日程 | 2023年11月25日(土曜) |
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開催 | 京都競馬場11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G3 |
条件 | 2歳 |
斤量 | 馬齢(牡55kg,牝54kg) |
出走数 | 14頭 |
クッション値 | 9.9(11月25日) |
京都2歳ステークス2023
2歳重賞、京都2歳ステークス2023です。長くオープン特別戦として行われていましたが、2014年に重賞化されました。近年は、後のG1馬や重賞実績馬を多数輩出している出世レースです。
配当
過去10年の京都2歳ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。長く順当な決着が続いていましたが、阪神開催の直近3年は、高配当が出ています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2022 | 4,750円 | 52,300円 | 285,520円 |
2021 | 18,920円 | 20,700円 | 243,030円 |
2020 | 710円 | 4,420円 | 18,890円 |
2019 | 170円 | 310円 | 640円 |
2018 | 730円 | 720円 | 3,840円 |
2017 | 380円 | 1,180円 | 5,450円 |
2016 | 670円 | 2,360円 | 7,450円 |
2015 | 2,330円 | 2,000円 | 14,300円 |
2014 | 3,880円 | 8,430円 | 68,280円 |
2013 | 1,110円 | 2,220円 | 6,060円 |
では過去10年の京都2歳ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2022良阪神 | 1 | 7 | グリューネグリーン | 5 | 未勝利戦(東京芝1800m) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 4 | トップナイフ | 3 | 萩ステークス(LR) 1着(-0.3) | 6 | |
3 | 9 | ヴェルテンベルク | 11 | 未勝利戦(小倉芝1800m) 1着(-0.2) | 1 | |
2021良阪神 | 1 | 8 | ジャスティンロック | 5 | 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 3 | ビーアストニッシド | 9 | 未勝利戦(阪神芝1600m) 1着(-0.2) | 5 | |
3 | 7 | フィデル | 2 | 新馬戦(小倉芝1800m) 1着(-0.2) | 1 | |
2020良阪神 | 1 | 8 | ワンダフルタウン | 3 | 萩ステークス(LR) 3着(0.2) | 1 |
2 | 9 | ラーゴム | 1 | アイビーステークス(LR) 2着(0.0) | 5 | |
3 | 6 | マカオンドール | 7 | 紫菊賞(1勝クラス) 3着(0.6) | 4 | |
2019良 | 1 | 8 | マイラプソディ | 1 | 野路菊ステークス(OP) 1着(-0.8) | 1 |
2 | 6 | ミヤマザクラ(牝) | 2 | 未勝利戦(札幌芝2000m) 1着(-0.8) | 2 | |
3 | 4 | ロールオブサンダー | 3 | 紫菊賞(1勝クラス) 1着(-0.1) | 6 | |
2018良 | 1 | 1 | クラージュゲリエ | 1 | 札幌2歳ステークス(G3) 3着(0.1) | 1 |
2 | 6 | ブレイキングドーン | 4 | 萩ステークス(OP) 競走除外 | ||
3 | 2 | ワールドプレミア | 2 | 新馬戦(京都芝1800m) 1着(-0.1) | 1 | |
2017良 | 1 | 6 | グレイル | 2 | 新馬戦(京都芝2000m) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 2 | タイムフライヤー | 1 | 萩ステークス(OP) 1着(-0.7) | 1 | |
3 | 1 | ケイティクレバー | 5 | 黄菊賞(500万) 2着(0.1) | 12 | |
2016良 | 1 | 3 | カデナ | 3 | 百日草特別(500万) 2着(0.1) | 3 |
2 | 9 | ヴァナヘイム | 1 | 萩ステークス(OP) 2着(0.3) | 1 | |
3 | 10 | ベストアプローチ | 6 | 新馬戦(京都芝2000m) 1着(-0.1) | 3 | |
2015良 | 1 | 4 | ドレッドノータス | 3 | 新馬戦(京都芝2000m) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 1 | リスペクトアース | 5 | 新馬戦(東京芝2000m) 1着(-0.3) | 3 | |
3 | 3 | アドマイヤエイカン | 1 | 札幌2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) | 2 | |
2014稍重 | 1 | 6 | ベルラップ | 6 | 黄菊賞(500万) 1着(-0.0) | 5 |
2 | 3 | ダノンメジャー | 2 | 野路菊ステークス(OP) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 5 | シュヴァルグラン | 5 | 未勝利戦(京都芝2000m) 1着(-0.2) | 1 | |
2013良 | 1 | 9 | トーセンスターダム | 1 | 新馬戦(京都芝1800m) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 6 | アグネスドリーム | 5 | 萩ステークス(OP) 9着(1.1) | 2 | |
3 | 7 | サトノロブロイ | 4 | 未勝利戦(京都芝1800m) 1着(-0.0) | 9 |
過去10年の京都2歳ステークス3着内30頭中14頭を占めます。そのうち12頭が前走人気(1~3番人気)を集めていました。京都開催の2019年以前に限れば、前走京都コースの新馬戦&未勝利戦出走馬の活躍が目立ちます。
重賞化した2014年以降、過去9年の京都2歳ステークス3着内27頭中24頭を占めます。人気馬総崩れは少なそうですが、例年1頭ほど穴馬が馬券に絡む傾向にあります。
予想
京都2歳ステークス2023は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走新馬戦&未勝利戦で勝ちっぷりが良かった馬やオープンクラスのレース3着以内の馬が上位争いの候補になるでしょうか。ただ力関係が分からない2歳戦ですし、取捨選択が難解なレースだと思います。
以下、簡単な考察と予想です。前走重賞とリステッドレース好走馬を中心に選びましたが、混戦過ぎて当たる気がしません。
前走アイビーステークスは逃げて2着。外から差して来た優勝馬と3着馬の方が見せ場のある脚を使っていた印象はありますが、その中で粘り強く上位争いに加わったと思います。深く考えず本命評価にしました。
過去好走例が多い前走京都コース出走馬。前走新馬戦では、余力を感じさせるほど直線で良い脚を使っていたと思います。最内枠&逃げに期待して対抗評価にしました。
前走札幌2歳ステークス3着。前残りで前が止まらない印象のレースでした。度外視して良いと思います。前々走新馬戦の勝ちっぷりは際立っていたので、ポテンシャルの高さに期待して押えました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、7着、9着、11着でした。本命◎ホウオウプロサンゲは、9着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 5 | シンエンペラー | 1 | 新馬戦(東京芝1800m) 1着(-0.5) | 2 |
2 | 10 | プレリュードシチー | 10 | 未勝利戦(東京芝2000m) 1着(-0.2) | 1 |
3 | 13 | サトノシュトラーセ | 3 | 未勝利戦(京都芝2000m) 1着(-0.8) | 1 |
カスリもせず…。差し追い込み決着でした。
優勝は人気のシンエンペラー。後方からスムーズさを欠いたようにも見えましたが、最後、進路を見つけてからの伸びと勝ちっぷりは際立っていました。2着には大穴プレリュードシチー、3着に人気の一角サトノシュトラーセ。ともに中団から3〜4角で早めに動いた馬でした。