日程 | 2018年11月10日(土曜) |
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開催 | 東京競馬場 11R |
距離 | ダート1600m |
格付け | G3 |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
武蔵野ステークス2018
ダート重賞、武蔵野ステークス2018です。G1チャンピオンズカップの前哨戦として行われ、1着馬に優先出走権が与えられます。ステップレースとしては好成績を残せていませんが、近年はノンコノユメ(2015年)とペルシャザール(2013年)がチャンピオンズカップ(ジャパンカップダート含む)で連対しています。
過去10年の武蔵野ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。昨年は1~5番人気馬が飛ぶ波乱決着で、178万馬券が炸裂。波乱傾向のレースといえそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 13,960円 | 367,090円 | 1,783,490円 |
2016 | 4,490円 | 19,410円 | 157,320円 |
2015 | 3,280円 | 1,720円 | 13,660円 |
2014 | 1,950円 | 32,590円 | 167,440円 |
2013 | 1,010円 | 3,390円 | 14,010円 |
2012 | 1,400円 | 4,880円 | 18,240円 |
2011 | 1,020円 | 2,050円 | 17,150円 |
2010 | 5,820円 | 55,300円 | 402,630円 |
2009 | 15,370円 | 104,610円 | 648,270円 |
2008 | 3,970円 | 1,290円 | 20,890円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 13 | 牡7 | 57 | インカンテーション | 6 | 白山大賞典(G3) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 9 | 牡3 | 55 | サンライズソア | 8 | ブラジルカップ(OP) 3着(0.4) | 1 | |
3 | 7 | 牡5 | 56 | アキトクレッセント | 15 | グリーンチャンネルカップ(OP) 4着(0.4) | 4 | |
2016重 | 1 | 11 | セ6 | 56 | タガノトネール | 8 | サマーチャンピオン(G3) 3着(0.8) | 2 |
2 | 8 | 牡3 | 56 | ゴールドドリーム | 2 | ジャパンダートダービー(G1) 3着(1.2) | 1 | |
3 | 3 | 牡4 | 56 | カフジテイク | 6 | グリーンチャンネルカップ(OP) 1着(-0.2) | 6 | |
2015稍重 | 1 | 10 | 牡3 | 58 | ノンコノユメ | 2 | ジャパンダートダービー(G1) 1着(-0.5) | 2 |
2 | 13 | セ5 | 57 | タガノトネール | 5 | マイルCS南部杯(G1) 2着(0.3) | 4 | |
3 | 5 | 牡3 | 55 | モーニン | 1 | 秋嶺ステークス(1600万) 1着(-0.4) | 1 | |
2014良 | 1 | 11 | 牡5 | 56 | ワイドバッハ | 7 | エルコンドルパサーM(OP) 1着(-0.3) | 3 |
2 | 1 | 牡5 | 56 | エアハリファ | 1 | アハルテケステークス(OP) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 3 | 牡6 | 58 | グレープブランデー | 11 | 日本テレビ盃(G2) 5着(1.8) | 2 | |
2013良 | 1 | 6 | 牡5 | 56 | ベルシャザール | 1 | ブラジルカップ(OP) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 3 | 牡6 | 57 | アドマイヤロイヤル | 3 | マイルCS南部杯(G1) 5着(1.4) | 4 | |
3 | 13 | 牡3 | 56 | ベストウォーリア | 7 | ジャパンダートダービー(G1) 5着(2.0) | 3 | |
2012良 | 1 | 4 | 牡3 | 57 | イジゲン | 1 | 秋嶺ステークス(1600万) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 14 | 牡3 | 58 | ガンジス | 4 | ペルセウスステークス(OP) 1着(-0.4) | 2 | |
3 | 11 | 牡6 | 55 | ダノンカモン | 6 | 中京記念(G3) 15着(1.9) | 8 | |
2011稍重 | 1 | 16 | 牡5 | 56 | ナムラタイタン | 4 | ペルセウスステークス(OP) 4着(0.7) | 1 |
2 | 12 | 牡5 | 56 | ダノンカモン | 1 | マイルCS南部杯(G1) 2着(0.0) | 3 | |
