日程 | 2017年2月18日(土曜日) |
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開催 | 京都競馬場 11R |
距離 | 芝1400m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系4歳以上牝馬 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 18頭 |
天気 | 晴れ参考 京都競馬場 – ヤフー天気 |
「京都牝馬ステークス2017」です。昨年から芝1400m戦に変更となりましたが、後の牝馬重賞戦線を占う上で、重要なレースになることには変わりないでしょう。
過去10年の京都牝馬ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。一昨年は280万馬券が炸裂しましたが、傾向的には3連単1~3万円台の決着が多い印象です。
- 2016年 36,210円
- 2015年 2,865,560円
- 2014年 11,080円
- 2013年 14,580円
- 2012年 10,930円
- 2011年 125,740円
- 2010年 28,940円
- 2009年 96,550円
- 2008年 68,280円
- 2007年 14,020円
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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2016重 | 1 | 14 | 牝4 | 56 | クイーンズリング | 1 | エリザベス女王杯(G1) 8着(0.3) |
2 | 10 | 牝5 | 54 | マジックタイム | 6 | 節分ステークス(1600万) 1着(-0.0) | |
3 | 11 | 牝6 | 55 | ウインプリメーラ | 3 | 京都金杯(G3) 1着(-0.1) | |
2015良 | 1 | 13 | 牝6 | 56 | ケイアイエレガント | 9 | 中山金杯(G3) 13着(1.4) |
2 | 12 | 牝6 | 54 | ゴールデンナンバー | 15 | 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 除外 | |
3 | 2 | 牝7 | 54 | パワースポット | 8 | 愛知杯(G3) 5着(0.3) | |
2014良 | 1 | 14 | 牝4 | 52 | ウリウリ | 2 | 衣笠特別(1000万) 1着(-0.1) |
2 | 3 | 牝6 | 56 | ドナウブルー | 1 | マイルチャンピオンシップ(G1) 5着(0.6) | |
3 | 10 | 牝6 | 54 | ノーブルジュエリー | 5 | 仲秋ステークス(1600万) 1着(-0.0) | |
2013良 | 1 | 4 | 牝4 | 54 | ハナズゴール | 1 | リゲルステークス(OP) 1着(-0.2) |
2 | 8 | 牝5 | 55 | エーシンメンフィス | 2 | 愛知杯(G3) 1着(-0.2) | |
3 | 10 | 牝6 | 53 | ベストクルーズ | 10 | 新春ステークス(1600万) 3着(0.2) | |
2012良 | 1 | 3 | 牝4 | 52 | ドナウブルー | 2 | 1000万(京都芝1800m) 1着(-0.5) |
2 | 4 | 牝5 | 54 | ショウリュウムーン | 1 | 京都金杯(G3) 4着(0.3) | |
3 | 11 | 牝5 | 54 | アスカトップレディ | 3 | 愛知杯(G3) 10着(1.0) | |
2011良 | 1 | 5 | 牝4 | 53 | ショウリュウムーン | 5 | 京都金杯(G3) 9着(1.3) |
2 | 8 | 牝5 | 54 | ヒカルアマランサス | 1 | 愛知杯(G3) 3着(0.2) | |
3 | 6 | 牝4 | 53 | サングレアズール | 9 | 六甲アイランドステークス(1600万) 1着(-0.4) | |
2010稍重 | 1 | 8 | 牝4 | 52 | ヒカルアマランサス | 1 | 愛知杯(G3) 4着(0.1) |
2 | 15 | 牝5 | 54 | ベストロケーション | 7 | 市川ステークス(1600万) 1着(-0.2) | |
3 | 6 | 牝6 | 56 | ザレマ | 2 | 阪神カップ(G2) 9着(0.7) | |
2009稍重 | 1 | 6 | 牝4 | 53 | チェレブリタ | 6 | 愛知杯(G3) 2着(0.0) |
2 | 11 | 牝5 | 54 | レインダンス | 7 | 愛知杯(G3) 7着(0.4) | |
3 | 5 | 牝5 | 54 | ザレマ | 1 | ターコイズステークス(OP) 1着(-0.0) | |
