日程 | 2024年11月9日(土曜) |
---|---|
開催 | 東京競馬場11R |
距離 | ダート1600m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 15頭 |
武蔵野ステークス2024
ダート重賞、武蔵野ステークス2024です。チャンピオンズカップの前哨戦として行われます。本番に向けた一戦という意味では、相性が良いわけではないため、前哨戦としての評価が難しいレースだと思います。
配当
過去10年の武蔵野ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。高配当決着が多い一方で、3連単1~2万円程度の順当な決着も続いています。周期的には、そろそろ高配当決着があっても…という感じでしょうか。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|
2023 | 2,730円 | 7,660円 | 29,550円 |
2022 | 610円 | 3,830円 | 22,320円 |
2021 | 1,790円 | 5,840円 | 27,580円 |
2020 | 10,790円 | 37,010円 | 203,670円 |
2019 | 21,070円 | 422,390円 | 2,353,630円 |
2018 | 3,930円 | 3,960円 | 22,880円 |
2017 | 13,960円 | 367,090円 | 1,783,490円 |
2016 | 4,490円 | 19,410円 | 157,320円 |
2015 | 3,280円 | 1,720円 | 13,660円 |
2014 | 1,950円 | 32,590円 | 167,440円 |
では過去10年の武蔵野ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023良 | 1 | 3 | 牡4 | 57 | ドライスタウト | 2 | テレ玉杯オーバルスプリント(Jpn3) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 4 | 牡6 | 57 | タガノビューティー | 6 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 4着(2.2) | 5 | |
3 | 12 | 牡7 | 58 | レッドルゼル | 5 | ドバイゴールデンシャヒーン(G1) 6着 | 2 | |
2022良 | 1 | 11 | 牝5 | 54 | ギルデッドミラー | 2 | グリーンチャンネルカップ(LR) 2着(0.1) | 5 |
2 | 7 | 牡4 | 56 | レモンポップ | 1 | ペルセウスステークス(OP) 1着(-0.7) | 1 | |
3 | 8 | 牡4 | 58 | バスラットレオン | 7 | ジャックルマロワ賞(G1) 7着 | 6 | |
2021稍重 | 1 | 16 | 牡6 | 56 | ソリストサンダー | 3 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 3着(0.4) | 2 |
2 | 14 | 牡8 | 56 | エアスピネル | 2 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 6着(0.6) | 3 | |
3 | 11 | 牡5 | 56 | オメガレインボー | 6 | エルムステークス(G3) 2着(0.1) | 7 | |
2020良 | 1 | 6 | 牡6 | 58 | サンライズノヴァ | 3 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 4着(0.4) | 1 |
2 | 12 | 牡5 | 56 | ソリストサンダー | 11 | 福島民友カップ(LR) 3着(0.5) | 3 | |
3 | 7 | 牡7 | 56 | エアスピネル | 8 | エルムステークス(G3) 7着(0.7) | 3 | |
2019良 | 1 | 7 | 牡6 | 56 | ワンダーリーデル | 9 | グリーンチャンネルカップ(LR) 3着(0.6) | 2 |
2 | 9 | 牡4 | 56 | タイムフライヤー | 8 | シリウスステークス(G3) 6着(0.6) | 1 | |
3 | 15 | 牡6 | 56 | ダノンフェイス | 13 | エニフステークス(LR) 4着(0.2) | 6 | |
2018稍重 | 1 | 4 | 牡4 | 56 | サンライズノヴァ | 1 | グリーンチャンネルカップ(OP) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 3 | 牡5 | 56 | クインズサターン | 7 | シリウスステークス(G3) 9着(1.8) | 6 | |
3 | 10 | 牡5 | 56 | ナムラミラクル | 2 | グリーンチャンネルカップ(OP) 2着(0.1) | 4 | |
