みやこステークス2021過去データと予想

みやこステークス2021

ダート重賞、みやこステークス2021です。チャンピオンズカップの前哨戦として、2010年に新設されました。ダート実績馬の多くがJBCクラシックに集まるため、毎年手薄なメンバー構成になる傾向にありますが、チャンピオンズカップ前哨戦としては、好ステップレースのひとつといって良いと思います。※今年は、京都競馬場の整備工事の影響で阪神競馬場で開催されます。

阪神競馬場のダート1800mコース

配当

過去10年（2018年は休止）のみやこステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。傾向が読めないレースですが、この2回を除くと、そこまで大きな波乱はありません。

では過去10年のみやこステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2018年のみやこステークは、JBCクラシックが京都開催となったため、開催休止になっています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のみやこステークス3着以内27頭中8頭を占めます。そのうち6頭がG1レースで3着以内に好走した経験がありました。6歳以上の馬は、G1好走歴のある馬が候補といえるかもしれません。

過去10年のみやこステークス3着以内27頭中10頭を占めます。伏兵の活躍も多く、近年は前走ブラジルカップやシリウスステークス出走馬の好走が目立ちます。

過去10年のみやこステークス3着以内27頭中18頭を占めます。前走の着順に関係なく、前走人気を集めていた馬が狙い目といえるかもしれません。

予想

みやこステークス202は、例年並みのメンバー構成だと思います。昨年の優勝馬クリンチャーのほか、3歳馬メイショウムラクモなど好メンバーが揃いました。少頭数ですが、何が来てもおかしくない混戦だと思うので、取捨が難しいレースになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。内枠のメイショウハリオやヴェンジェンス、ロードブレス、スワーヴアラミスあたりも気になりますが、外枠の人気実力馬を中心に選びました。

昨年のみやこステークス優勝馬。阪神ダートで3着を外していない安定感に期待して本命評価にしました。前走帝王賞は、JBCクラシック上位馬と差の無い3着。順当ならここは勝ち負けがあっても良さそうです。

前走レパードステークス優勝。一頭だけクラスが上と言っても良さそうな楽勝でした。直近2走の勝ちっぷりを考えれば、古馬相手のここでもチャンスがあるかもしれません。

前走帝王賞7着。クリンチャー同様、JBCクラシック上位馬と小差なら、ここで上位争いがあっても良さそうです。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、5着、6着、12着でした。本命◎クリンチャーは、6着でした。

まさかの波乱決着（3連単369,130円）。1～4番人気が圏外、二桁人気馬が3着のわりに付いていない気もします…。

ハイペースというわけでは無かったものの、団子状態に近い先団グループが失速、やり合った先行勢か共倒れしたという感じでしょうか。それでも逃げたアナザートゥルースが残ってるので、難解すぎるレースだったと思います。

最後は後ろで脚をためていたメイショウハリオとロードブレスが突っ込んど来てのワンツーフィニッシュ。メイショウハリオ
は、直近2年連続で優勝馬を出している太秦ステークス出走馬でした。データ傾向通りとはいえ、G1好走歴のあるいるメンバーが揃ってる今回は、手が出しにくい穴馬でした。