マーチステークス2021過去データと予想

マーチステークス2021

ダートのハンデ重賞、マーチステークス2021です。G1レースの前哨戦でもなければ、出世レースという側面もないので、毎年難解なレースが繰り広げられます。過去波乱決着も多いレースです。

配当

過去10年のマーチステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。そのうち100万馬券超えが2回、馬連や3連複の万馬券も多く、波乱傾向のレースといっても良さそうです。

では過去10年のマーチステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2011年は阪神競馬場で開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

直近10年のマーチステークス3着以内30頭中25頭を占めます。前走7着以下5頭のうち3頭は、前走G1レースに出走していました。仁川ステークス組や総武ステークス組の好走例が目立ちます。

直近10年のマーチステークス3着以内30頭中19頭を占めます。穴馬の好走が多く、近年は二桁人気馬の好走も目立ちます。

予想

マーチステークス2021は、ほぼ例年並みのメンバー構成になりそうです。前走総武ステークスや仁川ステークス出走馬、前走好走馬（前走6着以内）が上位争いの候補になるでしょうか。とはいえ近年、二桁人気の穴馬の好走が目立つレースですし、今年もデータ傾向からは買えない馬の激走も見られるかもしれません。

（今週はレースが多すぎるため）時間の都合でかなり簡単な予想です。

ダート転向後3戦3勝。前走も余力を感じさせる楽勝でした。ここは深く考えず本命評価です。

過去好走例が多い総武ステークス組。メモリーコウやハヤヤッコが後ろから行くタイプということで、先行～好位で進めそうなナムラカメタローを選びました。中山コースの相性が良さそうなことにも期待して…。

過去好走例が多い仁川ステークス組。ムラのある成績は気になるところですが、好位で進めることが出来そうな脚質と近走の安定した成績に期待して押さえました。

昨年の仁川ステークスではクリンチャーに完勝。直近3戦もクリンチャー、ダノンファラオ、オメガパフューム相手に0.1～0.5秒ほどの小差に好走しています。今回のメンバーが相手なら、上位争いがあっても良さそうです。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、6着、10着、14着でした。本命◎アメリカンシードは、14着でした。

波乱決着（3連単174,080円）でした。

人気薄のレピアーウィットが好位抜け出しで快勝。2着ヒストリーメイカー、3着メモリーコウともに4角で早めに動いて行った馬が突っ込んでくるレースになりました。それにしても圧倒的1番人気アメリカンシードは直線不発の大敗で、波乱傾向のレースとはいえ、かなり難解なレースでした。

アメリカンシードは落鉄していたようですが、ルメール騎手のインタビューを見ると、速いペースも砂を被る位置取りも良くなかったようです。次走以降は、取捨が難しいかもしれません。