日程 | 2017年10月8日(日曜日) |
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開催 | 東京競馬場 11R |
距離 | 芝1800m |
格付け | GⅡ |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 12頭 |
天気 | 晴時々曇(ヤフー天気) |
毎日王冠2017
G2「 毎日王冠2017 」です。例年、天皇賞秋やマイルチャンピオンシップの前哨戦として、実力馬が集うハイレベルな一戦です。特に天皇賞秋とは好相性のレースで、毎日王冠組から毎年1頭以上が天皇賞秋で3着以内に好走しています。
コース形態
過去10年の毎日王冠の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。穴馬の好走も多く、波乱傾向レースといえそうです。ちょうど2~3年周期で高配当が出ており、今年あたりは波乱の可能性がありそうですね。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2016 | 800円 | 18,540円 | 61,710円 |
2015 | 1,880円 | 6,720円 | 28,200円 |
2014 | 27,780円 | 49,720円 | 388,350円 |
2013 | 3,730円 | 8,930円 | 55,690円 |
2012 | 12,640円 | 71,770円 | 328,820円 |
2011 | 800円 | 1,680円 | 5,660円 |
2010 | 7,680円 | 40,990円 | 315,200円 |
2009 | 460円 | 9,890円 | 56,680円 |
2008 | 800円 | 6,570円 | 37,570円 |
2007 | 14,680円 | 11,150円 | 158,160円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2016稍重 | 1 | 10 | 牝4 | 54 | ルージュバック | 1 | エプソムカップ(G3) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 7 | 牡4 | 57 | アンビシャス | 3 | 宝塚記念(G1) 16着(2.1) | 3 | |
3 | 1 | 牡7 | 56 | ヒストリカル | 11 | エプソムカップ(G3) 6着(0.6) | 8 | |
2015良 | 1 | 13 | 牡4 | 56 | エイシンヒカリ | 1 | エプソムカップ(G3) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 4 | 牡6 | 57 | ディサイファ | 4 | 札幌記念(G2) 1着(-0.0) | 5 | |
3 | 6 | 牡4 | 57 | イスラボニータ | 7 | 中山記念(G2) 5着(0.4) | 1 | |
2014良 | 1 | 2 | 牡5 | 56 | エアソミュール | 8 | 札幌記念(G2) 5着(1.0) | 5 |
2 | 6 | 牡5 | 56 | サンレイレーザー | 11 | 関屋記念(G3) 7着(0.6) | 11 | |
3 | 8 | 牡5 | 56 | スピルバーグ | 5 | メイステークス(OP) 1着(-0.1) | 5 | |
2013良 | 1 | 6 | 牡6 | 58 | エイシンフラッシュ | 4 | Queen Elizabeth II Cup(G1) 3着 | |
2 | 10 | 牡4 | 56 | ジャスタウェイ | 6 | 関屋記念(G3) 2着(0.2) | 1 | |
3 | 7 | 牡4 | 56 | クラレント | 5 | エプソムカップ(G3) 1着(-0.0) | 4 | |
2012良 | 1 | 4 | 牡3 | 56 | カレンブラックヒル | 1 | NHKマイルカップ(G1) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 7 | 牡3 | 54 | ジャスタウェイ | 12 | 日本ダービー(G1) 11着(1.0) | 15 | |
3 | 8 | 牡6 | 56 | タッチミーノット | 9 | 新潟記念(G3) 2着(0.0) | 9 | |
2011良 | 1 | 8 | 牡4 | 57 | ダークシャドウ | 1 | エプソムカップ(G3) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 7 | 牡3 | 57 | リアルインパクト | 2 | 安田記念(G1) 1着(-0.0) | 9 | |
3 | 10 | 牡4 | 57 | ミッキードリーム | 5 | チャレンジカップ(G3) 1着(-0.0) | 1 | |
2010稍重 | 1 | 4 | 牡3 | 56 | アリゼオ | 6 | 日本ダービー(G1) 13着(1.3) | 6 |
2 | 3 | 牡3 | 55 | エイシンアポロン | 8 | NHKマイルカップ(G1) 9着(1.6) | 4 | |
3 | 1 | 牡7 | 58 | ネヴァブション | 9 | 宝塚記念(G1) 5着(0.5) | 12 | |
2009良 | 1 | 4 | 牡8 | 58 | カンパニー | 4 | 宝塚記念(G1) 4着(0.4) | 7 |
