日程 | 2020年11月8日(日曜) |
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開催 | 阪神競馬場11R |
距離 | ダート1800m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 10頭 |
天気 | 晴時々曇(ヤフー天気) |
みやこステークス2020
ダート重賞、みやこステークス2020です。今年は、京都競馬場の整備工事の影響で阪神競馬場のダート1800mコースで開催されます。G1チャンピオンズカップの前哨戦として、2010年に新設されました。みやこステークス組がチャンピオンズカップで好走することが多く、本番に向けた好ステップレースとなっています。ただダート実績馬の多くがJBCクラシックに集まるため、毎年手薄なメンバー構成になる傾向にあります。
配当
過去10年(2018年は休止)のみやこステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。傾向が読めないレースですが、この2回を除くと、そこまで大きな波乱はありません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2019 | 19,880円 | 62,920円 | 473,050円 |
2018 | 休止 | ||
2017 | 1,840円 | 3,020円 | 12,060円 |
2016 | 1,770円 | 8,370円 | 42,390円 |
2015 | 12,120円 | 19,410円 | 180,390円 |
2014 | 4,480円 | 10,300円 | 54,980円 |
2013 | 3,200円 | 5,000円 | 28,290円 |
2012 | 680円 | 2,460円 | 6,610円 |
2011 | 980円 | 2,060円 | 6,870円 |
2010 | 470円 | 4,440円 | 15,410円 |
では過去10年のみやこステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお、2018年のみやこステークは、JBCが京都開催となったため、開催休止になっています。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2019良 | 1 | 1 | 牡6 | 56 | ヴェンジェンス | 7 | 太秦ステークス(OP) 2着(0.4) | 3 |
2 | 3 | 牡8 | 56 | キングズガード | 10 | シリウスステークス(G3) 5着(0.3) | 10 | |
3 | 14 | セ7 | 56 | ウェスタールンド | 6 | アンタレスステークス(G3) 4着(0.5) | 1 | |
2018 | 休止 | |||||||
2017良 | 1 | 16 | 牡5 | 56 | テイエムジンソク | 2 | エルムステークス(G3) 2着(0.1) | 1 |
2 | 10 | セ5 | 56 | ルールソヴァール | 9 | 夏至ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 6 | |
3 | 12 | 牡6 | 57 | キングズガード | 3 | マイルチャンピオンシップ南部杯(G3) 3着(0.6) | 5 | |
2016良 | 1 | 9 | 牡4 | 56 | アポロケンタッキー | 4 | ブラジルカップ(OP) 8着(1.4) | 1 |
2 | 6 | 牡3 | 55 | グレンツェント | 1 | レパードステークス(G3) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 7 | 牡5 | 57 | ロワジャルダン | 7 | ラジオ日本賞(OP) 3着(0.6) | 2 | |
2015不良 | 1 | 2 | 牡4 | 56 | ロワジャルダン | 7 | ブラジルカップ(OP) 4着(0.6) | 1 |
2 | 4 | 牡4 | 58 | カゼノコ | 6 | ブラジルカップ(OP) 7着(0.7) | 4 | |
3 | 1 | 牡7 | 58 | ローマンレジェンド | 4 | 平安ステークス(G3) 3着(0.3) | 5 | |
2014良 | 1 | 14 | 牡4 | 56 | インカンテーション | 2 | ラジオ日本賞(OP) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 4 | 牡3 | 54 | ランウェイワルツ | 9 | ブラジルカップ(OP) 2着(0.2) | 2 | |
3 | 10 | 牡5 | 57 | ナムラビクター | 4 | シリウスステークス(G3) 2着(0.1) | 3 | |
2013良 | 1 | 3 | 牡4 | 56 | ブライトライン | 2 | エルムステークス(G3) 3着(0.3) | 1 |
2 | 11 | 牡3 | 55 | インカンテーション | 7 | ラジオ日本賞(OP) 6着(0.9) | 2 | |
3 | 6 | 牡5 | 59 | ローマンレジェンド | 1 | 帝王賞(G1) 6着(2.1) | 2 | |
