日程 | 2020年3月 |
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開催 | 中山競馬場11R |
距離 | ダート1800m |
格付け | G3 |
条件 | 4歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 16頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
マーチステークス2020
ダートのハンデ重賞、マーチステークス2020です。G1レースの前哨戦でもなければ、出世レースという側面もないので、毎年難解なレースが繰り広げられます。過去大きな波乱決着も目立ち、当たらないレースと言っても良さそうです。
配当
過去10年のマーチステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが5回あります。そのうち100万馬券超えが2回。馬連や3連複が好配当になる年も多く、波乱傾向のレースとなっています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2019 | 24,990円 | 212,750円 | 1,240,620円 |
2018 | 2,540円 | 29,020円 | 153,570円 |
2017 | 10,760円 | 83,890円 | 466,890円 |
2016 | 3,060円 | 5,650円 | 50,080円 |
2015 | 6,530円 | 7,410円 | 70,600円 |
2014 | 2,060円 | 6,040円 | 34,910円 |
2013 | 2,000円 | 4,100円 | 21,280円 |
2012 | 82,840円 | 426,230円 | 2,321,750円 |
2011 | 14,670円 | 51,390円 | 289,140円 |
2010 | 5,790円 | 11,240円 | 81,380円 |
では過去10年のマーチステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2019良 | 1 | 10 | 牡6 | 55 | サトノティターン | 8 | 金蹄ステークス(1600万) 1着(-0.6) | 2 |
2 | 12 | 牡6 | 57.5 | ロンドンタウン | 11 | コリアカップ(韓国G1) 1着 | ||
3 | 11 | 牡8 | 56 | リーゼントロック | 12 | 佐賀記念(G3) 2着(0.0) | 5 | |
2018良 | 1 | 8 | 牡6 | 57 | センチュリオン | 2 | 総武ステークス(OP) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 14 | 牡5 | 55 | クインズサターン | 5 | 総武ステークス(OP) 3着(0.3) | 3 | |
3 | 4 | 牡7 | 56 | ロワジャルダン | 10 | 報知グランプリC(船橋ダ1800m) 2着(1.5) | 2 | |
2017稍重 | 1 | 4 | 牡7 | 57.5 | インカンテーション | 10 | フェブラリーステークス(G1) 13着(1.0) | 15 |
2 | 15 | 牡6 | 55 | ディアデルレイ | 2 | 総武ステークス(OP) 5着(0.1) | 6 | |
3 | 5 | 牡5 | 54 | アルタイル | 11 | 白嶺ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 4 | |
2016良 | 1 | 4 | 牡6 | 54 | ショウナンアポロン | 8 | 総武ステークス(OP) 6着(0.7) | 11 |
2 | 3 | 牡4 | 56 | バスタータイプ | 1 | 総武ステークス(OP) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 8 | 牡6 | 56.5 | ドコフクカゼ | 2 | 仁川ステークス(OP) 2着(0.4) | 2 | |
2015良 | 1 | 16 | 牡5 | 56 | マイネルクロップ | 6 | 佐賀記念(G3) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 15 | 牡6 | 56 | イッシンドウタイ | 5 | 総武ステークス(OP) 5着(0.4) | 3 | |
3 | 13 | 牡7 | 57 | マスクトヒーロー | 1 | 師走ステークス(OP) 1着(-0.2) | 1 | |
2014重 | 1 | 15 | 牡4 | 56 | ソロル | 3 | フェブラリーステークス(G1) 12着(0.9) | 10 |
2 | 5 | 牡4 | 57 | ジェベルムーサ | 2 | フェアウェルステークス(OP) 1着(-0.5) | 2 | |
3 | 2 | 牡4 | 55 | ドコフクカゼ | 5 | 仁川ステークス(OP) 2着(0.7) | 3 | |
2013良 | 1 | 15 | 牡6 | 58 | グランドシチー | 2 | 仁川ステークス(OP) 3着(0.2) | 1 |
