日程 | 2022年5月29日(日曜) |
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開催 | 東京競馬場12R |
距離 | 芝2500m |
格付け | G2 |
条件 | 4歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 18頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.3(29日) |
目黒記念2022
ハンデ重賞、目黒記念2022です。日本ダービー開催日の最終レースに行われる伝統のレースです。例年、重賞戦線では少し足りない印象の馬が多く出走することもあり、予想的中ともに難解な一戦となっています。
配当
過去10年の目黒記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。3連複万馬券が8回、馬連万馬券が3回と波乱傾向のレースといっても良いと思います。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 2,940円 | 195,290円 | 994,120円 |
2020 | 4,630円 | 19,270円 | 86,550円 |
2019 | 4,490円 | 18,420円 | 90,500円 |
2018 | 19,220円 | 23,330円 | 197,190円 |
2017 | 3,450円 | 41,190円 | 316,940円 |
2016 | 1,200円 | 9,530円 | 47,830円 |
2015 | 14,460円 | 16,680円 | 105,200円 |
2014 | 21,380円 | 55,000円 | 427,240円 |
2013 | 2,780円 | 7,590円 | 48,790円 |
2012 | 3,640円 | 13,640円 | 70,220円 |
では過去10年の目黒記念で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021良 | 1 | 5 | 牝4 | 52 | ウインキートス | 8 | 日経賞(G2) 15着(1.9) | 6 |
2 | 8 | 牡4 | 55 | ヒートオンビート | 2 | 大阪ーハンブルクカップ(OP) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 3 | セ6 | 53 | アドマイヤアルバ | 15 | メトロポリタンステークス(LR) 9着(0.9) | 10 | |
2020良 | 1 | 5 | 牡4 | 54 | キングオブコージ | 1 | 湾岸ステークス(3勝クラス) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 4 | 牡5 | 55 | アイスバブル | 6 | メトロポリタンステークス(LR) 6着(0.5) | 9 | |
3 | 11 | 牡5 | 57.5 | ステイフーリッシュ | 7 | 大阪杯(G1) 9着(1.0) | 8 | |
2019良 | 1 | 10 | 牡6 | 55 | ルックトゥワイス | 3 | 新潟大賞典(G3) 4着(0.2) | 2 |
2 | 5 | 牡4 | 54 | アイスバブル | 5 | 早春ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 3 | 牡7 | 54 | ソールインパクト | 9 | 阪神大賞典(G2) 4着(1.4) | 9 | |
2018良 | 1 | 3 | 牡5 | 54 | ウインテンダネス | 9 | 緑風ステークス(1600万) 1着(-0.3) | 4 |
2 | 4 | 牡5 | 55 | ノーブルマーズ | 10 | メトロポリタンステークス(OP) 2着(0.1) | 7 | |
3 | 8 | 牡6 | 56 | パフォーマプロミス | 1 | 日経新春杯(G2) 1着(-0.0) | 1 | |
2017良 | 1 | 12 | セ7 | 58 | フェイムゲーム | 8 | ダイヤモンドステークス(G3) 6着(0.7) | 3 |
2 | 2 | 牡6 | 56.5 | ヴォルシェーブ | 1 | メトロポリタンステークス(OP) 1着(-0.3) | 1 | |
3 | 9 | 牡7 | 54 | ハッピーモーメント | 13 | メトロポリタンステークス(OP) 6着(0.5) | 4 | |
2016良 | 1 | 15 | 牡4 | 54 | クリプトグラム | 3 | 大阪-ハンブルクカップ(OP) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 6 | 牝5 | 56 | マリアライト | 1 | 日経賞(G2) 3着(0.3) | 4 | |
3 | 10 | 牡8 | 58 | ヒットザターゲット | 8 | 有馬記念(G1) 13着(0.7) | 13 | |
2015良 | 1 | 1 | 牡7 | 57 | ヒットザターゲット | 11 | 新潟大賞典(G3) 11着(0.6) | 9 |
