中山大障害2021過去データと予想

中山大障害2021

伝統の障害G1レース、中山大障害2021です。長く障害G1レースで活躍してきたアップトゥデイトが2018年に引退、障害王者のオジュウチョウサンも今年10歳馬となり、障害G1戦線は混戦模様という印象を受けます。さらに今年は、中山グランドジャンプと昨年の中山大障害の優勝馬メイショウダッサイが不在ですし、大混戦と言っていいと思います。

配当

過去10年の中山大障害の配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回あります。大きな波乱は少ない傾向にありそうですが、馬連や3連複の好配当が続いています。2016～2017年は、圧倒的一番人気の支持を集めたオジュウチョウサンが優勝したこともあって、数百円の払い戻しが続きました。例外的な2年といえるかもしれません。

では過去10年の中山大障害で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の中山大障害3着以内30頭中8頭を占めます。そのうち6頭がイルミネーションジャンプステークスで連対していました。

過去10年の中山大障害3着以内30頭中15頭を占めます。そのうち14頭が前走3着以内に好走していました。近年は、前走東京ハイジャンプや阪神ジャンプステークス出走馬の好走が目立ちます。

過去10年の中山大障害3着以内では、好走が目立ちます。

予想

以下、簡単な考察と予想です。

昨年の中山大障害3着馬。過去の傾向からリピーターに期待して本命評価にしました。昨年の中山大障害と今年の中山グランドジャンプ1～2着のメイショウダッサイとケンホファヴァルトが不在というメンバー構成なら、勝ち負けがあっても良さそうです。

過去好走例が多い前走東京ハイジャンプ連対馬。直近2戦の重賞を人気薄で勝ってるだけに取捨が難しいところでしょうか。ただタガノエスプレッソ同様、直近1年の障害G1連対馬が不在というメンバーなら浮上してきても良さそうです。好ローテに期待して対抗評価にしました。

オジュウチョウサンを押さえて人気3頭の決着になるのもつまらないので、過去穴をあける傾向にある前走イルミネーションジャンプS好走馬2頭を押さえました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、3着、4着、7着、8着でした。本命◎タガノエスプレッソは、7着でした。

波乱決着（3連単163,900円）で、カスリもせず…。

印を付けた人気馬は、見せ場なく4着と7着でした。押さえていたアサクサゲンキを除くと、本命タガノエスプレッソや対抗ラヴアンドポップは、ポジションも後ろで動き出しも遅く、先行勢や早めに動いて行った馬には届きようもない感じでした。オープン未勝利のブラゾンダムールや重賞初出走のレオビヨンドに離されるとは…。障害レースはよく分かりません。