 2 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 3着(0.4)
3 4 56 マイネルストラーノ 9 京成杯(G3) 8着(0.7)
2012 1 3 57 ゴールドシップ 2 ラジオNIKKEI杯(G3) 2着(0.2)
2 2 57 ディープブリランテ 1 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.5)
3 8 56 スピルバーグ 3 500万(東京芝2000m) 2着(0.3)
2011 1 2 56 ナカヤマナイト 3 ホープフルステークス(OP) 2着(0.0)
2 6 56 ユニバーサルバンク 6 若駒ステークス(OP) 2着(0.0)
3 13 56 ディープサウンド 5 ホープフルステークス(OP) 10着(1.8)
2010 1 6 56 ハンソデバンド 3 ジュニアカップ(OP) 1着(-0.1)
2 3 56 ダノンシャンティ 2 ラジオNIKKEI杯(G3) 3着(0.2)
3 5 56 アリゼオ 1 ホープフルステークス(OP) 1着(-0.3)
2009 1 5 56 ブレイクランアウト 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 3着(0.1)
2 3 56 トーセンジョーダン 2 ホープフルステークス(OP) 1着(-0.4)
3 9 56 トップカミング 9 シンザン記念(G3) 3着(0.3)
2008 1 11 56 ショウナンアルバ 6 若竹賞(500万) 1着(-0.1)
2 1 56 タケミカヅチ 5 シンザン記念(G3) 4着(0.4)
3 5 56 マイネルスターリー 11 つばき賞(500万) 5着(0.2)
2007 1 3 57 フサイチホウオー 1 ラジオNIKKEI杯(G3) 4着(-0.0)
2 5 56 ダイレクトキャッチ 5 京成杯(G3) 5着(0.4)
3 7 56 フライングアップル 3 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 4着(0.3)
外枠

外枠の馬は、ややマイナス評価にしたい傾向だと思います。

8枠だった馬は、過去10年の共同通信杯3着以内30頭中、以下の2頭のみです。

  • 2016年2着イモータル
  • 2011年3着ディープサウンド

また二桁馬番だった馬は、過去10年の共同通信杯3着以内30頭中、以下の3頭のみです。

  • 2015年3着アンビシャス(7枠10番)
  • 2011年3着ディープサウンド(8枠13番)
  • 2008年1着ショウナンアルバ(6枠11番)
前走3着以内

過去10年の共同通信杯3着以内30頭中22頭を占めます。前走で馬券圏外だった8頭中7頭がオープンクラスのレースに出走していました。

馬券予想

過去10年の傾向から「外枠をマイナス評価」「前走3着以内」に注目です。

共同通信杯2017は、混戦ムードです。抜けた1頭というのはいない印象ですが、エアスピネルの全弟の良血馬エアウィンザーや前走東京スポーツ杯2歳ステークス2016の上位馬(スワーヴリチャード、ムーヴザワールド)など、ポテンシャルが高そうな馬が揃いました。

以下、簡単な考察と予想です。時間的な都合で、今週から買い目を中心に取り上げます(;´д`)

◎①スワーヴリチャード

前走東京スポーツ杯2歳ステークス2016 2着馬。新馬戦の勝ち方がとても強く、東京スポーツ杯2歳ステークス2016では本命馬にしていました。少し出負けしていましたが、上がり最速で優勝したブレスジャーニーや3着ムーヴザワールドと差のない結果を残したのは、ポテンシャルの高さを伺わせます。

○④ムーヴザワールド

デビュー戦は、残り100m辺りから異常な伸びを見せて、エアウィンザーを差し切る強い勝ち方でした。並んでからが勝負強い印象でした。前走東京スポーツ杯2歳ステークス2016は3着に敗れていますが、まだ底を見せたわけではないので、当然ここでも勝ち負け争いの1頭だと思います。

▲⑤エアウィンザー

前走福寿草特別2017は2着に敗れましたが、内枠&前残り傾向のある年明けの京都の馬場だったので、仕方ない敗戦でしょう。上がり最速でしたが、最後方から大外をまわして届かず…という競馬でした。

過去の共同通信杯の傾向から、極端な追い込みは決まりにくいので、後ろ過ぎない位置で上手く脚を溜めることができれば…という感じがします。血統的にもエアスピネルの全弟というのは、楽しみですね。

(無印)⑧エトルディーニュ

今年は上位3頭が強いと思っていますが、例年穴馬が馬券に絡んでいるので、伏兵にも注意が必要かもしれません。上位3頭は脚を溜めるタイプなので、前残りがあるとすれば、エトルディーニュは面白そうです。

東京芝1800mは、前走セントポーリア賞2017 2着と4走前アイビーステークス2016 3着で馬券圏内を外していません。アイビーステークス2016優勝馬ソウルスターリングは阪神ジュベナイルフィリーズ2016優勝、2着ペルシアンナイトはシンザン記念2017で3着に好走しています。この2頭相手に3着の実績なら…。

3連複 ◎ – ○ – ▲ 合計1点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、5着でした。

本命◎スワーヴリチャードは1着でした。

共同通信杯2017
着順 馬番 馬名 人気 前走
1 1 スワーヴリチャード 2 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 2着(0.0)
2 8 エトルディーニュ 6 セントポーリア賞(500万) 2着(0.3)
3 4 ムーヴザワールド 1 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 3着(0.0)

やってしまいました(´;ω;`)

無印扱いにしたエトルディーニュが2着に来るとは…。いつものように3連複本命軸で3頭流しでよかったですね。

スワーヴリチャードは、圧巻の強さでした。脚をギリギリまで溜めてからの追い出し。四位ジョッキーも完璧に見えました。先行馬が優勢な流れになったことがエトルディーニュやタイセイスターリーなどの好走に繋がったように思います。その点、エアウィンザーは展開に向かなかった印象ですね。思っていたよりも脚が伸びてこなかったです。

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