中山金杯2021過去データと予想

中山金杯2021

明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

新年最初の重賞、中山金杯2021です。同日に京都金杯も行われます。一年の計は金杯にありというので、的中して新しい年をスタートしたいところです…。

配当

過去10年の中山金杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えが2回あります。長く大きな波乱が無かったものの、直近2年連続で波乱決着となっています。

では過去10年の中山金杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の中山金杯3着以内30頭中27頭を占めます。前走1600万クラス（現3勝クラス）の3頭は、ともに馬体重500kgを超える大型馬でした。

• 2019年3着タニノフランケル（528kg）
• 2018年3着ストレンジクォーク（504kg）
• 2012年1着フェデラリスト（532kg）

過去10年の中山金杯3着以内30頭中21頭を占めます。チャレンジカップ（鳴尾記念）組、中日新聞杯（金鯱賞）組、福島記念組などの好走例が目立ちます。

過去10年の中山金杯3着以内30頭中1頭を占めます。外枠が極端な劣勢傾向にあります。1～6枠が馬券候補と言えそうです。特に1～4枠は、3着以内30頭中20頭と好走例が目立ちます。

予想

中山金杯2021は、例年以上に難解なレースになりそうです。殆ど全頭が馬券候補というメンバー故に、何を買って良いのかさえ分からないレースになると思います。過去好走例が多い1～6枠、特に1～4枠あたりの前走オープンクラス好走馬が狙い目になるでしょうか。今の中山馬場を考えると、タフな馬場を苦にしない馬の方が良いかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。内枠の先行馬を中心に狙いました。

前走3勝クラス優勝。過去3着以内に好走した前走1600万クラス優勝馬3頭の中では、フェデラリストとストレンジクォークに中山2000m戦の好走歴がありました。中山コース実績を考えると、ヒシイグアスも上位争いに加わっても良さそうです。休養明けで完勝した前走の勝ちっぷりにも期待して本命評価にしました。

内枠の前走12月の重賞レース好走馬。データ傾向から無くはないところでしょうか。初中山になりますが、前走ぐらい走れば馬券圏内があっても…ということで対抗評価にしました。

前走3勝クラス優勝。4勝中3勝が福島コースということもあり、コース適性という意味では疑問が残ります。ただ斤量53kgと内枠は良いと思うので、スムーズに先行出来れば上位争いがあって良いかもしれません。

ムラがあり、いつも取捨が難しい馬です。石川ジョッキーが騎乗した3戦が先行して好走しているので、今回も内枠から先行するレースになるでしょうか。直近3走ぐらい走れば、馬券圏内があっても…。

対抗評価で狙った2走前福島記念5着。休養明けの影響もあったかもしれません。2着に好走した昨年と比べると勢いは無いものの、直近2走で大きく崩れているわけではありません。昨年と同ローテでここを使ってきた感じはあるので、期待していたのですが、まさかの外枠…。馬券的にはスルーしました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、6着、13着でした。本命◎ヒシイグアスは、1着でした。

歯がゆい決着でした。本命と押さえのヒシイグアスとココロノトウダイが突っ込んで来る中、押さえていたテリトーリアルもじわじわと伸びていたので、ゴール前は的中を期待してしまいました。

3着には、外枠故に無印にしたウインイクシード。上手く先行してロスなく良い位置を取ったという印象の好騎乗でした。気になっていた馬ですが、万馬券が出てるだけに惜しいことをしました…。

対抗ショウナンバルディ。先行する想定で押さえていたものの、前に行けず馬群の中で進める展開…。最後は、外に出しての追い込みで、全く合わないレースになってしまったと思います。