3 | 2 | 牡4 | 56 | アドマイヤロイヤル | 3 | 東京ゴールデンP(1600万) 1着(-0.0) | 1 | |
2010良 | 1 | 4 | 牡4 | 56 | グロリアスノア | 6 | プロキオンステークス(G3) 9着(1.6) | 3 |
2 | 15 | 牡4 | 57 | ダノンカモン | 4 | ペルセウスステークス(OP) 1着(-0.2) | 1 | |
3 | 7 | 牝5 | 56 | ブラボーデイジー | 9 | 府中牝馬ステークス(G3) 8着(0.5) | 9 | |
2009良 | 1 | 5 | 牡3 | 56 | ワンダーアキュート | 5 | シリウスステークス(G3) 1着(-0.5) | 3 |
2 | 2 | 牡6 | 56 | ダイショウジェット | 11 | 室町ステークス(OP) 9着(0.9) | 4 | |
3 | 6 | 牡7 | 56 | ワイルドワンダー | 8 | ジャパンカップダート(G1) 10着(1.0) | 10 | |
2008良 | 1 | 7 | 牡3 | 55 | キクノサリーレ | 5 | ながつきステークス(1600万) 1着(-0.2) | 4 |
2 | 13 | 牡6 | 58 | サンライズバッカス | 4 | 日本テレビ盃(G2) 3着(1.1) | 3 | |
3 | 11 | 牡3 | 56 | ユビキタス | 1 | ペルセウスステークス(OP) 2着(0.4) | 1 |
過去10年の武蔵野ステークス3着以内では3歳馬の好走例が多く、30頭中10頭を占めます。一方、7歳以上は劣勢傾向にあり、3着以内ではワイルドワンダー(2009年)とインカンテーション(2017年)の2頭のみとなっています。
過去10年の武蔵野ステークス3着以内では、2~3番人気が不振傾向にあります。二桁人気馬も3頭のみで、4~8番人気あたりの中穴の好走例が目立ちます。
過去10年の武蔵野ステークス3着以内30頭中25頭を占めます。直近5年では、前走のレースで6着以下に敗れていた馬が来ていません。
予想
波乱傾向の一戦、武蔵野ステークス2018。JBCの翌週ということもあり、抜けた実績馬は不在ですし、今年も波乱を予感させるメンバーだと思います。過去データから絞れる要素も少ないので、馬券は難関なものになりそうですね。
以下、簡単な考察と予想です。後ろ過ぎない位置で進めそうな馬を中心に狙いました。
東京ダート1600mは1000~1600万クラスを勝った舞台で、コース相性は問題なさそう。前走グリーンチャンネルカップは、直線抜け出して勝ちパターンに見えたところ、出遅れたサンライズノヴァが直線一気で交わし、2着に敗れました。サンライズノヴァが強さを見せたレースとなりました。ただ今回のダート1600m戦は、前走の1400m戦と比べると前が残りやすい傾向にあるので、前走のようなレースが出来れば、上位争い食い込みがあっても良さそうです。
まだ底を見せていないですし、先行出来そうなタイプということで狙いました。前走マリーンステークスは、後続を離して逃げた2頭の後ろで脚を溜める競馬で完勝。直線できっちり交わした相手がハイランドピーク(後にG3エルムステークス優勝)だったことを考えれば、重賞で戦う力はありそうですね。
4戦連続で上がり最速、終いの脚は確実というタイプ。近走、徹底して東京ダート1400m~1600mを使っているのは、コース相性の良さを感じます。今回も後方からの競馬になると思うので、包まれることなくスムーズに外に出すことが出来るかがカギになりそうですね。
昨年の武蔵野ステークスは、最初の1000mが例年より2秒近く遅いペースの中、楽に逃げることが出来ました。前残りがハマったという印象で、昨年のような競馬が出来るかは不透明ですね。ただ8歳馬で積極的には買い難いものの、近走の重賞での安定感を考えると押さえておいても…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、4着、6着でした。本命◎ナムラミラクルは、3着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 4 | 牡4 | 56 | サンライズノヴァ | 1 | グリーンチャンネルカップ(OP) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 3 | 牡5 | 56 | クインズサターン | 7 | シリウスステークス(G3) 9着(1.8) | 6 |
3 | 10 | 牡5 | 56 | ナムラミラクル | 2 | グリーンチャンネルカップ(OP) 2着(0.1) | 4 |
直線までじっとしていたナムラミラクルの勝ちパターンかと思いきや、サンライズノヴァの末脚が炸裂する決着でした。一緒にクインズサターン…(´・ω・`) 小点数でこのぐらいの中穴を押さえるの、本当に難しいです。重賞好走歴もあり、上がり最速の脚(今年の平安ステークス&アンタレスステークス)を上手く出していた四位騎手に戻ったこともプラスに働いたのかもしれません。4着にはユラノトも来ていただけに、少し悔しい結果でした。
優勝馬サンライズノヴァは、強さを見せての完勝。このコースは強いですね。次走は恐らくチャンピオンズカップだと思いますが、相手が一気に強くなることに加えて、200m長くなる中京コースで同じ脚が使えるのかがポイントになりそうです。