京都金杯2017過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

京都金杯2017過去10年のデータと予想

日程 2017年1月5日(木曜日)
開催 京都競馬場 11R
距離 芝1600m
格付け GⅢ
条件 サラ系4歳以上
斤量 ハンデ
出走数 18頭
天気 晴れ参考 京都競馬場 – ヤフー天気

あけましておめでとうございます。

新年最初の重賞「京都金杯2017」です。同日に「中山金杯2017」も行われます。一年の計は金杯にありというので、的中して新しい年をスタートしたいですね。

過去10年の京都金杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。その他の年も4~6万円程度の決着が多いことから、やや波乱含みのレースといえそうです。

  • 2016年 347,310円
  • 2015年 69,520円
  • 2014年 55,260円
  • 2013年 62,550円
  • 2012年 68,090円
  • 2011年 51,840円
  • 2010年 193,260円
  • 2009年 43,690円
  • 2008年 49,310円
  • 2007年 119,220円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

京都金杯2017
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走
2016 1 7 牡6 53 ウインプリメーラ 3 リゲルステークス(OP) 5着(0.4)
2 14 牡7 57 テイエムタイホー 13 阪神カップ(G2) 16着(1.3)
3 6 牡5 54 ミッキーラブソング 7 タンザナイトステークス(OP) 2着(0.2)
2015 1 4 牡4 55 ウインフルブルーム 5 チャレンジカップ(G3) 8着(0.9)
2 1 牡6 57 エキストラエンド 4 マイルチャンピオンシップ(G1) 5着(0.4)
3 2 牡4 54 マイネルメリエンダ 7 キャピタルステークス(OP) 5着(0.2)
2014 1 2 牡5 55 エキストラエンド 6 毎日王冠(G2) 9着(0.7)
2 6 牡4 54 オースミナイン 1 ゴールデンホイップトロフィー(1600万) 1着(-0.2)
3 10 牡7 58 ガルボ 5 阪神カップ(G2) 2着(0.0)
2013 1 1 牡5 57 ダノンシャーク 1 マイルチャンピオンシップ(G1) 6着(0.4)
2 3 牡7 58 トライアンフマーチ 6 チャレンジカップ(G3) 11着(0.4)
3 8 牡7 53 ヤマニンウイスカー 7 キャピタルステークス(OP) 1着(-0.2)
2012 1 4 牡4 55 マイネルラクリマ 3 キャピタルステークス(OP) 3着(0.1)
2 7 牡4 54 ダノンシャーク 2 逆瀬川ステークス(1600万) 1着(-0.2)
3 16 牡5 53 アスカトップレディ 10 愛知杯(G3) 10着(1.0)
2011 1 2 牡6 57 シルポート 7 2010ファイナルステークス(OP) 1着(-0.1)
2 5 牡4 56 ガルボ 3 阪神カップ(G2) 4着(0.2)
3 5 セ7 57.5 ライブコンサート 2 マイルチャンピオンシップ(G1) 5着(0.2)
2010 1 7 セ6 57 ライブコンサート 5 鳴尾記念(G3) 12着(0.8)
2 5 牡5 57 スマートギア 1 鳴尾記念(G3) 2着(0.2)
3 8 牡6 53 レインダンス 13 愛知杯(G3) 8着(0.6)
2009 1 8 牡6 57 タマモサポート 7 キャピタルステークス(OP) 1着(-0.4)
2 2 牡6 57.5 マルカシェンク 3 マイルチャンピオンシップ(G1) 6着(0.4)
3 5 牡4 56 ファリダット 2 阪神カップ(G2) 2着(0.1)
2008 1 9 牡6 57 エイシンデピュティ 3 鳴尾記念(G3) 2着(0.0)
2 16 牡4 57 アドマイヤオーラ 1 鳴尾記念(G3) 3着(0.1)
3 10 牡5 55 カネトシツヨシオー 9 阪神カップ(G2) 7着(0.3)
2007稍重 1 12 牡4 56 マイネルスケルツィ 7 阪神カップ(G2) 3着(0.1)
2 7 牡5 55 エイシンドーバー 8 ゴールデンホイップトロフィー(1600万) 1着(-0.0)
3 9 牡4 56.5 サクラメガワンダー 2 鳴尾記念(G3) 1着(-0.1)
前走オープンクラス

過去10年の京都金杯30頭中27頭を占めます。前走が条件戦だった馬は、以下の3頭です。3頭とも、1600万条件の阪神芝1600mの馬でした。

  • 2014年2着オースミナイン(ゴールデンホイップトロフィー1着、1600万)
  • 2012年2着ダノンシャーク(逆瀬川ステークス1着、1600万)
  • 2007年2着エイシンドーバー(ゴールデンホイップトロフィー1着、1600万)
前走チャレンジカップ(鳴尾記念)、阪神カップ、キャピタルステークス

過去10年の京都金杯では、この3レースを使った馬が馬券に絡まなかった年はありません。

前走マイルチャンピオンシップ

過去10年の京都金杯では、計4頭が馬券圏内に来ています。4頭とも前走マイルチャンピオンシップで5~6着という成績でした。

  • 2009年2着マルカシェンク(マイルチャンピオンシップ6着)
  • 2011年3着ライブコンサート(マイルチャンピオンシップ5着)
  • 2013年1着ダノンシャーク(マイルチャンピオンシップ6着)
  • 2015年2着エキストラエンド(マイルチャンピオンシップ5着)
内枠