2012良 | 1 | 2 | 牡4 | 57 | ローマンレジェンド | 1 | エルムステークス(G3) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 8 | 牡5 | 58 | ニホンピロアワーズ | 3 | 白山大賞典(G3) 1着(-0.9) | 1 | |
3 | 6 | 牡3 | 55 | ホッコータルマエ | 5 | レパードステークス(G3) 1着(-0.0) | 2 | |
2011稍重 | 1 | 6 | 牡6 | 58 | エスポワールシチー | 1 | マイルチャンピオンシップ南部杯(G1) 4着(0.3) | 2 |
2 | 5 | 牡4 | 56 | トウショウフリーク | 4 | 京都クラウンプレミアム(1600万) 1着(-0.3) | 1 | |
3 | 4 | 牡4 | 56 | ニホンピロアワーズ | 5 | 白山大賞典(G3) 2着(0.5) | 1 | |
2010良 | 1 | 2 | 牡4 | 56 | トランセンド | 2 | 日本テレビ盃(G2) 2着(0.5) | 2 |
2 | 4 | 牡5 | 57 | キングスエンブレム | 1 | シリウスステークス(G3) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 14 | 牡5 | 56 | サクラロミオ | 9 | シリウスステークス(G3) 4着(0.3) | 10 |
過去10年のみやこステークス3着以内27頭中6頭を占めます。そのうち5頭がG1レースで3着以内に好走した経験がありました。6歳以上の馬は、G1好走歴のある馬が馬券候補といえるかもしれません。
- 2019年2着キングズガード(マイルCS南部杯3着)
- 2019年3着ウェスタールンド(チャンピオンズカップ2着)
- 2017年3着キングズガード(マイルCS南部杯3着)
- 2015年3着ローマンレジェンド(東京大賞典優勝など)
- 2011年1着エスポワールシチー(フェブラリーステークス優勝など)
過去10年のみやこステークス3着以内27頭中11頭を占めます。伏兵の活躍も多く、近年はブラジルカップ組に好走例が目立ちます。
過去10年のみやこステークス3着以内27頭中19頭を占めます。前走の着順に関係なく、前走人気を集めていた馬が狙い目といえるかもしれません。
予想
今年のみやこステークス2020は、例年並みのメンバー構成だと思います。ウェスタールンドなど、前走1~2番人気の重賞実績馬を中心に好メンバーが揃いました。少頭数ですが、殆ど全頭が馬券候補になりそうなので、取捨が難しい難解なレースになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。全く当たる気がしません。クリンチャー、 ベストタッチダウン、エイコーンあたりも気になるところですが…。
過去好走例が多い前走から距離短縮となる馬。阪神コースは相性が良く、馬券圏外がありません。昨年のオークランドレーシングクラブトロフィー(3勝クラス)の勝ちっぷりも良かったので、今回の条件なら勝ち負けがあっても良さそうです。
1400~1600mあたりがベストという印象なので、距離は少し長いかもしれません。とはいえ、かしわ記念1着~帝王賞4着の実力馬が伏兵扱いなら狙ってみても良さそうです。前に行くと粘り強いのは確かなので、あとは5ベストタッチダウンとのポジション争いだけでしょうか。
前走東海ステークスは、スタートが良く、そのまま楽に好位からの抜け出しで快勝しました。2走前の武蔵野ステークスが砂を被るレースになってしまったことが敗因みたいなので、気分良く走ることが出来るかどうかという馬でしょうか。骨折休養明けのため、評価は下げましたが一発あっても良さそうです。
6歳以上が劣勢傾向のレースと考えると、かなり買い難いところでしょうか。ただ3走前平安ステークス4着(1着オメガパフューム、2着ヴェンジェンス、3着ゴールドドリーム、5着スワーヴアラミス)の力を考えると、スルーもできず…。今回は、北村ジョッキーにも期待して、一応押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、8着、9着でした。本命◎スワーヴアラミスは、8着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 6 | 牡6 | 57 | クリンチャー | 1 | 太秦ステークス(OP) 4着(0.4) | 1 |
2 | 7 | 牡6 | 56 | ヒストリーメイカー | 4 | 白山大賞典(G3) 4着(1.1) | 5 |
3 | 8 | 牡5 | 56 | エイコーン | 9 | シリウスステークス(G3) 3着(0.3) | 9 |
クリンチャーが先行抜け出しで快勝。なかなか勝ちきれないレースが続いていましたが、テン乗りの川田騎手で馬が変わったかのような勝ちっぷりでした。
一方、本命スワーヴアラミスは、一体どこで何をしていたのかわからないほどの内容で大敗。この負け方をみると、重賞を使うような状態では無かったのだと思います。押さえていたワイドファラオ。逃げないと良さは全くない印象でした。最後のコーナーに入る前で、既に手応え悪そうな感じで後退…。やはりマイルぐらいまでのレースで逃げてこそかもしれません。