2 | 2 | 牡5 | 55 | レコンダイト | 4 | 大阪-ハンブルクカップ(OP) 2着(0.0) | 2 | |
3 | 3 | セ5 | 56 | ファタモルガーナ | 1 | ダイヤモンドステークス(G3) 2着(0.3) | 2 | |
2014良 | 1 | 14 | 牡6 | 54 | マイネルメダリスト | 8 | 大阪-ハンブルクカップ(OP) 4着(0.0) | 6 |
2 | 9 | 牡5 | 56 | ラブイズブーシェ | 12 | 福島民報杯(OP) 5着(0.6) | 3 | |
3 | 1 | 牡4 | 54 | プロモントーリオ | 4 | メトロポリタンステークス(OP) 2着(0.3) | 5 | |
2013良 | 1 | 4 | 牡5 | 56 | ムスカテール | 4 | 天皇賞春(G1) 16着(5.1) | 7 |
2 | 16 | 牡5 | 57 | ルルーシュ | 2 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 7着(1.0) | 1 | |
3 | 11 | 牡5 | 56.5 | カフナ | 3 | メトロポリタンステークス(OP) 1着(-0.1) | 2 | |
2012良 | 1 | 14 | 牡4 | 57 | スマートロビン | 1 | メトロポリタンステークス(OP) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 9 | 牡5 | 55 | トウカイパラダイス | 7 | 天皇賞春(G1) 10着(1.8) | 16 | |
3 | 12 | 牡4 | 55 | コスモロビン | 6 | 天皇賞春(G1) 14着(1.9) | 15 |
過去10年の目黒記念3着以内では、斤量54~56kgの好走例が目立ちます。昨年こそ軽ハンデの穴馬2頭が馬券圏内に好走しましたが、軽ハンデや重いハンデ(特に57.5kg以上)は、劣勢傾向にあります。
58kg | 2頭 | 57.5kg | 1頭 | 57kg | 3頭 |
56.5kg | 2頭 | 56kg | 5頭 | 55kg | 7頭 |
54kg | 8頭 | 53kg | 1頭 | 52kg | 1頭 |
過去10年の目黒記念3着以内30頭中16頭を占めます。二桁人気馬の好走も多く、毎年のように穴馬が馬券圏内に好走しています。
過去10年の目黒記念3着以内30頭中10頭を占めます。前走メトロポリタンステークス好走馬のほか、2018~2019年は前走1600万クラス(現3勝クラス)優勝馬が馬券圏内に好走しています。
予想
目黒記念2022は、ほぼ例年並みのメンバーが集まりました。飛び抜けた馬が不在のハンデ戦ということで、今年も波乱を予感させるメンバーだと思います。前走重賞好走馬や東京芝2400m好走馬、芝2400m以上の活躍馬などが馬券候補になるでしょうか。過去、穴馬の好走が目立つレースですし、かなり難解なレースになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。難解すぎて、予想すら捗らないレースです。全く当たる気がしません。外枠のフライライクバードやパラダイスリーフ、マカオンドール、アリストテレス等が気になりつつ、内の馬を中心に狙いました。
前走府中ステークス優勝。実績のわりに過剰人気という印象も受けますが、内枠かつ先行出来そうな脚質に期待して、本命評価にしました。
前走松籟ステークス優勝。重賞は初挑戦ですし、戦って来たレースを見ても、ここでは格下になるでしょうか。ただ長丁場は良さそうなので、今回はハンデ戦の波乱期待で狙いました。
昨年のアルゼンチン共和国杯2着馬。同コースのレースですが、アルゼンチン共和国杯と目黒記念は、直結しない傾向にあります。とはいえ、外過ぎない枠&斤量54~56kgから選ぶと、候補にはなりそうです。
前走新潟大賞典4着。追い込み勢が外から突っ込んで来る中、先行してしぶとい脚で粘っていました。重賞では少し足りない印象のレースが続きますが、長丁場のハンデ戦で新味が出れば…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、10着、15着、16着でした。本命◎バジオウは、10着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 2 | 牡6 | 57.5 | ボッケリーニ | 2 | 日経賞(G2) 2着(0.1) | 4 |
2 | 8 | 牡6 | 56 | マイネルウィルトス | 6 | 日経新春杯(G2) 6着(1.0) | 5 |
3 | 16 | 牝5 | 54 | ウインキートス | 8 | 日経賞(G2) 12着(1.2) | 5 |
当たる気がしないレースではありましたが、カスりもせずでした。スルーしたボッケリーニが完勝。抜けた馬が不在のレースとはいえ、57.5kgのトップハンデを背負って強いレースだったと思います。道中、好位の内をロスなく進めて、上手く力を出し切ったようなレースでした。
2着以下は小差の大接戦…。2~3着にコース実績のある穴馬、掲示板4~5着には二桁人気馬とかなり難解なレースだったと思います。