日程 | 2017年2月26日(日曜日) |
---|---|
開催 | 中山競馬場 11R |
距離 | 芝1800m |
格付け | GⅡ |
条件 | サラ系4歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 11頭 |
天気 | 曇り参考 中山競馬場 – ヤフー天気 |
「中山記念2017」です。近年の優勝馬を見ると、ドゥラメンテ(2016年)、ヌーヴォレコルト(2015年)、ジャスタウェイ(2014年)、ヴィクトワールピサ(2011年)など、G1で活躍した馬が多いです。今年は、G1に昇格した大阪杯2017に合わせて出走するメンバーが多くなると思うので、レベルの高い一戦になりそうです。
過去10年の中山記念の配当を見ると、不良馬場で行われた2010年を除くと、大波乱の決着はありません。特に近年は、強い有力馬が出走することが多いので、硬めの決着が続いています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|
2016 | 800円 | 920円 | 3,780円 |
2015 | 880円 | 1,860円 | 7,520円 |
2014 | 2,730円 | 7,160円 | 38,020円 |
2013 | 1,360円 | 6,560円 | 28,270円 |
2012 | 6,170円 | 12,360円 | 93,090円 |
2011 | 600円 | 1,520円 | 4,210円 |
2010 | 18,080円 | 66,160円 | 534,940円 |
2009 | 1,600円 | 2,110円 | 13,200円 |
2008 | 4,310円 | 3,860円 | 26,150円 |
2007 | 3,020円 | 7,260円 | 55,110円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2016良 | 1 | 9 | 牡4 | 57 | ドゥラメンテ | 1 | 日本ダービー(G1) 1着(-0.3) |
2 | 10 | 牡4 | 55 | アンビシャス | 4 | 天皇賞秋(G1) 5着(0.2) | |
3 | 2 | 牡4 | 55 | リアルスティール | 2 | 菊花賞(G1) 2着(0.0) | |
2015稍重 | 1 | 4 | 牝4 | 54 | ヌーヴォレコルト | 3 | エリザベス女王杯(G1) 2着(0.0) |
2 | 7 | 牡5 | 57 | ロゴタイプ | 2 | 根岸ステークス(G3) 8着(0.5) | |
3 | 11 | 牡4 | 55 | ステファノス | 4 | 富士ステークス(G3) 1着(-0.0) | |
2014稍重 | 1 | 4 | 牡5 | 58 | ジャスタウェイ | 2 | 天皇賞秋(G1) 1着(-0.7) |
2 | 9 | 牡5 | 56 | アルキメデス | 4 | 朝日チャレンジカップ(G3) 1着(-0.2) | |
3 | 5 | 牡4 | 58 | ロゴタイプ | 3 | 札幌記念(G2) 5着(2.1) | |
2013良 | 1 | 15 | 牡5 | 57 | ナカヤマナイト | 2 | 有馬記念(G1) 7着(1.1) |
2 | 10 | 牡6 | 56 | ダイワファルコン | 3 | 有馬記念(G1) 10着(1.6) | |
3 | 9 | 牡8 | 57 | シルポート | 8 | 阪神カップ(G2) 14着(0.8) | |
2012重 | 1 | 3 | 牡5 | 56 | フェデラリスト | 3 | 中山金杯(G3) 1着(-0.0) |
2 | 1 | 牡7 | 57 | シルポート | 7 | 京都金杯(G3) 16着(3.0) | |
3 | 2 | 牡4 | 57 | リアルインパクト | 4 | 阪神カップ(G2) 10着(0.9) | |
2011良 | 1 | 9 | 牡4 | 58 | ヴィクトワールピサ | 1 | 有馬記念(G1) 1着(-0.0) |
2 | 3 | 牡6 | 58 | キャプテントゥーレ | 4 | 天皇賞秋(G1) 13着(1.9) | |
3 | 4 | 牡5 | 58 | リーチザクラウン | 3 | 京都金杯(G3) 4着(0.4) | |
2010不良 | 1 | 3 | 牡6 | 57 | トーセンクラウン | 13 | 白富士ステークス(OP) 8着(0.5) |
2 | 5 | 牡6 | 57 | テイエムアンコール | 12 | 小倉大賞典(G3) 7着(0.8) | |
3 | 10 | 牡6 | 57 | ショウワモダン | 5 | 根岸ステークス(G3) 16着(2.4) | |
2009稍重 | 1 | 2 | 牡8 | 58 | カンパニー | 1 | マイルチャンピオンシップ(G1) 4着(0.3) |
2 | 5 | 牡5 | 57 | ドリームジャーニー | 4 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 8着(1.3) | |
