日程 | 2022年11月26日(土曜) |
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開催 | 阪神競馬場11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G3 |
条件 | 2歳 |
斤量 | 馬齢(牡55kg,牝54kg) |
出走数 | 15頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.3(11月26日) |
京都2歳ステークス2022
2歳重賞、京都2歳ステークス2022です。長くオープン特別戦として行われていましたが、2014年に重賞化されました。近年は、後のG1馬や重賞実績馬を多数輩出している出世レースです。※昨年に続いて、京都競馬場の整備工事の影響で阪神競馬場で開催されます。
配当
過去10年の京都2歳ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回あります。昨年は高配当が出ていますが、3連単は数千円~2万円台の決着が多いレースです。比較的荒れにくいレースといえるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 18,920円 | 20,700円 | 243,030円 |
2020 | 710円 | 4,420円 | 18,890円 |
2019 | 170円 | 310円 | 640円 |
2018 | 730円 | 720円 | 3,840円 |
2017 | 380円 | 1,180円 | 5,450円 |
2016 | 670円 | 2,360円 | 7,450円 |
2015 | 2,330円 | 2,000円 | 14,300円 |
2014 | 3,880円 | 8,430円 | 68,280円 |
2013 | 1,110円 | 2,220円 | 6,060円 |
2012 | 2,140円 | 8,620円 | 24,190円 |
では過去10年の京都2歳ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021良阪神 | 1 | 8 | ジャスティンロック | 5 | 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 3 | ビーアストニッシド | 9 | 未勝利戦(阪神芝1600m) 1着(-0.2) | 5 | |
3 | 7 | フィデル | 2 | 新馬戦(小倉芝1800m) 1着(-0.2) | 1 | |
2020良阪神 | 1 | 8 | ワンダフルタウン | 3 | 萩ステークス(LR) 3着(0.2) | 1 |
2 | 9 | ラーゴム | 1 | アイビーステークス(LR) 2着(0.0) | 5 | |
3 | 6 | マカオンドール | 7 | 紫菊賞(1勝クラス) 3着(0.6) | 4 | |
2019良 | 1 | 8 | マイラプソディ | 1 | 野路菊ステークス(OP) 1着(-0.8) | 1 |
2 | 6 | ミヤマザクラ(牝) | 2 | 未勝利戦(札幌芝2000m) 1着(-0.8) | 2 | |
3 | 4 | ロールオブサンダー | 3 | 紫菊賞(1勝クラス) 1着(-0.1) | 6 | |
2018良 | 1 | 1 | クラージュゲリエ | 1 | 札幌2歳ステークス(G3) 3着(0.1) | 1 |
2 | 6 | ブレイキングドーン | 4 | 萩ステークス(OP) 競走除外 | ||
3 | 2 | ワールドプレミア | 2 | 新馬戦(京都芝1800m) 1着(-0.1) | 1 | |
2017良 | 1 | 6 | グレイル | 2 | 新馬戦(京都芝2000m) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 2 | タイムフライヤー | 1 | 萩ステークス(OP) 1着(-0.7) | 1 | |
3 | 1 | ケイティクレバー | 5 | 黄菊賞(500万) 2着(0.1) | 12 | |
2016良 | 1 | 3 | カデナ | 3 | 百日草特別(500万) 2着(0.1) | 3 |
2 | 9 | ヴァナヘイム | 1 | 萩ステークス(OP) 2着(0.3) | 1 | |
3 | 10 | ベストアプローチ | 6 | 新馬戦(京都芝2000m) 1着(-0.1) | 3 | |
2015良 | 1 | 4 | ドレッドノータス | 3 | 新馬戦(京都芝2000m) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 1 | リスペクトアース | 5 | 新馬戦(東京芝2000m) 1着(-0.3) | 3 | |
3 | 3 | アドマイヤエイカン | 1 | 札幌2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) | 2 | |
2014稍重 | 1 | 6 | ベルラップ | 6 | 黄菊賞(500万) 1着(-0.0) | 5 |
2 | 3 | ダノンメジャー | 2 | 野路菊ステークス(OP) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 5 | シュヴァルグラン | 5 | 未勝利戦(京都芝2000m) 1着(-0.2) | 1 | |
2013良 | 1 | 9 | トーセンスターダム | 1 | 新馬戦(京都芝1800m) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 6 | アグネスドリーム | 5 | 萩ステークス(OP) 9着(1.1) | 2 | |
3 | 7 | サトノロブロイ | 4 | 未勝利戦(京都芝1800m) 1着(-0.0) | 9 | |
2012良 | 1 | 1 | エピファネイア | 1 | 新馬戦(京都芝1800m) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 4 | ダンツアトラス | 8 | デイリー杯2歳ステークス(G2) 10着(0.6) | 5 | |
3 | 3 | テイエムダイパワー | 7 | 新馬戦(京都芝2000m) 1着(-0.0) | 5 |
過去10年の京都2歳ステークス3着内30頭中15頭を占めます。そのうち11頭が前走人気(1~3番人気)を集めていました。
重賞化した2014年以降、過去8年の京都2歳ステークス3着内24頭中22頭を占めます。穴馬(4~6番人気前後)の好走は目立ちますが、人気馬総崩れは少ない傾向にありそうです。
予想
京都2歳ステークス2022は、例年以上の混戦模様になりそうです。過去、少頭数のレースが続いていましたが、今年は15頭が集まりました。データ傾向からは、萩ステークス連対馬、前走新馬戦や未勝利戦で勝ちっぷりが良かった馬が上位争いの候補になるでしょうか。ただ力関係が分からない多頭数の2歳戦と考えると、かなり難解なレースといって良いと思います。
以下、簡単な考察と予想です。データ傾向から人気馬を中心に選びましたが、これは当たる気がしません。
混戦過ぎて分からないので、同コース(阪神芝2000m)を完勝した前走新馬戦の内容に期待して本命評価にしました。兄と姉にG1馬(ヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィルシーナ)という血統にも期待して…。
前走紫菊賞を最後方からの直線一気で完勝。人気薄ながら1頭だけ凄い良い脚を見せていました。人気薄で2連勝後に重賞で人気を集めていると考えると、買い難い感じはしますが、前走の勝ちっぷりに期待して対抗評価にしました。
過去好走例が多いハーツクライ産駒。ハーツクライ産の8スマラグドスと迷って、5エゾダイモンを押さえました。プラス馬体重で出走した前走の勝ちっぷりも良かったと思います。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、6着、8着、11着でした。本命◎グランヴィノスは、6着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 7 | グリューネグリーン | 5 | 未勝利戦(東京芝1800m) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 4 | トップナイフ | 3 | 萩ステークス(LR) 1着(-0.3) | 6 |
3 | 9 | ヴェルテンベルク | 11 | 未勝利戦(小倉芝1800m) 1着(-0.2) | 1 |
波乱決着(3連単285,520円)でした。
逃げたグリューネグリーンの優勝。2着トップナイフは好位集団の後ろ、3着ヴェルテンベルクは中団後ろからの競馬でした。1~2着馬の位置取りを考えると、人気を集めた本命グランヴィノスや対抗コスモサガルマータとは真逆のレース運びだったと思います。上位の中では、後方から良い脚を使ったヴェルテンベルクは、見せ場がありました。
本命グランヴィノスや対抗コスモサガルマータ。外々を周っての追い込みでした。今日のレースでは、きつい位置取りだったと思います。