日程 | 2023年10月9日(月曜) |
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開催 | 盛岡競馬場12R |
距離 | ダート1600m |
格付け | Jpn1 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 定量3歳55kg,4歳以上57kg,牝馬-2kg |
出走数 | 14頭 |
マイルチャンピオンシップ南部杯2023
交流重賞、マイルチャンピオンシップ南部杯2023です。毎年、国内ダート重賞戦線で活躍する実力馬が揃います。ただ近年は、層が薄いメンバーの印象もあるので、この後のG1(Jpn1)を考える上では、評価が難しいレースかもしれません。
配当
過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。以前は数百円の馬連や3連複が決着が多いレースでしたが、近年は好配当が続いています。やや波乱含みのレースといえるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2022 | 2,160円 | 3,860円 | 18,210円 |
2021 | 6,100円 | 4,750円 | 35,470円 |
2020 | 2,980円 | 19,280円 | 119,250円 |
2019 | 2,090円 | 360円 | 14,670円 |
2018 | 140円 | 1,310円 | 3,820円 |
2017 | 12,830円 | 20,270円 | 125,590円 |
2016 | 210円 | 300円 | 770円 |
2015 | 580円 | 810円 | 2,100円 |
2014 | 310円 | 590円 | 1,320円 |
2013 | 200円 | 860円 | 4,090円 |
では過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2022不良 | 1 | 4 | 牡5 | カフェファラオ | 1 | 安田記念(G1) 17着(1.0) | 10 |
2 | 8 | セ6 | ヘリオス | 6 | さきたま杯(Jpn2) 5着(0.6) | 1 | |
3 | 15 | 牡4 | シャマル | 3 | テレ玉杯オーバルスプリント(Jpn3) 1着(-0.2) | 1 | |
2021不良 | 1 | 16 | 牡6 | アルクトス | 1 | さきたま杯(Jpn2) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 14 | 牡6 | ヒロシゲゴールド | 7 | クラスターカップ(Jpn3) 3着(0.8) | 2 | |
3 | 15 | 牡6 | ソリストサンダー | 2 | エルムステークス(G3) 10着(0.4) | 2 | |
2020稍重 | 1 | 14 | 牡5 | アルクトス | 6 | エルムステークス(G3) 6着(0.7) | 6 |
2 | 5 | 牡6 | モズアスコット | 2 | かしわ記念(Jpn1) 6着(1.9) | 1 | |
3 | 2 | 牡5 | モジアナフレイバー | 7 | 千葉ダートマイル(船橋ダ1600m) 1着(-0.6) | 1 | |
2019良 | 1 | 3 | 牡5 | サンライズノヴァ | 4 | プロキオンステークス(G3) 4着(0.5) | 6 |
2 | 4 | 牡4 | アルクトス | 2 | プロキオンステークス(G3) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 13 | 牡6 | ゴールドドリーム | 1 | かしわ記念(Jpn1) 1着(-0.2) | 2 | |
2018良 | 1 | 12 | 牡3 | ルヴァンスレーヴ | 2 | ジャパンダートダービー(Jpn1) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 7 | 牡5 | ゴールドドリーム | 1 | 帝王賞(Jpn1) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 3 | 牡7 | メイショウウタゲ | 5 | エニフステークス(OP) 1着(-0.0) | 12 | |
2017稍重 | 1 | 11 | 牡7 | コパノリッキー | 1 | かしわ記念(Jpn1) 1着(-0.4) | 2 |
2 | 3 | 牡5 | ノボバカラ | 7 | キーンランドカップ(G3) 10着(1.1) | 9 | |
3 | 9 | 牡6 | キングズガード | 5 | プロキオンステークス(G3) 1着(-0.3) | 5 | |
2016稍重 | 1 | 12 | 牡6 | コパノリッキー | 1 | 帝王賞(Jpn1) 1着(-0.7) | 5 |
2 | 13 | 牡6 | ベストウォーリア | 2 | さきたま杯(Jpn2) 2着(0.3) | 1 | |
3 | 10 | 牡7 | ホッコータルマエ | 4 | 帝王賞(Jpn1) 4着(2.4) | 4 | |
2015稍重 | 1 | 12 | 牡5 | ベストウォーリア | 1 | プロキオンステークス(G3) 1着(-0.3) | 4 |
2 | 1 | セ5 | タガノトネール | 4 | オーバルスプリント(G3) 3着(0.5) | 1 | |
3 | 14 | 牡9 | ワンダーアキュート | 2 | 帝王賞(Jpn1) 8着(2.3) | 3 | |
2014良 | 1 | 10 | 牡4 | ベストウォーリア | 1 | プロキオンステークス(G3) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 9 | 牡5 | ポアゾンブラック | 2 | エニフステークス(OP) 1着(-0.2) | 7 | |
3 | 5 | 牡7 | アドマイヤロイヤル | 4 | プロキオンステークス(G3) 14着(1.5) | 6 | |
2013良 | 1 | 8 | 牡8 | エスポワールシチー | 2 | かしわ記念(Jpn1) 2着(0.3) | 3 |
2 | 12 | 牡4 | ホッコータルマエ | 1 | 帝王賞(Jpn1) 1着(-0.2) | 3 | |
3 | 10 | 牡7 | セイクリムズン | 5 | プロキオンステークス(G3) 2着(0.0) | 5 |
過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯3着以内30頭中25頭を占めます。上位人気馬が結果を残す傾向にありますが、例年4~7番人気の穴馬が1頭ほど馬券圏内に好走しています。高配当決着となった2017年と2020年を除くと、上位3頭は、1番人気+2~3番人気+4~7番人気という決着が続いています。
過去10年のマイルチャンピオンシップ南部杯3着以内30頭中27頭を占めます。前走プロキオンステークス、さきたま杯、エルムステークス出走馬などの好走が目立ちます。
予想
以下、簡単な考察と予想です。
フェブラリーステークスの勝ちっぷりの良さを考えれば、勝ち負け候補だと思います。実績面に期待して、深く考えず本命評価にしました。あとは地方競馬場に対応できれば…。
過去好走例が多い外枠(7~8枠や馬番10以降)。1400m戦がベストという印象ですが、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯は小差4着ですし、こなせるのではないでしょうか。
外の有力馬ということで適当に押さえました。宝塚記念で相手なりに走っている実力馬ですし、国内ダート戦に対応出来れば、一発あってもおかしくは無さそうです。
昨年のマイルチャンピオンシップ南部優勝馬。揉まれ弱く、砂を被るのも良くないので、上手く外に出す必要がありそうです。ダートマイル戦では崩れていないので、ポテンシャルの高さに期待して押えました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、9着でした。本命◎レモンポップは、1着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 3 | 牡5 | レモンポップ | 1 | ドバイゴールデンシャヒーン(G1) 10着 | 1 |
2 | 12 | 牡5 | イグナイター | 5 | 園田チャレンジカップ(園田ダ1400m) 1着(-0.4) | 1 |
3 | 6 | 牝5 | レディバグ | 7 | サマーチャンピオン(Jpn3) 3着(0.6) | 3 |
本命レモンポップが楽勝。他馬とは力の差が大き過ぎたと思います。
2着には対抗イグナイターでした。押さえジオグリフは、全く強さを見せず9着。マイル戦もダート戦も合わないのかもしれません。
もう一頭、押さえカフェファラオは、予想に反して内ラチ沿いを周ってくることになりました。どこかで外に出すのでは無いかと思っていたのですが、内で砂を被る位置は、マイナスでしか無かったと思います。ポジション次第では2~3着はあったように見えますが、仕方ないところでしょうか。馬券的には歯痒いレースでした。