2008重 | 1 | 3 | 牝5 | 56 | アドマイヤキッス | 2 | 愛知杯(G3) 3着(0.1) |
2 | 5 | 牝4 | 54 | ザレマ | 9 | 仲冬S(1600万) 5着(0.3) | |
3 | 6 | 牝5 | 55 | キストゥヘヴン | 6 | ターコイズステークス(OP) 13着(1.1) | |
2007良 | 1 | 4 | 牝5 | 54 | ディアデラノビア | 1 | 香港カップ(G1) 7着 |
2 | 13 | 牝6 | 55 | ウイングレット | 8 | ターコイズステークス(OP) 2着(0.3) | |
3 | 11 | 牝6 | 54 | アグネスラズベリ | 3 | 淀短距離ステークス(OP) 6着(0.3) |
過去10年の京都牝馬ステークスでは、1~2人気馬が好成績を残しています。
- 1番人気(4-3-1-2)複勝率80%
- 2番人気(3-1-1-5)複勝率50%
過去10年の京都牝馬ステークスでは、2007年と2008年と2015を除く過去7回で優勝しています。
過去10年の京都牝馬ステークスでは、1枠と8枠がそれぞれ1頭ずつと極端に少ない傾向にあります。2枠~7枠の馬は人気に関係なく3着以内に来ているので、「内枠過ぎず、外枠過ぎず」が狙い目かもしれません。
- 2015年3着パワースポット(1枠2番)
- 2010年2着ベストロケーション(8枠15番)
馬券予想
過去10年の傾向から「4歳馬」「上位人気馬」に注目です。
京都牝馬ステークス2017は、かなり混戦という印象です。抜けた馬が不在で、ほとんど全頭に3着以内のチャンスがありそうに思えます。
以下、簡単な考察と予想です。時間的な都合で、買い目を中心に取り上げます(;´д`)
昨夏の北海道のスプリント戦線から復調し、前走ターコイズステークス2016では2着に好走しました。洋芝やダートのJBCレディスクラシック2016での好走歴があるので、今の時計のかかる京都の馬場も苦にしないかもしれません。
もともとG1でも差のない競馬をしてきた馬です。能力は、このメンバーであればトップクラスでしょう。
昨年から京都牝馬ステークスは1400m戦に変更となったので、そろそろ前走スプリント戦を使った馬が馬券に絡むのでは…ということで押さえました。
直近3戦は、オープンクラス特別で勝ち負けしていますし、昨年のキーンランドカップ2016でも上位陣と差のない5着に好走しています。4歳馬の相性が良いレースですし、能力的にも十分に上位争いの候補になると思います。
ムラがある成績なので、軸としては狙い難いですが、実績的には無視できない馬でしょう。同コースのスワンステークス2015は3歳牝馬ながら優勝、昨年のスワンステークス2016は6着に敗れていますが、長期休養明けの一戦で度外視しても良いかもしれません。
恐らく目標は高松宮記念2017で、ここは叩きかも…という感じがしますが、高松宮記念2017で上位争いを狙うようであれば、ここでも好走を期待したいところです。
前走ターコイズステークス2016では本命馬でしたが、7着に敗れました。
2走前のユートピアステークス2016(1600万)は、渋った馬場を先行し、人気馬を抑えての完勝でした。3歳時はダート戦を使っていますし、時計のかかる馬場を苦にしないと思います。実績的には一枚下という感じですが、大崩れのない成績ですし、今のタフな京都の馬場での激走を期待したいですね。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、7着、15着、17着でした。
本命◎レッツゴードンキは1着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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1 | 10 | 牝5 | レッツゴードンキ | 1 | ターコイズステークス(G) 2着(0.2) |
2 | 15 | 牝4 | ワンスインナムーン | 7 | サンライズステークス(1600万) 1着(-0.2) |
3 | 6 | 牝6 | スナッチマインド | 5 | 六甲アイランドステークス(1600万) 1着(-0.0) |
紐争いカスリもせずという結果でした(´・ω・`)
タフな馬場だったと思いますが、勝ち時計は1:22.5で、それほど遅い印象はありません。ただ最後の直線で内を通った馬は伸びてこなかったですね。外をまわした馬が良さそうな馬場でした。
優勝したレッツゴードンキは馬場適性も高そうでしたし、復調を感じさせる完勝でした。このままヴィクトリアマイル2017を目指すようであれば、注目したいです。
2~3着には、前走1600万クラスのワンスインナムーンとスナッチマインドが来ました。特にワンスインナムーンは手が出せないです。ナックビーナスが飛んで、ワンスインナムーンが2着に来るとは…本当に難しいレースでした。
アットザシーサイドやアルビアーノは、この後の取捨が難しくなりそうですね。叩きだとしても負け過ぎな感じがします。次走は様子見も…と思っています。