2009年以降では、圧倒的に内枠が優勢です。2014年3着ガルボ(5枠)や2012年3着アスカトップレディ(8枠)などがいますが、1~4枠の馬が3着以内の中心となっています。昨年は、2着テイエムタイホーが先行して2着に好走しました。

年明け後の京都の特徴ですが、内枠か先行馬が優勢と考えたいです。

馬券予想

過去10年の傾向から「内枠、先行馬」、「前走チャレンジカップ、阪神カップ、キャピタルステークス、マイルチャンピオンシップ」に注目です。その他、近年の傾向から「サンデー系の血が入っている馬」を中心に狙いたいですね。

京都金杯2017は、エアスピネル一強という印象がしますが、その他の登録馬も重賞実績のある骨っぽいメンバーが揃っています。枠次第では十分に勝ち負け争いに加わる馬も多いと思います。

以下、簡単な考察(内枠の馬を中心)です。アッサリした内容になります。すいません(;´д`)

②ケントオー

昨年の米子ステークス2016~中京記念2016は、すごく力を付けてきている印象でしたが、2戦連続で崩れてしまいました。中京記念2016や関屋記念2016の時計を見る限りは、速い決着でも対応できそうですが、やはりタフな馬場の方が得意な馬だと思います。脚質的には、前からも後ろからも対応できそうなのは良いですね。

⑤フィエロ

重賞未勝利のまま8歳馬になってしまいました。G1での好走歴も多い馬なので、何とか重賞勝ちを期待したいところですね。

京都のディープインパクト産ということで無視は出来ない1頭でしょう。脚質的には後ろから脚を溜めてというタイプですが、後方一気では年明けの京都で届くとは思えません。前走阪神カップ2016のような位置取りで競馬ができれば…。

⑥エアスピネル

勝ってくださいと言わんばかりの馬番ですね。

だけで言えば、一強という印象ですね。前走菊花賞2016は、キングカメハメハ産&長距離ということで、軽視してしまいました。しかし武豊ジョッキーの好騎乗もあり3着に好走。能力の高さを示す結果だったと思います。

以前から掛かるところがある馬なので、マイル戦に距離短縮はプラスに働くように思います。昨年は、一勝もできていませんが、戦ってきた相手を見る限り、仕方ないところでしょう。

京都のマイル戦は、2戦目のデイリー杯2歳ステークス2015が衝撃的な強さでした。相性の良い舞台だと思うので、好走を期待したいですね。

⑦テイエムタイホー

昨年の京都金杯2016は13番人気から2着に食い込み、波乱を演出しました。その後は、一度も馬券圏内に絡めず。4戦連続で1秒以上離されて負けています。

8歳馬で上積みも期待できないですし、流石に厳しそうですね。大波乱期待で押さえるのは面白そうですが…。

⑮マイネルハニー

例年前残りが目立つ京都金杯では狙い目になりそうですが、外枠に入ってしまいました。ただ逃げ先行脚質&前走チャレンジカップ2016組は、買いだと思います。京都コースは初めてですが、無視もできない1頭だと思います。

隣の⑭アストラエンブレムや⑬ピークトラム、⑫ミッキージョイあたりも前目に行きそうですね。先行馬が多いので、例年の内枠優勢の結果とは違う決着になるかもしれません。

買い方

◎⑥エアスピネル

○⑤フィエロ

▲②ケントオー

△⑮マイネルハニー

実績的には、エアスピネルを除くと、かなり混戦だと思います。非サンデー系の①ブラックスピネルや④ブラックムーン、外枠の先行馬など無印の馬も無視できないようなメンバーです。

本命は、エアスピネルにしました。枠も良いところに入ったので、久々の勝利に期待したいですね。その他、内枠のサンデー系フィエロとケントオー、逃げ先行の重賞実績馬マイネルハニーの3頭を押さえました。

3連複 ◎ – ○▲△ – ○▲△ 合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、5着、7着でした。

本命◎エアスピネルは1着でした。

京都金杯2017
着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走
1 6 牡4 エアスピネル 1 菊花賞(G1) 3着(0.4)
2 1 牡4 ブラックスピネル 6 チャレンジカップ(G3) 5着(0.1)
3 5 牡8 フィエロ 5 阪神カップ(G2) 3着(0.0)

傾向通り、内枠&先行馬で決着しました。ケントオーとマイネルハニーともに、もう少しで…という結果だったので惜しかったですね。

サンデー系の血統を重視して2着ブラックスピネルを消してしまいましたが、深読みしすぎたようです。深く考えずに内枠の馬を買うべきでした。

勝ったエアスピネルは掛かりながも格の違いを見せつける競馬でした。今後はマイル路線に進むのかどうか注目ですね。

4着に敗れたアストラエンブレムは、前が優勢の馬場で外枠から追い込んで見せ場を作っていたと思います。次走以降が楽しみな1頭だと思います。

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