中山牝馬ステークス2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

中山牝馬ステークス2023過去データと予想

日程 2023年3月11日(土曜)
開催 中山競馬場11R
距離 芝1800m
格付け G3
条件 4歳以上牝馬
斤量 ハンデ
出走数 14頭
天気 曇時々晴(ヤフー天気)
クッション値 9.8(3月11日)

中山牝馬ステークス2023

牝馬限定のハンデ戦、中山牝馬ステークス2023です。G1レースに向けた出世レースの印象はないものの、例年、牝馬限定重賞で活躍する実力馬が集まるレースです。過去、波乱決着が続いており、今年も波乱を想定した方が良いかもしれません。

中山競馬場の芝1800mコース

中山競馬場の芝1800mコース

配当

過去10年の中山牝馬ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回(2015年、2019年~2022年)あります。3連複万馬券も多く、波乱傾向のレースといって良いと思います。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 106,850円 145,880円 1,737,720円
2021 6,440円 19,250円 147,950円
2020 48,730円 36,620円 357,990円
2019 3,920円 30,730円 163,380円
2018 1,940円 11,120円 50,360円
2017 2,240円 6,300円 41,260円
2016 920円 38,270円 171,860円
2015 1,410円 4,410円 20,190円
2014 800円 12,480円 33,610円25,540円
2013 4,030円 6,500円 47,930円

では過去10年の中山牝馬ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

中山牝馬ステークス2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齡 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2022 1 16 牝5 53 クリノプレミアム 15 京都牝馬ステークス(G3) 16着(2.5) 9
2 14 牝5 56 アブレイズ 12 府中牝馬ステークス(G2) 13着(0.8) 11
3 3 牝5 55 ミスニューヨーク 1 ターコイズステークス(G3) 1着(-0.2) 4
2021不良 1 13 牝5 55 ランブリングアレー 7 愛知杯(G3) 2着(0.0) 6
2 11 牝5 52 ロザムール 5 中山金杯(G3) 4着(0.5) 14
3 7 牝5 55 フェアリーポルカ 6 小倉大賞典(G3) 8着(0.5) 2
2020不良 1 3 牝4 52 フェアリーポルカ 3 愛知杯(G3) 4着(0.2) 6
2 15 牝5 50 リュヌルージュ 14 稲荷特別(2勝クラス) 1着(-0.0) 5
3 9 牝4 53 エスポワール 1 ターコイズステークス(G3) 2着(0.3) 2
2019 1 7 牝6 54 フロンテアクイーン 5 ターコイズステークス(G3) 4着(0.2) 4
2 9 牝4 53 ウラヌスチャーム 3 愛知杯(G3) 4着(0.2) 3
3 4 牝6 51 アッフィラート 11 初富士ステークス(1600万) 2着(0.2) 5
2018稍重 1 14 牝4 53 カワキタエンカ 6 洛陽ステークス(OP) 10着(1.1) 2
2 6 牝5 54 フロンテアクイーン 2 ターコイズステークス(G3) 2着(0.0) 3
3 10 牝5 52 レイホーロマンス 9 愛知杯(G3) 2着(0.1) 11
2017 1 4 牝5 53 トーセンビクトリー 5 アンドロメダステークス(OP) 8着(0.4) 1
2 13 牝6 56 マジックタイム 1 ターコイズステークス(G) 1着(-0.2) 1
3 1 牝5 52 クインズミラーグロ 7 愛知杯(G3) 3着(0.4) 6
2016 1 16 牝5 54 シュンドルボン 4 愛知杯(G3) 8着(0.6) 1
2 15 牝4 56 ルージュバック 1 有馬記念(G1) 10着(0.5) 6
3 6 牝7 55 メイショウスザンナ 15 愛知杯(G3) 12着(1.1) 18
2015 1 3 牝4 54 バウンスシャッセ 3 愛知杯(G3) 8着(0.6) 6
2 8 牝6 54 アイスフォーリス 4 中山金杯(G3) 5着(0.6) 11
3 15 牝7 53 パワースポット 5 京都牝馬ステークス(G3) 3着(0.1) 8
2014 1 6 牝5 53 フーラブライド 1 日経新春杯(G2) 3着(0.2) 4
2 13 牝5 53 ケイアイエレガント 10 節分ステークス(1600万) 1着(-0.5) 10
2 14 牝5 52 キャトルフィーユ 4 愛知杯(G3) 2着(0.1) 14
2013 1 11 牝5 56 マイネイサベル 6 エリザベス女王杯(G1) 7着(0.6) 10
2 8 牝6 54 スマートシルエット 2 東京新聞杯(G3) 6着(0.7) 10
3 16 牝5 56 オールザットジャズ 1 日経新春杯(G2) 12着(1.0) 7
斤量

過去10年の中山牝馬ステークス3着以内の馬を斤量別に分けると、以下の表のようになります。斤量56kgと斤量52~54kgの好走例が目立ちます。

中山牝馬ステークス3着以内好走馬の斤量別頭数
56kg 7頭 55kg 2頭 54kg 6頭
53kg 8頭 52kg 5頭 51kg 1頭
50kg 1頭
前走愛知杯

過去10年の中山牝馬ステークス3着以内30頭中9頭を占めます。2014年~2021年に8年連続で馬券圏内に好走しています。

前走4着以下

過去10年の中山牝馬ステークス3着以内30頭中17頭を占めます。前走重賞レースに出走し、優勝馬から0.6秒前後ぐらいの着差で負けていた馬の好走が目立ちます。

予想

中山牝馬ステークス2023は、ほぼ例年並みのメンバーが集まりました。データ傾向からは、前走愛知杯出走馬が馬券候補になるでしょうか。波乱が続いているレースですが、今年は例年よりも候補が絞られそうなメンバー構成にも見えます。

以下、簡単な考察と予想です。順当ならアートハウスという印象を受けますが、波乱が続いているレースなのでスルーしました。

◎5サトノセシル

過去好走例が多い前走愛知杯出走馬。斤量を考慮して、アートハウスではなくサトノセシルを狙いました。ムラがあるタイプですが、近走の相手考えれば、ここも相手なりの好走があっても良いかもしれません。

○8スルーセブンシーズ

中山コースで崩れていない点に期待して対抗評価にしました。

△7エイシンチラー

近走、骨っぽいメンバー相手に崩れていない点に期待して押えました。過去好走例が多い斤量53kgですし、近走ぐらい走れば上位食い込みがあっても…。

△10ラルナブリラーレ

人気のアートハウスと迷って、穴馬のラルナブリラーレを押さえました。過去の中山牝馬ステークスでは、追い込み馬の活躍が見られます。堅実な末脚に期待して…。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、11着、13着でした。本命◎サトノセシルは、3着でした。

中山牝馬ステークス2023結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 8 牝5 54 スルーセブンシーズ 2 初富士ステークス(3勝クラス) 1着(-0.2) 2
2 12 牝4 52 ストーリア 6 初音ステークス(3勝クラス) 10着(0.5) 2
3 5 牝7 55 サトノセシル 5 愛知杯(G3) 5着(0.9) 6

大波乱ではありませんでしたが、上位人気の一角が圏外の小波乱でした。データ傾向からは、2着ストーリアは手が出せない馬だったと思います。

対抗スルーセブンシーズの完勝。2着以下よりも一枚上の強さという印象でした。中山コースの相性の良さもあったかもしれません。3着には本命サトノセシル。最後の最後まで脚を伸ばしていました。押さえ2頭エイシンチラーとラルナブリラーレは、見せ場なく11着と13着でした。

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