日程 | 2017年8月6日(日曜日) |
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開催 | 新潟競馬場 11R |
距離 | ダート1800m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系3歳 |
斤量 | 馬齢(56kg 牝馬2kg減) |
出走数 | 15頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
3歳ダート重賞「 レパードステークス2017 」です。過去の上位馬は、古馬になってからもダート重賞戦線で活躍する馬が多く、ダートの出世レースと言って良いかもしれません。
コース形態
レパードステークスが創設された2009年以降の過去8年の配当を見ると、硬めの決着が5回あり、荒れ難いレースという印象です。2014年を除くと、馬連は数百円~千円台の決着が占め、3連単は3着に人気薄が突っ込んできて万馬券になるケースが多いです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2016 | 260円 | 1,940円 | 6,040円 |
2015 | 1,050円 | 15,320円 | 49,790円 |
2014 | 5,050円 | 41,840円 | 134,570円 |
2013 | 780円 | 1,320円 | 4,970円 |
2012 | 1,230円 | 1,170円 | 7,580円 |
2011 | 570円 | 16,610円 | 61,470円 |
2010 | 1,720円 | 1,680円 | 9,470円 |
2009 | 920円 | 3,680円 | 10,050円 |
では過去8年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去8年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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2016良 | 1 | 6 | グレンツェント | 2 | ユニコーンステークス(G3) 3着(0.5) |
2 | 5 | ケイティブレイブ | 1 | ジャパンダートダービー(G1) 2着(0.9) | |
3 | 1 | レガーロ | 6 | 兵庫チャンピオンシップ(G2) 4着(1.8) | |
2015良 | 1 | 9 | クロスクリーガー | 1 | ジャパンダートダービー(G1) 2着(0.5) |
2 | 12 | ダノンリバティ | 3 | 白百合ステークス(OP) 8着(0.3) | |
3 | 13 | タマノブリュネット(牝) | 11 | スパーキングナイトチャレンジ(川崎) 1着(-0.3) | |
2014稍重 | 1 | 13 | アジアエクスプレス | 1 | ユニコーンステークス(G3) 12着(1.7) |
2 | 9 | クライスマイル | 7 | 500万(東京ダ1600m) 1着(-0.3) | |
3 | 4 | ランウェイワルツ | 9 | ジャパンダートダービー(G1) 5着(0.2) | |
2013稍重 | 1 | 5 | インカンテーション | 1 | 濃尾特別(1000万) 1着(-0.3) |
2 | 7 | サトノプリンシパル | 4 | 御嶽特別(1000万) 1着(-0.1) | |
3 | 11 | ケイアイレオーネ | 2 | ジャパンダートダービー(G1) 3着(1.3) | |
2012良 | 1 | 12 | ホッコータルマエ | 2 | ジャパンダートダービー(G1) 5着(1.0) |
2 | 14 | ナムラビクター | 3 | 御嶽特別(1000万) 1着(-0.6) | |
3 | 2 | イジゲン | 1 | 彦星賞(1000万) 1着(-0.1) | |
2011稍重 | 1 | 7 | ボレアス | 1 | ジャパンダートダービー(G1) 2着(0.0) |
2 | 5 | タカオノボル | 2 | 麒麟山特別(1000万) 1着(-0.1) | |
3 | 10 | タナトス | 12 | バルーンカップ(佐賀) 1着(-1.2) | |
2010良 | 1 | 11 | ミラクルレジェンド(牝) | 2 | ジャパンダートダービー(G1) 4着(0.1) |
2 | 3 | グリッターウイング | 6 | 瀬波温泉特別(1000万) 2着(0.5) | |
3 | 6 | ソリタリーキング | 1 | 鷹取特別(1000万) 1着(-0.0) | |
2009良 | 1 | 10 | トランセンド | 1 | 麒麟山特別(1000万) 1着(-1.3) |
