| 日程 | 2022年4月24日（日曜） |
|---|---|
| 開催 | 阪神競馬場11R |
| 距離 | 芝1600m |
| 格付け | G2 |
| 条件 | 4歳以上 |
| 斤量 | 別定 |
| 出走数 | 15頭 |
| 天気 | 曇時々雨（ヤフー天気） |
| ｸｯｼｮﾝ値 | 10.3（24日） |
マイラーズカップ2022
安田記念の前哨戦マイラーズカップ2022です。過去10年では、マイラーズカップ優勝馬の安田記念成績が悪いため、評価が難しい前哨戦かもしれません。マイラーズカップで2着以下に負けていた馬が安田記念2～3着に好走という年が目立ちます。※今年は、昨年に続いて京都競馬場の整備工事の影響で阪神競馬場の芝1600mコースで開催されます。
阪神競馬場の芝1600mコース
配当
過去10年のマイラーズカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。数年に一度の周期で、高配当が出ています。傾向が読みにくいレースといえるかもしれません。
| 年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
|---|---|---|---|
| 2021 | 1,580円 | 18,540円 | 82,220円 |
| 2020 | 2,800円 | 2,550円 | 13,350円 |
| 2019 | 1,090円 | 1,800円 | 4,680円 |
| 2018 | 1,270円 | 860円 | 7,060円 |
| 2017 | 570円 | 2,910円 | 12,430円 |
| 2016 | 6,640円 | 50,390円 | 281,010円 |
| 2015 | 15,340円 | 10,350円 | 98,650円 |
| 2014 | 860円 | 1,310円 | 7,930円 |
| 2013 | 12,880円 | 17,400円 | 137,990円 |
| 2012 | 3,560円 | 7,980円 | 36,870円 |
では過去10年のマイラーズカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1～3着馬の前走データ
| 年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021良阪神 | 1 | 5 | 牡5 | 56 | ケイデンスコール | 2 | 中山記念(G2) 2着(0.0) | 5 |
| 2 | 6 | 牡4 | 56 | アルジャンナ | 3 | 洛陽ステークス(LR) 5着(0.2) | 2 | |
| 3 | 4 | 牡5 | 56 | カイザーミノル | 9 | オーシャンステークス(G3) 5着(0.3) | 3 | |
| 2020良 | 1 | 1 | 牡5 | 58 | インディチャンプ | 1 | 中山記念(G2) 4着(0.4) | 4 |
| 2 | 5 | 牡8 | 56 | ベステンダンク | 7 | ディセンバーステークス(LR) 12着(1.2) | 5 | |
| 3 | 7 | 牡4 | 56 | ヴァンドギャルド | 2 | 東京新聞杯(G3) 6着(0.2) | 2 | |
| 2019良 | 1 | 6 | 牡4 | 57 | ダノンプレミアム | 1 | 金鯱賞(G2) 1着(-0.2) | 2 |
| 2 | 8 | 牡7 | 56 | グァンチャーレ | 5 | 洛陽ステークス(LR) 1着(-0.1) | 1 | |
| 3 | 2 | 牡4 | 56 | パクスアメリカーナ | 4 | 京都金杯(G3) 1着(-0.1) | 1 | |
| 2018良 | 1 | 5 | 牡4 | 57 | サングレーザー | 4 | 阪神カップ(G2) 3着(0.2) | 3 |
| 2 | 9 | 牡4 | 56 | モズアスコット | 2 | 阪急杯(G3) 2着(0.0) | 1 | |
| 3 | 4 | 牡5 | 56 | エアスピネル | 1 | マイルチャンピオンシップ(G1) 2着(0.0) | 2 | |
| 2017良 | 1 | 11 | 牡6 | 57 | イスラボニータ | 2 | 阪神カップ(G2) 2着(0.0) | 2 |
| 2 | 4 | 牡4 | 56 | エアスピネル | 1 | 東京新聞杯(G3) 3着(0.1) | 1 | |
| 3 | 6 | 牡5 | 56 | ヤングマンパワー | 7 | 東京新聞杯(G3) 6着(0.4) | 2 | |
| 2016良 | 1 | 2 | 牡4 | 56 | クルーガー | 3 | 中日新聞杯(G3) 6着(0.3) | 2 |
| 2 | 1 | 牡8 | 57 | ダノンシャーク | 5 | 阪急杯(G3) 7着(0.3) | 7 | |