2 | 6 | 牝5 | 57 | ウオッカ | 1 | 安田記念(G1) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 3 | 牡8 | 57 | ハイアーゲーム | 10 | オールカマー(G2) 8着(0.8) | 14 | |
2008良 | 1 | 2 | 牡5 | 58 | スーパーホーネット | 2 | 安田記念(G1) 8着(1.0) | 1 |
2 | 3 | 牝4 | 57 | ウオッカ | 1 | 安田記念(G1) 1着(-0.6) | 2 | |
3 | 5 | 牡6 | 57 | アドマイヤフジ | 10 | 宝塚記念(G1) 6着(0.5) | 9 | |
2007良 | 1 | 7 | 牡5 | 57 | チョウサン | 8 | ニューマーケットカップ(1600万) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 8 | 牡4 | 57 | アグネスアーク | 5 | 札幌記念(G2) 2着(0.0) | 12 | |
3 | 1 | 牡6 | 59 | ダイワメジャー | 1 | 宝塚記念(G1) 12着(3.4) | 5 |
前走二桁着順
過去10年の毎日王冠3着以内では、以下の4頭のみです。ともに前走G1レースに出走しており、基本的には大敗からの巻き返しが少ないといえそうです。
- 2016年2着アンビシャス(前走宝塚記念16着)
- 2012年2着ジャスタウェイ(前走日本ダービー11着)
- 2010年1着アリゼオ(前走日本ダービー10着)
- 2007年3着ダイワメジャー(前走宝塚記念12着)
人気
過去10年の毎日王冠3着以内では、1番人気馬の好走例は多いものの、2~3番人気馬が極端な不振傾向にあります。二桁人気馬も過去10年で5頭が馬券圏内に来ており、人気薄の馬には注意したいです。
- 1番人気(4-2-1-3)複勝率70%
- 2番人気(1-1-0-8)複勝率20%
- 3番人気(0-1-0-9)複勝率10%
前走1着馬
過去10年の毎日王冠では、2010年を除く過去9回で馬券圏内に好走しています。ちなみに2010年は、前走1着馬の出走がありませんでした。
馬券予想
過去10年の傾向から「前走二桁着順軽視」「2~3番人気馬軽視」「前走1着馬」に注目です。
例年、ハイレベルな一戦になる毎日王冠ですが、今年の 毎日王冠2017 もG1実績馬を中心に強豪が揃いました。有力馬は、このあとのG1戦線が目標だと思うので、波乱があるとすれば、有力馬のコンディション面になるかと思います。
以下、簡単な考察と予想です。
前走オークス2017 1着。オークスの勝ちっぷりからも、レベルが高いと言われている今年の3歳牝馬の中でも1番強いかもしれません。深く考えず本命で狙いたいです。
秋華賞2017ではなく、毎日王冠2017→天皇賞秋2017というローテを選択しました。古馬との力関係だけは分かりませんが、このメンバー相手に楽勝するようなことがあれば、天皇賞秋2017も楽しみになります。大物期待を込めて、本命で狙いたいです。
前走新潟記念2017 2着。上位8頭が0.2秒差という接戦の中、2着に好走。勝負強い馬だと思います。5着以下が無い安定感のある成績で、相手なりに走るタイプかもしれません。
今回は、G1実積馬が多数というメンバー構成。流石に格下感は否めませんが、相性の良い舞台ですし、伏兵扱いなら押さえておいても…。
前走安田記念2017 1着。前走は4番手評価で押さえていた馬ですが、結果堂々の優勝。2走前の京王杯スプリングカップ2017の敗因が重馬場ということだったので、差しが決まる良馬場でこそ狙える1頭だったと思います。内を捌くというよりも、外を伸び伸びと走らせた方が活きるタイプだと思うので、もう少し外の馬場が回復すれば…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、8着、11着でした。本命◎ソウルスターリングは8着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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1 | 8 | 牡5 | リアルスティール | 3 | 中山記念(G2) 8着(0.7) |
2 | 12 | 牡6 | サトノアラジン | 5 | 安田記念(G1) 1着(-0.0) |
3 | 7 | 牡5 | グレーターロンドン | 4 | 安田記念(G1) 4着(-0.1) |
カスリもせず。ソウルスターリング本命の時点で、全く惜しくも無い結果でした。
ソウルスターリングの敗因は分からないですね。レース後のインタビューを見ても、ルメール騎手もよく分かっていない印象でした。距離なのか馬場なのか。上位争いをしたのが、リアルスティールとサトノアラジンのG1馬2頭にグレーターロンドンですから、荒れたというよりは実力のある馬が来たレースでした。そう考えると、ソウルスターリングの次走は、馬券的には取捨に悩む1頭になると思います。
対抗のアストラエンブレムは、出負けして後方から。そのまま離れた後方から周ってきただけという競馬でした。控える予定だったそうですが、後ろから行くにしても末脚自慢のサトノアラジンやグレーターロンドンを上回るとも思えないですし、鼻から上位争いをするつもりは無かった気がしてしまいますね。この負け方は、仕方ないです。(´・ω・`)