2 | 4 | スーニ | 3 | ジャパンダートダービー(G1) 6着(1.9) | |
3 | 6 | スタッドジェルラン | 7 | 瀬波温泉特別(1000万) 3着(0.8) |
前走ジャパンダートダービー
過去8年のレパードステークス3着以内24頭中8頭を占めます。毎年1頭が馬券圏内に来ています。
前走1000万クラス
過去8年のレパードステークス3着以内24頭中9頭を占めます。9頭とも前走3着以内に好走していました。そのうち8頭が前走1800m戦、残る1頭が前走1700m戦に出走していました。
直近3年は、前走1000万クラスだった馬の好走は無く、代わりに前走JRAのオープンクラスのレース(ユニコーンステークスや白百合ステークス)に出走していた馬が馬券圏内に来ています。
1番人気
過去8年のレパードステークス3着以内では、複勝率100%(5-1-2-0)と好成績を残しています。
レパードステークス2017 馬券予想
過去8年の傾向から「前走ジャパンダートダービー」「前走1000万クラス(3着以内)」「1番人気」に注目です。
レパードステークス2017 は、例年よりもメンバーが揃ったような気がします。エピカリスを中心に、重賞好走歴のある馬が出走を予定しており、かなりの混戦模様だと思います。
以下、簡単な考察と予想です。
大外枠というのは、少し心配ですね。
前走ジャパンダートダービー2017 3着。前走は外をぶん回して、上がり最速の3着。上位陣は混戦という中、能力は十分に示したと思いました。
ダート転向後10戦して馬券圏外は無く、そのうち上がり最速が8戦という競馬。今回も末脚が活きる流れになれば、大崩れは無いのではないでしょうか。新潟ダート戦は、傾向として前残りが多い印象ですが、今回は逃げ先行馬が多く、前が流れれば…と思っています。
前走は、ベルモントステークス2017を右前肢跛行のため出走取消。海外帰り初戦&怪我明け初戦と何とも不吉な予感がしますが、データ的には抜群に相性が良い1番人気(推定)。
大物だとすれば、ここで崩れたくは無いところでしょうか。
前走濃尾特別2017 1着(1000万)。最後の直線250mあたりで外に出し、そこからグイグイ伸びての完勝でした。
ダイワメジャー産ですし、デビューから距離延長で結果を出してきてるのは、少し不思議ですね。しかも小柄な体格ながら、前走のダート1000万クラスで強い勝ち方をしたのは意外でした。
メンバー的にも逃げ先行馬が多いので、前が速くなるようであれば、前走のように好位で脚を溜める競馬が活きるかもしれません。
前走ユニコーンステークス2017 2着。過去8年の3着以内に入った馬は、1800m戦の好走歴があるので、初の1800m戦というのは少し不安な要素です。
直近2戦は、ジャパンダートダービー2017 2着のサンライズソアと差のない競馬をしており、ポテンシャルに期待するなら、押さえておいても…と思っています。
レパードステークス2017 結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、6着、7着、12着でした。本命◎タガノディグオは12着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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1 | 2 | ローズプリンスダム | 11 | ジャパンダートダービー(G1) 8着(1.6) |
2 | 9 | サルサディオーネ(牝) | 12 | 500万(中京ダ1800m) 1着(-0.8) |
3 | 5 | エピカリス | 1 | ベルモントステークス(G1) 出走取消 |
3連単80万馬券の大波乱でした。(´;ω;`)重賞初制覇の木幡巧也ジョッキーおめでとうございます。
しかし、これは獲れない…。ローズプリンスダムは確かに消せない馬でしたが、ジャパンダートダービー組から1頭となると、流石にタガノディグオの方を狙ってしまいます。
3着エピカリスは、海外帰り初戦&怪我明けという中の3着。最後の直線で一度厳しそうなシーンがありましたが、最後の最後で伸びてきて3着に入り込みました。崩れるなら今回だと思っていただけに、この内容は、やはり能力の高い馬だと思います。
テレビの解説を聞くと、どうやら少しスロー気味の流れだったみたいで、これが予想の真逆でした。外枠の差し追い込み馬を中心に狙っていただけに、馬券的にはカスリもせず…。直線までは内でロス無くという馬が好走していたので、外を通って来た馬には厳しい結果でした。
そのままテレビで最終レースも(馬券は買わず)見ましたが、最終レースも約180万馬券の大波乱。出走馬表を見たところで、全く買えない結果でした。(;^ω^A 藤田菜七子ジョッキーおめでとうございます。