2017良 | 1 | 13 | 牡7 | 57 | インカンテーション | 6 | 白山大賞典(Jpn3) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 9 | 牡3 | 55 | サンライズソア | 8 | ブラジルカップ(OP) 3着(0.4) | 1 | |
3 | 7 | 牡5 | 56 | アキトクレッセント | 15 | グリーンチャンネルカップ(OP) 4着(0.4) | 4 | |
2016重 | 1 | 11 | セ6 | 56 | タガノトネール | 8 | サマーチャンピオン(Jpn3) 3着(0.8) | 2 |
2 | 8 | 牡3 | 56 | ゴールドドリーム | 2 | ジャパンダートダービー(Jpn1) 3着(1.2) | 1 | |
3 | 3 | 牡4 | 56 | カフジテイク | 6 | グリーンチャンネルカップ(OP) 1着(-0.2) | 6 | |
2015稍重 | 1 | 10 | 牡3 | 58 | ノンコノユメ | 2 | ジャパンダートダービー(Jpn1) 1着(-0.5) | 2 |
2 | 13 | セ5 | 57 | タガノトネール | 5 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 2着(0.3) | 4 | |
3 | 5 | 牡3 | 55 | モーニン | 1 | 秋嶺ステークス(1600万) 1着(-0.4) | 1 | |
2014良 | 1 | 11 | 牡5 | 56 | ワイドバッハ | 7 | エルコンドルパサーメモリアル(OP) 1着(-0.3) | 3 |
2 | 1 | 牡5 | 56 | エアハリファ | 1 | アハルテケステークス(OP) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 3 | 牡6 | 58 | グレープブランデー | 11 | 日本テレビ盃(Jpn2) 5着(1.8) | 2 |
過去10年の武蔵野ステークス3着以内30頭中4頭を占めます。4~6歳馬が中心という印象のレースです。7歳以上は買い難い傾向にありそうです。
過去10年の武蔵野ステークス3着以内30頭中27頭を占めます。例年、前走重賞レースやオープン特別、リステッドレースで上位争いしていた馬が馬券圏内に好走しています。
過去10年の武蔵野ステークス3着以内30頭中17頭を占めます。夏のダート重賞やマイルチャンピオンシップ南部杯出走馬の好走が目立ちます。
予想
武蔵野ステークス2024は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走重賞好走馬や前走グリーンチャンネルカップ好走馬が候補になるでしょうか。ただ穴馬(特に5~8番人気前後)の好走が多いレースですし、今年も難解なレースになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。穴馬(5~8番人気前後)の好走が多いレースですが、人気馬を中心に選びました。スルーした馬の中では、ペリエールや3歳馬イーグルノワールが気になります。
過去好走例が多い前走グリーンチャンネルカップ好走馬。ムーア騎手と東京マイル戦の安定感に期待して本命評価にしました。
過去好走例が多い前走グリーンチャンネルカップ好走馬。下位人気ながら、後方から内の馬群をわって、まとめて交わしていました。1頭だけクラスが違うかのような勝ちっぷりでした。深く考えず対抗評価にしました。
ダート戦で連対を外していない実力馬。初のダート1600m戦は気になるところですが、3走前根岸ステークスのパフォーマンスなら一発あっても良さそうです。
人気を集めそうですが、直近2戦の重賞実績に期待して押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、7着、8着でした。本命◎タマモロックは、8着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | 牡4 | 57 | エンペラーワケア | 1 | エニフステークス(LR) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 13 | 牡4 | 57 | カズペトシーン | 5 | JRA70周年記念アニバーサリーS(3勝クラス) 1着(-0.2) | 1 |
3 | 4 | 牡4 | 57 | ペリエール | 4 | グリーンチャンネルカップ(LR) 3着(0.8) | 1 |
カスリもせず…。狙った前走グリーンチャンネルカップ連対馬は凡走でした。
優勝は、押さえのエンペラーワケア。直線進路がなくキツそうな印象だったのですが、残り200mあたりから、さらに良い脚を使って伸びていました。かなり強かったと思います。
2〜3着には、外から追い込んだ伏兵2頭(カズペトシーン、ペリエール)。前走3勝クラス勝ちのカズペトシーンは、手が出しにくい馬だったかもしれません。