2 | 4 | 牡6 | 58 | バーディバーディ | 6 | 仁川ステークス(OP) 4着(0.2) | 5 | |
3 | 1 | 牡4 | 55 | フレイムオブピース | 3 | 伊丹ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 2 | |
2012重 | 1 | 11 | 牡5 | 55 | サイレントメロディ | 6 | 平安ステークス(G3) 6着(1.0) | 12 |
2 | 7 | 牡7 | 55 | メイショウタメトモ | 16 | みやこステークス(G3) 12着(3.1) | 10 | |
3 | 16 | 牡5 | 58 | バーディバーディ | 7 | ジャパンカップダート(G1) 10着(0.7) | 12 | |
2011稍重阪神 | 1 | 7 | 牡5 | 58 | テスタマッタ | 7 | 仁川ステークス(OP) 3着(0.6) | 4 |
2 | 10 | 牝6 | 55 | ブラボーデイジー | 9 | エンプレス杯(G2) 2着(0.1) | 3 | |
3 | 15 | 牡5 | 57.5 | インバルコ | 6 | 平安ステークス(G3) 2着(0.0) | 3 | |
2010稍重 | 1 | 12 | 牡6 | 58 | マコトスパルビエロ | 4 | ダイオライト記念(G2) 3着(0.7) | 3 |
2 | 3 | 牡4 | 54 | ナニハトモアレ | 6 | 東京ウインタープレミアム(1600万) 1着(-0.6) | 7 | |
3 | 1 | 牡5 | 56 | シビルウォー | 3 | 仁川ステークス(OP) 3着(0.2) | 6 |
直近5年のマーチステークス3着以内15頭中6頭を占めます。6頭ともに総武ステークス好走馬(1~6着)で、前走大きく負けていた馬はいません。
過去10年のマーチステークス3着以内30頭中15頭が外枠(二桁馬番)した。一方、内枠(1~2枠)は30頭中9頭を占めます。真ん中あたりの枠よりも、極端な内枠や外枠の馬が好走する傾向にあります。
直近3年のマーチステークス3着以内9頭中5頭を占めます。5頭ともに下位人気馬ではなく、16頭立ての10~12番人気馬でした。近年は、穴馬の好走例が目立つレースと言っても良さそうです。
予想
今年のマーチステークス2020は、ほぼ例年並みのメンバー構成になりそうです。総武ステークス組など、前走オープンクラス好走馬が多数揃いました。ただ近年は、波乱決着が続いている一戦。二桁人気馬の好走も多いので、データ傾向からは買えない馬の激走も見られるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。2~3着なら…という馬が多すぎて、全く当たる気がしません。
トップハンデで出走した前走仁川ステークスは、中団後ろからの追い込みで2着(上がり最速)。最後は余力を感じる脚に見えましたし、ダートでは底を見せていない印象を受けました。マーチステークスは、例年1~2頭ほど追い込み馬が馬券圏内に好走していますし、追い込み勢が突っ込んで来る流れになれば、上位争いに加わっても良さそうです。
前走アルデバランステークスは、連勝中のロードレガリス相手に2着。突き放されそうなところを食らい付いていたので、粘り強さを感じる内容でした。今回、2走前ポルックスステークスでハヤヤッコに楽勝した舞台ですし、すんなり先行出来れば勝ち負けを期待したいところですが…。
過去好走例が多い総武ステークス組。前走は逃げて完勝でした。近走は、ロードゴラッソ、アングライフェン、ナムラカメタロー、デルマルーヴル、アナザートゥルースなど、重賞で活躍してる馬を相手に小差のレースを見せていますし、前走のような逃げが出来れば、ここでも上位争いの候補になりそうです。
過去好走例が多い総武ステークス組。下位人気の好走例も目立つレースですし、適当に押さえました。昨年から3戦している中山ダート1800mは、1着、4着、6着と大崩れしていない舞台。紐荒れに期待して…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、11着でした。本命◎クリンチャーは、2着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 12 | 牡5 | 57 | スワーヴアラミス | 1 | アルデバランステークス(OP) 2着(0.1) | 2 |
2 | 2 | 牡6 | 57.5 | クリンチャー | 4 | 仁川ステークス(LR) 2着(0.1) | 3 |
3 | 4 | 牡5 | 55 | レピアーウィット | 8 | ポルックスステークス(OP) 14着(2.7) | 4 |
録画を見ました。
直線、狙っていた3頭の争い。一瞬、的中かと思ってしまいました。最後の最後でメイショウワザシが失速。後方から追い込んで来たレピアーウィットが3着に突っ込んで来る決着となりました。全く当たる気がしないレースだっただけに、これは惜しかったです。
それと偶然ですが、2着クリンチャーと穴をあけた3着レピアーウィットの馬番は、変更前の馬番と同じでした。オカルト的には狙っても良かったのかもしれません。