3 | 6 | 牡7 | 57 | アドマイヤフジ | 2 | 中山金杯(G3) 1着(-0.0) | |
2008良 | 1 | 7 | 牡7 | 57 | カンパニー | 2 | 東京新聞杯(G3) 4着(0.2) |
2 | 16 | 牡6 | 58 | エイシンドーバー | 7 | 京都金杯(G3) 7着(0.6) | |
3 | 5 | 牡7 | 58 | エアシェイディ | 1 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 1着(-0.2) | |
2007良 | 1 | 2 | 牡8 | 58 | ローエングリン | 6 | 鳴尾記念(G3) 4着(0.7) |
2 | 9 | 牡6 | 58 | エアシェイディ | 3 | 東京新聞杯(G3) 2着(0.1) | |
3 | 12 | 牡5 | 57 | ダンスインザモア | 5 | ニューイヤーステークス(OP) 1着(-0.3) |
以前は7歳以上の高齢馬が活躍していましたが、近年の中山記念は、4~5歳馬が馬券圏内の中心です。直近3年連続で4~5歳馬だけで決着しています。
過去10年の中山記念3着以内30頭中28頭を占めます。そのうち前走G1だった馬は10頭を占めます。
馬券予想
過去10年の傾向から「4~5歳馬」「前走重賞(特にG1)」に注目です。
中山記念2017は、ハイレベルなメンバーが揃いました。注目は、リアルスティールやアンビシャスだと思いますが、3着以内のチャンスがありそうな馬がとても多いです。中山コースの実績馬やリピーターの活躍もあるレースなので、2015年の優勝馬ヌーヴォレコルトも注目ですね。
以下、簡単な考察と予想です。時間的な都合で、買い目を中心に取り上げます(;´д`)
前走ジャパンカップ2016 5着。昨年の中山記念2016は、アンビシャスに差され3着になりましたが、ドバイターフへの叩きの一戦だったと考えれば、悲観するような3着ではないと思います。ドバイターフ2016優勝、天皇賞秋2016 2着、ジャパンカップ2016 5着と高いレベルで安定してるので、今回のメンバー相手なら、勝ち負けを期待したいですね。
前走天皇賞秋2016 4着。昨年の中山記念2016はリアルスティールを交わしての2着に好走しました。その後、大阪杯2016優勝、毎日王冠2016 2着、天皇賞秋2016 4着と重賞で好走してきていますが、戦ってきたレースはリアルスティールよりやや下かな…という印象です。ただ大阪杯では、キタサンブラックを抑えての優勝なので、能力はG1クラスと言っても良いと思います。
今回は、斤量がリアルスティールより1kg軽いので、リアルスティールを抑えての優勝も十分にありえそうです。
前走香港ヴァーズ2016 4着。勝ち切れないレースが続いていましたが、2走前にアメリカのハンデ重賞レッドカーペットハンデキャップ2016を優勝。その後の香港ヴァーズ2016でも好走しました。
香港ヴァーズ2016優勝のサトノクラウンは京都記念2017優勝、5着スマートレイアーは京都記念2017で2着に好走しました。京都記念2017は渋ったタフな馬場だったこともありますが、2頭揃って国内重賞で勝ち負けするぐらいですから、ヌーヴォレコルトの能力も確かでしょう。
一昨年の中山記念2015を優勝している相性の良さもありますし、中穴評価なら押さえておきたいですね。
実績馬の⑧ツクバアズマオーや①ネオリアリズム、⑨ロゴタイプと迷いましたが、人気薄になりそうなヴィブロスを押さえました。小柄な馬格は気になるところですが、前走秋華賞2016優勝馬が中穴なら押さえても良さそうですね。
血統的には、全姉ヴィルシーナ、兄シュヴァルグランという血統で、このクラスの牡馬相手に好走しても全く不思議ではないと思います。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、4着、5着、7着、8着でした。
本命◎リアルスティールは8着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 馬名 | 人気 | 前走 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 牡6 | ネオリアリズム | 3 | 香港マイル(G1) 9着 |
2 | 5 | 牡6 | サクラアンプルール | 8 | 白富士ステークス(OP) 2着(0.0) |
3 | 9 | 牡7 | ロゴタイプ | 7 | 香港マイル(G1) 5着 |
晩に録画を見たんですが、何がどうなったんや…(´・ω・`)
内心、中山記念2017は的中かニヤピンかな…と思ってたんですが、荒れまくってますね。もちろん上位3頭も実績馬なんですが、ここでリアルスティールやアンビシャスが馬券圏外というのは白けてしまいます。最初の1000mが61.4秒で、緩い流れだったことも波乱の原因でしょうか。
アンビシャスが大阪杯2017、リアルスティールとヴィブロスがドバイターフ2017を予定してるとのことで、露骨な叩きの一戦という感じがしました。叩きでも能力の違いで馬券圏内に入って欲しかったところです…。