日程 | 2021年11月13日(土曜) |
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開催 | 東京競馬場11R |
距離 | ダート1600m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
武蔵野ステークス2021
ダート重賞、武蔵野ステークス2021です。チャンピオンズカップの前哨戦として行われます。ステップレースとして好成績を残せていませんが、過去ノンコノユメ(2015年)とペルシャザール(2013年)がチャンピオンズカップ(ジャパンカップダート)で連対しています。
配当
過去10年の武蔵野ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。波乱決着と3連単1~2万円程度の順当な決着の両極端に分かれています。とはいえ直近7年で5回の波乱と考えると、波乱含みのレースといって良いと思います。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2020 | 10,790円 | 37,010円 | 203,670円 |
2019 | 21,070円 | 422,390円 | 2,353,630円 |
2018 | 3,930円 | 3,960円 | 22,880円 |
2017 | 13,960円 | 367,090円 | 1,783,490円 |
2016 | 4,490円 | 19,410円 | 157,320円 |
2015 | 3,280円 | 1,720円 | 13,660円 |
2014 | 1,950円 | 32,590円 | 167,440円 |
2013 | 1,010円 | 3,390円 | 14,010円 |
2012 | 1,400円 | 4,880円 | 18,240円 |
2011 | 1,020円 | 2,050円 | 17,150円 |
では過去10年の武蔵野ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2020良 | 1 | 6 | 牡6 | 58 | サンライズノヴァ | 3 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 4着(0.4) | 1 |
2 | 12 | 牡5 | 56 | ソリストサンダー | 11 | 福島民友カップ(LR) 3着(0.5) | 3 | |
3 | 7 | 牡7 | 56 | エアスピネル | 8 | エルムステークス(G3) 7着(0.7) | 3 | |
2019良 | 1 | 7 | 牡6 | 56 | ワンダーリーデル | 9 | グリーンチャンネルカップ(LR) 3着(0.6) | 2 |
2 | 9 | 牡4 | 56 | タイムフライヤー | 8 | シリウスステークス(G3) 6着(0.6) | 1 | |
3 | 15 | 牡6 | 56 | ダノンフェイス | 13 | エニフステークス(LR) 4着(0.2) | 6 | |
2018稍重 | 1 | 4 | 牡4 | 56 | サンライズノヴァ | 1 | グリーンチャンネルカップ(OP) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 3 | 牡5 | 56 | クインズサターン | 7 | シリウスステークス(G3) 9着(1.8) | 6 | |
3 | 10 | 牡5 | 56 | ナムラミラクル | 2 | グリーンチャンネルカップ(OP) 2着(0.1) | 4 | |
2017良 | 1 | 13 | 牡7 | 57 | インカンテーション | 6 | 白山大賞典(Jpn3) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 9 | 牡3 | 55 | サンライズソア | 8 | ブラジルカップ(OP) 3着(0.4) | 1 | |
3 | 7 | 牡5 | 56 | アキトクレッセント | 15 | グリーンチャンネルカップ(OP) 4着(0.4) | 4 | |
2016重 | 1 | 11 | セ6 | 56 | タガノトネール | 8 | サマーチャンピオン(Jpn3) 3着(0.8) | 2 |
2 | 8 | 牡3 | 56 | ゴールドドリーム | 2 | ジャパンダートダービー(Jpn1) 3着(1.2) | 1 | |
3 | 3 | 牡4 | 56 | カフジテイク | 6 | グリーンチャンネルカップ(OP) 1着(-0.2) | 6 | |
2015稍重 | 1 | 10 | 牡3 | 58 | ノンコノユメ | 2 | ジャパンダートダービー(Jpn1) 1着(-0.5) | 2 |
2 | 13 | セ5 | 57 | タガノトネール | 5 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 2着(0.3) | 4 | |
3 | 5 | 牡3 | 55 | モーニン | 1 | 秋嶺ステークス(1600万) 1着(-0.4) | 1 | |
2014良 | 1 | 11 | 牡5 | 56 | ワイドバッハ | 7 | エルコンドルパサーM(OP) 1着(-0.3) | 3 |