| 3 | 4 | 牡7 | 56 | クラレント | 11 | ダービー卿チャレンジトロフィー(G3) 14着(1.2) | 11 | |
| 2015良 | 1 | 15 | 牡5 | 56 | レッドアリオン | 8 | 洛陽ステークス(OP) 1着(-0.2) | 3 |
| 2 | 4 | 牡6 | 56 | サンライズメジャー | 5 | スワンステークス(G2) 2着(0.1) | 4 | |
| 3 | 7 | 牡6 | 56 | フィエロ | 1 | 香港マイル(G1) 9着 | ||
| 2014良 | 1 | 4 | 牡5 | 56 | ワールドエース | 3 | 白富士ステークス(OP) 5着(0.4) | 1 |
| 2 | 5 | 牡5 | 56 | フィエロ | 1 | 六甲ステークス(OP) 1着(-0.4) | 2 | |
| 3 | 12 | 牡5 | 56 | エキストラエンド | 2 | 東京新聞杯(G3) 2着(0.2) | 3 | |
| 2013良 | 1 | 17 | 牡5 | 57 | グランプリボス | 5 | 香港マイル(G1) 12着 | |
| 2 | 14 | 牡4 | 56 | サンレイレーザー | 8 | 六甲ステークス(OP) 2着(0.0) | 2 | |
| 3 | 12 | 牡5 | 56 | ダノンシャーク | 3 | 京都金杯(G3) 1着(-0.4) | 1 | |
| 2012稍重 | 1 | 17 | 牡7 | 56 | シルポート | 3 | 中山記念(G2) 2着(0.1) | 7 |
| 2 | 3 | 牡4 | 56 | ダノンシャーク | 6 | 東京新聞杯(G3) 5着(0.5) | 1 | |
| 3 | 6 | 牡5 | 56 | コスモセンサー | 7 | 東京新聞杯(G3) 2着(0.0) | 4 |
過去10年のマイラーズカップ3着以内30頭中12頭を占めます。2014年と2018年を除く過去8回で、毎年1頭以上が好走しています。伏兵馬の活躍が目立つレースといえそうです。
過去10年のマイラーズカップ3着以内30頭中23頭を占めます。そのうち20頭が1400m~1800m戦に出走していました。前走東京新聞杯好走馬や1400m戦の重賞（阪神カップ、阪急杯）好走馬の活躍が目立ちます。
過去10年のマイラーズカップ3着以内28頭中20頭（前走香港マイルの2頭を除く）を占めます。前走人気を集めて、好走していた馬が狙い目になりそうです。
予想
マイラーズカップ2022は、例年より少し層が薄いメンバーになりました。過去データの傾向からは、前走重賞好走馬やオープン特別やリステッドレース好走馬が上位争いの候補になるでしょうか。多くの馬にチャンスがありそうなほど混戦だと思うので、難解なレースになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。前走人気を集めていた馬や中穴ぐらいまでの馬を中心に選びました。ただスルーした馬だけで決着してもおかしくないほどの混戦なので、全く当たる気がしません。
前走六甲S7着。追い込み勢が突っ込んで来て上位争いをすることになりましたが、先行勢の中では見せ場のあるレースだったと思います。長期の休養明けを一度使った上積みに期待して、本命評価にしました。
阪神コース実績に期待して対抗評価にしました。3走前マイルCSぐらい走れば、勝ち負けがあっても良さそうです。
転厩初戦＆初の阪神コース。ジョッキーの阪神コース経験値という意味でも条件が良いレースでは無いと思うので、少し評価を下げました。近走のマイル重賞での安定感に期待して押さえ評価にしています。
阪神の外回りコースとオープンクラスで安定した成績を残している点に期待して押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、6着、7着でした。本命◎レッドベルオーブは、6着でした。
| 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 13 | 牡4 | 56 | ソウルラッシュ | 6 | 春興ステークス(3勝クラス) 1着(-0.3) | 1 |
| 2 | 7 | 牡4 | 56 | ホウオウアマゾン | 1 | 東京新聞杯(G3) 12着(1.5) | 3 |
| 3 | 3 | 牡5 | 56 | ファルコニア | 4 | 六甲ステークス(LR) 2着(0.2) | 2 |
スルーした上位人気馬ソウルラッシュが馬場の良い外を直線一気でまとめて差し切って優勝。連勝の勢いも感じました。
本命レッドベルオーブは前半から掛かっていていました。折り合いに難がある馬故に、今後も難しいレースが続くかもしれません。最後の直線は伸びてきてるものの、馬場の悪い内を突いたこともあって伸びを欠く内容でした。2～4着には、前を進めた馬が残るレースだっただけに、優勝馬ソウルラッシュの強さが際立っていたと思います。