2 | 1 | 牡5 | 56 | エアハリファ | 1 | アハルテケステークス(OP) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 3 | 牡6 | 58 | グレープブランデー | 11 | 日本テレビ盃(Jpn2) 5着(1.8) | 2 | |
2013良 | 1 | 6 | 牡5 | 56 | ベルシャザール | 1 | ブラジルカップ(OP) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 3 | 牡6 | 57 | アドマイヤロイヤル | 3 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 5着(1.4) | 4 | |
3 | 13 | 牡3 | 56 | ベストウォーリア | 7 | ジャパンダートダービー(Jpn1) 5着(2.0) | 3 | |
2012良 | 1 | 4 | 牡3 | 57 | イジゲン | 1 | 秋嶺ステークス(1600万) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 14 | 牡3 | 58 | ガンジス | 4 | ペルセウスステークス(OP) 1着(-0.4) | 2 | |
3 | 11 | 牡6 | 55 | ダノンカモン | 6 | 中京記念(G3) 15着(1.9) | 8 | |
2011稍重 | 1 | 16 | 牡5 | 56 | ナムラタイタン | 4 | ペルセウスステークス(OP) 4着(0.7) | 1 |
2 | 12 | 牡5 | 56 | ダノンカモン | 1 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 2着(0.0) | 3 | |
3 | 2 | 牡4 | 56 | アドマイヤロイヤル | 3 | 東京ゴールデンP(1600万) 1着(-0.0) | 1 |
過去10年の武蔵野ステークス3着以内30頭中2頭を占めます。4~6歳が馬券圏内の中心といっても良さそうです。
過去10年の武蔵野ステークス3着以内30頭中26頭を占めます。前走のレースで崩れていた馬は買い難い傾向にありそうです。
直近5年の武蔵野ステークス3着以内15頭中5頭を占めます。近年好走例が増加傾向にあります。
予想
武蔵野ステークス2021は、ほぼ例年並みのメンバー構成だと思います。飛び抜けた実績馬は不在ですが、前走重賞、オープン特別やリステッドレース好走馬が揃いました。ただ何が来てもおかしくないメンバーに加えて、波乱決着が多いレースなので、今年も難解なレースになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。近年、差し追い込み馬の好走が目立つので、後ろから進めそうな馬を中心に選びました。
昨年の武蔵野ステークス2着馬。近走戦ってきたメンバーを見れば、ここは上位争いを期待しても良さそうです。深く考えず本命評価にしました。
ダートのマイル戦で安定した成績を残しています。前走マイルCS南部杯は、前が止まらない馬場(コース)だったこともあり、全く向かないレースになってしまったと思います。東京マイルなら巻き返しがあっても…。
過去好走例が多いグリーンチャンネルカップ出走馬。前走は、前に行った2頭が止まらないレースで、誘い込み勢は3着争いまでというレースでした。度外視しても良いと思います。3走前ユニコーンステークスの勝ちっぷりが良かったので、人気を落とすようなら押さえておいても良いかもしれません。
過去好走例が多いグリーンチャンネルカップ出走馬。この舞台(東京ダート1600m)は安定した成績を残しています。後方から進めて展開がハマれば…というレースになると思うので、前残りになると惜しくもない着順にはなりそうです。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、7着、11着でした。本命◎ソリストサンダーは、1着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 16 | 牡6 | 56 | ソリストサンダー | 3 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 3着(0.4) | 2 |
2 | 14 | 牡8 | 56 | エアスピネル | 2 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 6着(0.6) | 3 |
3 | 11 | 牡5 | 56 | オメガレインボー | 6 | エルムステークス(G3) 2着(0.1) | 7 |
歯痒いレースでした。先行勢を見る位置で進めた本命ソリストサンダーが早めに抜け出し快勝。2着には対抗エアスピネルでした。前が垂れる流れだったこともあり、この2頭の脚が活きたようなレースだったと思います。
押さえていたスマッシャーは直線失速して11着。もう一頭押さえていたワンダーリーデルは、直線内を突いて前が詰まってしまい、そこから外に出しての追い込みでした。その後も良い脚は使っていたので、スムーズなら3着争いに加わっていたんじゃないかと思ってしまいます。